ジュニア時代のサッカーの練習にはどんな練習を取り入れると良いのか、子供のサッカー技術向上やチームの勝利に向けて考えている指導者の方もいるのではないでしょうか。
子供にサッカーを楽しんでもらたい、勝つことの喜びを教えたい、練習の大切さを知ってほしい、このような考えをお持ちの方もいますよね。
ここでは、ジュニアサッカーの練習に取り入れたい練習メニューについてお伝えします。子供のサッカーテクニックの向上やチームの勝利のために、子供に楽しくサッカーをさせてあげましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
野球の練習方法!少年野球のバッティング練習・指導のコツを紹介
少年野球のコーチをしている人の中には、まだ経験が浅くて子供にどのように野球のバッティング練習をさせた...
ボウリングのフォームがきれいになるための意識や練習のポイント
ボウリングのフォームがきれいだと安定して投げることができるので、スコアもアップしていきます。ブレ...
サッカーはパス練習が大切!初心者でもできる練習メニューを解説
子どもがサッカーを始めると、一緒にパス練習をしてあげようと考えるパパやママも多いのではないでしょうか...
スポンサーリンク
ジュニアサッカーは1対1の練習に取り組むことが大事
サッカーの練習をしようと思った時に、ドリブルやリフティングの練習ももちろん大切ですが、ジュニアサッカーは1対1の練習に取り組むことが大事です。
というのも、サッカーはボールさばきが上手な事だけではなく、敵チームの人と対峙した時の対応力も大切だからです。
通常は敵にボールが取られそうになったら、近くにいる味方の選手にパスを回すことでその危機を回避することが出来ます。
しかし、味方がかなり離れた場所にいたり、味方にパスが回ることを予想をしている敵のディフェンスが、パスを回したい味方にピッタリ張り付いているなどしてパスが思うように回せないこともよくあることです。
そういった時に、自分ひとりで目の前の敵を上手く交わして突破することが出来れば、良い位置で味方にパスを回せるかも知れませんし、自分でシュートを打つことだって出来ます。
ですので、通常の練習のメニューに1対1の練習も積極的に取り入れていきましょう。
ジュニアが取り入れたいサッカーのドリブル練習・ダブルタッチ
ジュニアが取り入れたいサッカーのドリブル練習・ダブルタッチについてご紹介します。
サッカーを知っている方ならご存知かと思いますが、ダブルタッチとは、ドリブルの技のひとつです。
具体的には、ドリブル中に敵に足を出され、ボールを取られそうになった瞬間、利き足のインサイド(内側)でボールを横へ滑らせ、そして即座に逆の足のインサイドで前に蹴り出して敵を上手くかわすテクニックです。
少し難しいですが、素早い動きを身につければ、パス無しで敵を突破することが出来るようになりますので、こちらも練習に取り入れるようにしましょう。
ポイントは、利き足を使ったボールのスムーズな運びと、逆足のボールコントロールです。
特に逆足は「ボールを止める」、「ボールを前へ蹴り出す」をほぼ同時に行いますので、何度も練習が必要になります。
ジュニアのサッカー練習・トラップについて
ジュニアのサッカー練習・トラップについてもご紹介します。
トラップは、足では取りづらい高さに飛んできたボールを手以外の場所で止め、次の動きに繋げる技です。
主に胸を使って行いますが、トラップの練習をする際にまずすべき事は、飛び上がったボールを把握することと、コントロールすることです。
人間は縦の動きに弱く、ボールに慣れていな時は、浮き上がったボールがどのくらいの時間にどの辺りに落ちるのかを予測出来ない事もあります。
ですので、最初は手で強くバウンドさせたボールをキャッチさせる事から始め、慣れてきたら、「バウンドさせたボールの下をくぐってからキャッチする」、「バウンドさせたらその場で素早く一回転してからボールをキャッチする」などの変則的な動きを混ぜたボールキャッチをするようにしましょう。
また、自分でバウンドさせるだけではなく、他の人にボールをバウンドしてもらったり、投げてもらったりしても、ボールの動き予想の練習に役立ちます。
そして慣れてきたら、本格的に胸を使ったトラップの練習へと移行していきましょう。
サッカーの練習には「鳥かご」を取り入れよう
サッカーの練習には「鳥かご」を取り入れましょう。
「鳥かご」とは、主に4人対2人で行う練習で、4人は2人を囲むように達、2人にボールを取られないように、パスを回していきます。
そして2人はボールを取るディフェンスの動きをします。
人数を減らして、3人対1人で行うこともあります。
これの練習はオフェンス側のパスの出し方、タイミング、トラップ、フェイント、フォローの仕方などのサッカーにおける大切な動きの練習になります。
また、ディフェンス側も、ボールへの反応速度、予測、2人の場合は動きのコンビネーションなどを考える練習になりますので、まさに一石二鳥の練習と言えますので、こちらも是非取り入れていきましょう。
ジュニアサッカーの練習に取り入れたいシュート練習
ジュニアサッカーの練習に取り入れたいシュート練習についてもご紹介します。
最初は、置いているボールを勢いよくゴールへ蹴り出す練習から始めるかと思いますが、そこから少しずつレベルアップさせていき、ゴールキーパーが取りづらいシュートを打てるようにしましょう。
キーパーが取りづらいボールを考えた時に思いつくのが、ゴールの上の角の方ではないでしょうか。
しかし、そこは子供にとっては狙いづらく、少しずれるとゴールポストに当たって弾かれてしまいます。
ですので、同じゴールの端でも下側を狙ってシュートするようにしましょう。
もちろんズレてゴールポストに当たる可能性もありますが、子供にとっては狙いやすい分だけ蹴りやすいシュートになります。
また、ゴールキーパーにとっては、取りづらいシュートであることには変わりありませんので、下側の左右どちらかに入れることを意識したシュート練習をしましょう。
このように、ジュニアサッカーの練習にはさまざまなものがあり、それによって得られるものもたくさんあります。
技術の向上ももちろんですが、子供たちにとっても楽しめるような練習メニューを考えるようにしていきましょう。