バスケをはじめたばかりの子供がいる親御さんの中には、どうにかしてバスケットを上達させてあげたいと思っている人もいますよね。
子供のバスケが上達するには、どんな心構えで練習をさせれば良いのでしょうか。親ができることは一体何なのでしょう。
そこで今回は、子供のバスケットが上達する練習や心構え・親ができることについてお伝えします。
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子供のバスケット練習はシュートからスタート
子供のバスケットの練習をするなら、まずはシュート練習からスタートしましょう。何故なら、自分が投げたボールがゴールした時は喜びや達成感を感じることが出来ますよね。長く続けてもらうためにも、まずはシュートしてボールがゴールに入るという成功体験を積むことが大切だからです。
子供は特に出来ない事は飽きてしまうのも早いので、ドリブルなどの基本練習よりも、まずはバスケの楽しさを実感してもらうのが先です。
そのためには、最初はレイアップシュートの練習がおすすめです。とはいえ、初めて行うにはよほど勘が良い子でないと、正しいレイアップシュートをいきなり行うには難しい動きなのは確かです。
そのため、一番初めはボールを手に持ったまま行いましょう。手に持ったまま2歩踏み切ってゴールするという動きを身につけたら、次の段階というように徐々にステップアップしていきます。
手に持ったままレイアップシュートをして、動きを体で覚えつつ、シュートのアドバイスをしましょう。ゴールしたときはもちろん、「踏切が良かった」「さっきより上に投げられていた」など良い所は小さなことでも積極的に褒めて、子供のモチベーションをあげてあげましょう。
子供のバスケット練習・ドリブルについて
バスケットはドリブルが基本です。手の力だけでボールをついているのではなく、よく見ると体全体を使いますし、指先の動きも重要です。ドリブルが上手くてボールを意のままに操れる程の人もいます。
ほとんどの子供はドリブルをするときに、手の力だけでどうにかしようとします。ボールを見ないでドリブルすることも難しいでしょう。上達の早い子供でもボールを見ないでドリブル出来るようになるまでに平均2か月はかかってしまいます。
しかし、ドリブルは手の力だけで行うものではないと理解出来れば、上達は早くなります。コツを掴めば、やっとボールを見ないでドリブル出来るようになったと思ったら、すぐに走ってドリブルできるようにまでなる場合もあります。
そのためにも、とにかく繰り返し練習して、体の動かし方や力の入れ方でボールがどんな動きをするのか経験を積み重ねていかなければなりません。
バスケをはじめたばかりの子供は継続して練習することが大事
何かを継続するということは子供にとっては中々難しい事ですよね。ある程度出来るようになるまでは練習を継続することは出来ても、自分の満足いくレベルに達したその後も自主的に練習を継続できる子供はあまりいないでしょう。
ある程度出来るようになれば自信もつくでしょう。チームの中でうまい方なら試合にも出られるはずです。試合に出られるレベルなら、特に練習しなくても少しは上達していきます。
しかし、本当にバスケが上手くなりたかったら練習を継続することが大切です。多くの子供はある程度のレベルに達したら、上達するための練習をしなくなります。つまり、ほぼそのレベルから進歩することがないのです。
そんな子供たちの中で、練習を続けている子供はどうなるでしょうか?確実に進歩し続けることでしょう。継続して練習することは簡単な事ではありませんが、バスケが上手くなりたいのなら一定レベルで満足することなく練習を継続することです。
子供のバスケット練習で親ができること
子供がバスケットが好きで、自ら進んで練習することもあるでしょう。しかし、得意な事はやりたがってもうまく出来ない事はあまりやりたがらない場合もあります。そんな時は、どうしてこの練習をする必要があるのか、子供に理解できるように説明してあげるようにしましょう。
そして、練習中は失敗でも良い点は些細な事でも褒めてあげます。大人でも褒められればやる気になりますよね。注意され続けるよりも褒められた方が子供もやる気になります。子供が苦手な事をしているときはいつも以上に褒めてあげると良いでしょう。
1つ出来るようになってきたら、次のステップに進みますが、超えられる試練を課すようにしましょう。ボールを見たままドリブルが出来るようになったら次はボールをみないでドリブルですが、最初は何秒間見ないでドリブルが出来るかとゲーム要素を取り入れると良いでしょう。
子供は飽きっぽいので、出来るようになるまで一つの練習にこだわっていると嫌になってしまうでしょう。いくつかの課題を短時間ずつ練習すると飽きにくく、やることが変われば気分転換にもなって集中して練習することが出来ます。
運動神経の良い子は高学年になってバスケの壁にぶつかることがある
バスケを始めてすぐなのに同じ時期に始めた子供より上手な子供もいます。運動神経が良く、勘のいい子供は、一定レベルに到達するのが早いです。特別苦労することなく、同じ時期に始めた子供よりもバスケが上手いので、自分は他人よりもバスケが上手いんだと優越感を感じるでしょう。優越感からバスケが好きだと思っているはずです。そういう子供のほとんどは、持って生まれた身体能力に甘んじて上達する練習を疎かにすることがあります。
小学校高学年くらいになると、本当にバスケが好きな子供は上達するための努力を進んで行うようになります。次第にバスケを始めた時は自分より下手だと思っていた相手が、いつのまにか上達して自分と同じ位のレベルになっていたり、自分よりもうまくなってしまうことがあります。
しかし、これまでなんとなくで出来ることに甘えていて、技術を上達させる練習や研究のための視点がありませんので、簡単に今よりうまくなることが出来ないのです。バスケを始めた時は他人よりバスケが上手いことでバスケが楽しいと思っていた子供が、壁にぶつかってしまう瞬間です。