スーツケースは遠方の旅行に欠かせないアイテムの一つです。しかし、使っているうちにキャスターの部分が壊れて、大変な思いをしたという方も多いと思います。
キャスターの修理はお店に頼むものと思っている方も多いと思いますが、自分で直す方法もあります。
そこで、スーツケースのキャスターを自分で直す場合の修理方法をご紹介します。
必要な部品や工具などを揃えて、新品のキャスターに交換してみましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
【高校生の卒業旅行】カップルは日帰り旅行を楽しむようにしよう
高校生にとって卒業旅行は楽しみで仕方ないという人が多いでしょう。中でもカップルにとっては、ゆっくり二...
高校の卒業旅行に行かない理由と行きたくないときの上手な断り方
高校の卒業旅行に行かないと断るのには勇気がいります。しかし、友達から旅行に誘われたけど、実際あまり乗...
スポンサーリンク
スーツケースのキャスターの部品が劣化する原因
パンパンに荷物が入ったスーツケースを転がしている時にキャスターの調子が悪くなるととても大変です。
スーツケースのキャスターの一つがどうも上手く稼動しないと思ったらゴムがかなり減っていることも
スーツケースのキャスターは地味な部品ですが大変重要な役割を担っているのです。
スーツケースを運ぶ時に「今4つのキャスターの向きがどちらの方向を向いているのか」をいちいち考えて動かす人は少ないと思います。
最近は国内旅行など短期間の旅行や機内持ち込み用としてハンドルを伸ばして斜めにして引っ張るキャリーケースをよくみかけます。このタイプのキャスターは斜めにした時に下になるキャスターの磨耗が激しくなります。
更にスーツケースやキャリーケースのキャスターは小さいので移動距離の割りに回転数が多くなります。
スーツケースのキャスターを自分で修理する場合の部品と道具
スーツケースのキャスターの修理代の目安
スーツケースのキャスターの修理を修理屋さんに依頼すると、状態やキャスターの種類にもよるのですが3000円から6千円程度かかります。
しかし、自分で修理すると部品代だけで修理できます。修理後の見栄えなどにこだわらない場合には自分で修理をしてみるのも良いでしょう。
まずは必要な部品を揃えます。
あと、古いキャスターの付いている軸を切るための小さなのこぎりが必要です。
自宅に無い場合にはこれも購入しましょう。
材料は全てホームセンターで購入かのうです。
新しい部品を使ったスーツケースのキャスター交換の手順
スーツケースのキャスター交換の手順
- まずは古いキャスターを取り外します。キャスターが通されている軸の金具をのこぎりで切り、キャスターを外します。
- 次に新しいキャスターを六角ナットに通して取り付けます。ワッシャーはボルトがしっかりと固定できるようにキャスターのカバー部分の外側に一枚ずつ入れて六角ナットを締めます。六角ナットは2個重ね付けしておくとより頑丈に取り付けることができます。とにかく重たい荷物を支える事になるので、見掛けよりも強度重視に仕上げました。
スーツケースのキャスターの修理方法
もっと簡単に直してしまいたいという場合には、擦り減ったキャスターのゴムの部分だけを交換することをお勧めします。
キャスターのゴム部分だけ直す方法
じつは、ホームセンターでキャスターなどを探している時に、板状のゴムを見つけました。これを切ってキャスターに巻き付けるだけでも擦り減ったゴムを補うことができます。
使用するゴム板は2mm程度の厚みのものが良いでしょう。
まずはゴム板が貼り付けられるように、キャスターの擦り減ったゴムの部分をヤスリで削って平らにします。ゴム板をキャスターの幅に合わせてぐるっと一周する長さに切ります。ゴムを接着できる接着剤を古いキャスターに薄く塗り、ゴム板をずれないように慎重に貼り付けます。養生テープを巻いておき、接着剤が完全に乾いたら外します。