BBQコンロを手作りする方法!割安な作り方と本格的な物まで

アウトドアを楽しむ上で外せないのがBBQです。外で食べる美味しいお肉は格別ですよね。
アウトドア用のコンロはいろいろなタイプがありますが、家の庭にDIYで手作りをして楽しむと、お肉もより美味しく感じるかもしれません。
そこで、手作りで作れるBBQコンロをご紹介します。手作りコンロにもさまざまな作り方があるので、作りやすいタイプを見つけてチャレンジしてみてはいかがですか?

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100均の道具で手作りできるBBQコンロの作り方

アウトドアの楽しみの1つはBBQですよね。
外で肉や野菜、魚介類などを焼いて食べるのは格別です。

BBQを楽しむ時に、必ず必要になるのはコンロです。
お店に行くといろいろなブランドのコンロが売られていますが、DIYすることも出来ますよ。

はじめてコンロをDIYするなら、手軽な100均商品でチャレンジしてみるのがおすすめです。
1~2人用の可愛いコンロが作れます。

手作りコンロの材料

  • ステンレストレー 1枚
  • 水切り用ステンレストレー 4枚
  • グリル用の焼き網 2枚
  • キーホルダー用の2重リング 2個
  • ステンレス焼き串 2本

作り方

  1. 水切り用ステンレストレー2枚をキーホルダーリングを使って連結します。
  2. V字に固定して底板として使うので、直接炭が当たらないように、グリル用の焼き網を入れます。
  3. 連結したステンレストレーがV字になるように、両サイドに水切りトレーを置き、側面側の隅に穴を空けてステンレスの焼串を通して固定します。
  4. 焼串が抜けないように、片側を曲げるか、フックなどで固定します。
  5. ステンレストレーはV字のしたにセット出来るように、両サイドにビスを取り付けて、側面の水切りトレーの穴に引っかかるようにします。

水切りステンレストレーのサイズで大きさを変えることが出来ますよ。

簡単にできるBBQコンロを一斗缶で手作り

BBQコンロを簡単にDIYしたいなら一斗缶を使うのもおすすめです。

簡単、縦型コンロの作り方

私が小さな頃は、アウトドアはまだまだ下火でBBQコンロあまり売っていなかったので、父は良くこの方法でコンロを作っていました。

穴を空けるために、釘や金槌、ペンチなどを用意してくださいね。また、炭を乗せるための網と、それを支えるためにビスを使います。

  1. 一斗缶の側面に釘を使って穴を空けます。
  2. ペンチなどで穴を広げておきます。
  3. 底から十数センチの場所にビスを使って、炭をおく網を設置します。
  4. 最後に焼き網をのせて完成です。

とても簡単にできますよ。

一斗缶なので繰り返しの利用にはあまり向きませんが、数回楽しむ分には簡単ですからおすすめです。
炭をのせる網は出来るだけ丈夫なものがおすすめです。

耐火レンガで手作りするBBQコンロは大人数でも大丈夫

自宅の敷地内にBBQコンロを作るなら、耐火レンガがおすすめです。
一度設置してしまえば、いつでもBBQを楽しむことができますよ。

耐火レンガは味わいのある色合いが魅力ですよね。
耐火レンガで作るコンロは、見た目もよいので、キャンプなどの出先でも使いたいと考えるかもしれません。

セメントなどで固定しなければ、キャンプなどの出先で組み上げて、帰るときに取り壊して持ち替えることもできます。
しかし、荷物や重さを考えるとあまりおすすめはしません。

耐火レンガで作るコンロは自宅でのBBQ用として、庭に設置する方の方が多いです。

耐火レンガはホームセンターで購入することが出来ます。作りたいコンロの大きさに合わせて、数を用意してくださいね。
庭にしっかりと設置する場合には60個程度が必要になると思います。
大人数で楽しむためのコンロなら、横長がコンロがおすすめです。

コンロはの上部には、焼き網をのせることになりますから、この網のサイズによって必然的にコンロの幅も決まってきます。

耐火レンガはかなり重いので、購入する時には手伝ってもらえる人を集めるのがおすすめです。

丈夫なドラム缶を使ったBBQコンロの作り方

BBQコンロはドラム缶でも自作できます。
グラインダーを使ったり、溶接することで本格的なコンロを作成することが出来ます。

コンロはドラム缶、角パイプ、鉄板、網があればできる

ドラム缶を縦に半分にしますから、斜めにならないように下書きをしましょう。
下書きのラインにそってグラインダーで半分にカットします。

角パイプはコンロの足となります。
側面からみてH字になるように角パイプをカットして溶接します。
幅はドラム缶が間に入る様に調節します。
同じサイズでもうひとつH字型に溶接します。
ドラム缶の高さと同じ長さの角パイプを挟む様に、両サイドにH字型の足を溶接して完成した足の上にドラム缶をセットします。

ドラム缶の中に、炭を置くための網をはめ込みます。

このまま丈夫に焼き網を載せて使うことも出来ますが、数cm幅の鉄板がドラム缶の縁をぐるりと一周するように四角い枠を作ると網をのせやすくなります。
また、四角い枠に使う焼き網のサイズに合わせて、縦に2本位鉄板を渡すと、焼き網のたわみを軽減することができます。

大きなサイズのコンロなので、大人数でのBBQに向いています。

U字溝を使ったBBQコンロは子供にも取りやすい高さ

最後にご紹介するのはU字溝を使ったコンロの作り方です。

一般的なコンロは小さな子供の目線くらいの高さのものが多いですよね。
子供と一緒に楽しむなら、高さの低いコンロを簡単に作れるU字溝コンロがおすすめです。

U字溝にはいくつかのサイズがありますが、U字溝の溝幅と深さはだいたい同じです。
そのため、もう少し高さが欲しいという場合には、ブロックなどを下に置いて高さを出すと良いでしょう。
U字溝もブロックもホームセンターで購入できます。

作り方は、U字溝の底に要らなくなった焼き網を丸めて敷きつめます。
その上に炭をのせるので、使わなくなったもので充分ですよ。
最後に焼き網をのせたら完成です。

U字溝を横一列に並べると、とても長いコンロが簡単に作れるので、人数が多い場合にもおすすめですよ。

焼き網はこのままでは動いてしまうので、固定するにはS字フックが便利です。
なめらかな曲線のS字ではなく、角々としたS字のものを用意して、U字溝の側面に焼き網を固定するように引っ掛けましょう。

自作コンロで楽しいBBQにしましょう

BBQコンロはいろいろな材料で作ることが出来ますが、材料によっては耐久性があまりないものもあります。

例えば新しく購入したU字溝の場合には、すぐ破損する危険は低いと思われますが、一斗缶の場合には数回の使用が限度でしょう。
自作すると愛着がわいて捨てるのが惜しくなるかもしれませんが、破損状態で使用するのは危険ですからやめましょう。

せっかく手間暇かけて自作したコンロですから、楽しいBBQにしたいですよね。

楽しいBBQは火傷にも注意が必要

火を使って行うBBQは、必ず火傷の危険が付きまといます。

私の兄弟が幼稚園くらいの時、一斗缶コンロに触り大やけどを負いました。
BBQを始めようと火を起こし終わって、一息ついて目を離したほんの僅かな時間に、突然両手で一斗缶に触ったのです。
すぐに冷やして病院にいったので無事に元通りに戻りましたが、治すまでにかなりの日数を要しました。
当たり前ですが、その日のBBQはもちろん中止です。
今では笑い話ですが、楽しいはずのBBQから突然不安な一日となったのをとてもよく覚えています。

そんな一日にならないためにも、安全に配慮して楽しいBBQにしてくださいね。