嫁が浮気をしている事実。
ショックや怒り、悲しみに笑い。いろいろな感情が湧いて出てくるでしょう。
傷つけられたのだから、懲らしめてやりたいという気持ちが湧いてくるのも、無理がありません。
そんな時、妻やその浮気相手の男性に慰謝料を請求することってできるのでしょうか?
離婚してもしなくても、慰謝料は請求することができます。
離婚と慰謝料は、別のこととして考えましょう。
ですが、場合によっては慰謝料が認められないこともあります。
嫁が浮気した時の慰謝料問題について御覧ください!
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嫁が浮気!慰謝料を請求して離婚する前に、どうして浮気されたのかを考えて
嫁に浮気されると頭が真っ白、あるいは怒り噴湯など様々な感情は察します。
カッとなり嫁を攻め立てがちになってしまうと思いますが、まずは冷静になりましょう。どうして嫁に浮気されたのか、自分自身の今までの行動について見つめ直す必要でもあります。
- 夫に悪い部分は特にないけれど嫁の魔がさしてしまった
- 日頃から夫の不満がありその腹いせに浮気をしてしまった
- 相手側からの一方的な行為で浮気をしてしまった
- 嫁と浮気相手の間に恋愛感情があるのか
様々な理由があると思いますが、この状況に慰謝料の額も異なりますし、場合によっては慰謝料をとれないこともあります。
今後の話し合いや慰謝料についても含め、カッとなっている気持ちを落ち着かせ話し合いに挑みましょう。
もし、あなたにも非があるなら嫁が浮気に走ってしまったとはいえ嫁ばかり責めることはできませんね。
嫁の浮気が原因で離婚。慰謝料の相場ってどのくらい?
嫁に浮気をされて、嫁とその相手から慰謝料を請求することはできますが、その相場はその状況に応じて大きく異なりますので、金額は決まっておりません。
過去の例として…。
- 浮気されたけど離婚はしていない→50~100万ほど
- 浮気されて別居につながった→100~200万
- 浮気されて離婚した→200~300万
大きく分けて相場はこのような感じですが状況に応じて異なります。
夫の損害が大きければ大きいほど金額も上がっていきます。
これらはあくまでも裁判を起こしての金額になりますので、話し合いだけの場合はまた異なります。
解決の期間や夫の精神的な損害など考えられ金額が決められます。
有名な芸能人同士の離婚の場合、多額の慰謝料が支払われるなどニュースで流れますが、それは財産分与を含めた額を言っていますので、実際にはそんなに多いことはありません。
嫁の浮気相手に慰謝料を請求するには?
嫁に慰謝料を請求する場合は、口頭やメールという手段を使うのはやめましょう。
これらは顔も合わせず安易にできるゆえ、信頼性もなく嫁にあなたの本気度も伝わりません。
嫁が浮気をしていたという徹底的な証拠や証拠品などと一緒に慰謝料の内容証明を嫁に郵送します。
これに嫁が応じない場合は慰謝料請求する方法は裁判しかありません。
しかし裁判を起こすことで離婚が成立する期間を要したり、金銭的に大きな負担がかかります。
裁判のお金はどのように誰が支払うかによってもトラブルになりかねません。
まれに嫁の浮気相手が収入面に余裕のある人や、自分の非をすんなり認める人、そのような場合にはすぐに応じてくれる場合もあります。
前述で慰謝料の大まかな相場を記載しましたが、それは嫁、浮気相手を合わせた2人分の額になります。
また慰謝料請求に時効がある事実を知らない人も多いです。
嫁の浮気から3年以内に請求しなければ時効と法律でも定められていますので、早めに対処していきましょう。
慰謝料を請求するにもいろいろと条件がある
嫁の浮気で必ずしも慰謝料請求ができるとは限りません。
いくつかの条件がありますので紹介します。
夫婦関係がよくない場合は慰謝料を請求できない事もある
籍が入っていても夫婦として成立した関係でなければ慰謝料を請求することは難しくなります。
夫婦関係について特に定めはないのですが、時と場合によって判断されます。
例えば、長年別居をしていて夫婦関係が破綻している場合は夫婦として成立していませんよね。
不定行為についてが慰謝料に関係する
嫁と浮気相手との間で不貞行為が合った場合は、慰謝料請求できますが、ない場合はまた状況に応じて請求できるかどうか、金額などが異なります。
夫婦関係が成立している中での、浮気による不貞行為は完全にアウトですね。
夫の言動によって慰謝料の請求ができないこともある
日頃、嫁に対してのあなたの言動はいかがでしたか。
金銭的、精神的な負担はいっさい嫁にはかけていないのであれば、慰謝料請求はできますが、嫁の言い分によってはその判断や基準も異なりますので慰謝料の有無や金額にも差が出ています。
嫁の浮気が原因で離婚するならいろいろな『名義』の確認を
嫁の浮気で離婚を決断する夫婦も少なくありません。離婚前に様々な名義を確かめる必要があります。
家や車、保険受取人の確認や名義変更、また慰謝料や養育費は書面に残した方が良いですが、自分たちの書面よりもより力になるのが公証人による公正証書です。
家や車の名義があなただけにあるとあなたも不満ですよね。
その話し合いなどもまた必要になってきますし、養育費や慰謝料の口約束は信用性がほぼないに等しいでしょう。
相手が再婚した場合養育費などはどうするか、細かく話しあって決める必要があります。そして公証人による書面を作成し、保管しておきましょう。
浮気した嫁と離婚後までトラブルにはなりたくありませんよね。離婚前にスッキリ済ませ新たな人生を送りましょう。