短距離走を速く走るコツは正しいフォームを意識すること

短距離走を速く走るコツで一番身に付けたいこと。それが「フォーム」です。
速く走るコツには、柔軟性を高める、あるいは筋力をつけるなど色々ありますが、正しいフォームで走ることがタイムを縮める一番の近道でもあるのです。

正しいフォームで注意したいのが、姿勢や腕振り、そして足の動きです。

この3つのポイントについて詳しくご説明しますので、ぜひ意識して取り入れてみてはいかがでしょうか。
子供へ教える時のぜひ参考にしてください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

膝強化のための筋トレにはチューブが最適!そのやり方を教えます

膝痛に悩んでいる人は、膝の負担を軽くするために太ももの筋肉を鍛えればよいことはわかっていても、そのや...

ダイビングの機材の重さは合計何kg?飛行機に乗る時は要注意

ダイビングを始めてその楽しさがわかってくると、外国の海に潜ってみたくなりますよね。しかし、そ...

スポーツをする時にかけるサングラスは偏光レンズがおすすめ

屋外でスポーツをする際にサングラスをかける方はよくいますが、購入の際は見た目や値段だけで決めているの...

サッカーの練習に取り入れたい練習メニュー【ジュニア編】

ジュニア時代のサッカーの練習にはどんな練習を取り入れると良いのか、子供のサッカー技術向上やチームの勝...

背泳ぎを泳ぐコツとは?子供に背泳ぎを好きになってもらいたい!

背泳ぎを泳ぐコツを知りたい!子供にとって仰向けで泳ぐということは、恐怖心を感じるもの。ま...

【野球】キャッチャーの練習のポイントと意識するべきこと

野球のキャッチャーは他のポジションに比べて専門性が高く、練習方法も他の人達とはちょっと違った練習方法...

幼稚園の子供にサッカーを教える時の教え方!コツとポイント

まだ小学校に入学前の幼稚園の子供にサッカーを教える時は、一体どんな教え方をすれば良いのでしょうか。テ...

野球のルールを子供向けに簡単に教えるコツと一緒に楽しむ方法

野球のルールを子供向けに教えるには、まずは子供に野球に興味を持ってもらえるようにする工夫が大事です。...

長距離の走り方を子供に教えるときのコツやポイントとは

子供と一緒に長距離の練習をするときにはどのように教えてあげたらいいのでしょうか?走り方のコツ...

ハーフマラソンで目標1時間40分!その練習方法を徹底解説

ハーフマラソンを2時間以内で走ることができれば、次に目標となるのは「1時間40分」を切ることという人...

富士山の溶岩の持ち帰りはNGになる事を知っておきましょう

富士山への登頂は、国内からの人気はもちろん海外旅行者からの人気もとても高く多くの登山客が訪れています...

トライアスロンロングディスタンスを完走させるための練習量とは

トライアスロンロングを完走するにはどのくらいの練習量が必要となるのでしょうか?個人の体力によ...

【柔道の競技人口について】世界の中で日本より多い国とは

柔道は日本の代表的な武道ですが、オリンピックなどの国際大会で必ずしも日本人がメダルを獲得しているとは...

少年野球でキャッチャーの素質がある子って?高い能力が必要です

少年野球ではどんな子がキャッチャーの素質がある子なのでしょうか。少年野球においては、キャッチャー...

マラソンのタイム。何を目安に早い・遅いを決めるのかについて

マラソンのタイム。自分のペースは知っていても、一般的なタイムの目安ってどのくらいなのでしょうか?...

スポンサーリンク

短距離走を速く走るコツはいくつかあるが一番は「フォーム」

あなたは短距離を早く走るコツは何だと思いますか。消去法で考えると、長距離のような持久力では無いことは分かるでしょう。ならば、瞬発力ではないかと答える人もいるかもしれません。

勿論、短距離のスタートダッシュでは、瞬発力も大切です。
しかし、最も大切なのは、基本のフォームなのです。短距離走を早く走るコツは、いくつかあったとしても、一番大切なのはフォームになります。

あなたやあなたのお子さんは、走るフォームに自信がありますか。
走るフォームとは、走る姿勢の事を示します。自分やお子さんの走る姿勢を見たことはありますか。
猫背で前のめりになったり、背中が反った状態で走ってはいないでしょうか。そのような姿勢で走ると、ブレーキをかけているのと同じ状態になってしまいます。だからといって、地面と垂直の状態では早く走れません。少し前かがみになって走ることにより、自然と足が前に出るため、早く走ることができるのです。

勿論姿勢もそうですが、腕の振り、脚の動きも大切になります。これが全てできるようになってこそ、美しいフォームで早く走る事ができるようになるのです。

短距離走を速く走るコツ、フォームのポイント姿勢について

短距離走を早く走るコツは、フォームだと言うことは分かった思います。ですが、これだけでは少し分かりづらいので、フォームのポイント姿勢についてお話したいと思います。
早く走るためには、少し前かがみになって走ることです。自然と足が前に出るため、早く走ることができます。特に、スタードダッシュが上手くいくことは、早く走るための強みになります。

転ぶか転ばないかの寸前の状態まで前のめりになり、勢い良くスタートしましょう。スタートから飛び出す時は、地面のスレスレになるように前にでます。走っているときも、前に体重をかけましょう。前傾姿勢を保つために、着地する足に気を配る事です。足の親指の付け根に体重を乗せる事を意識すると良いでしょう。

また、姿勢はまっすぐな姿勢を保たなければなりません。体は前のめりのままです。これだけで、走り方は変わります。なかなか、はじめは真っ直ぐな姿勢を保つのは難かしいかもしれません。真っ直ぐな姿勢を保つためには、とにかくゴールを見ることです。ゴールをシッカリと見て、走る時の目線を固定すれば、頭の位置が安定し、姿勢が崩れにくくなるでしょう。

短距離走を速く走るコツ、腕を振るフォームについて

短距離走を早く走るコツのフォームとして、腕振りも重要になります。
腕を振る際、しっかりと力を入れていますか。力と入れると行っても、走っている間中、腕の全てに力を入れるのではありません。タイミングがとても重要なのです。タイミングを一歩間違うと、変なところに力が入りかねません。

腕に力を入れるタイミングは、後ろに行った腕を前に移動させるこの間です。要するに、体の横を通る少し前から体の横を通り過ぎるところまでです。角度で言うと、後ろは30度のところから力を入れ始め前は45度になった段階で力を抜くというように、この範囲に腕がある間は力を入れるのがベストです。これが、腕を速く強く振るためのポイントなのです。無駄な力が入らず、前に進みやすくなります。

感覚としては、ボールを投げる感覚です。力まず、放り投げる感じです。腕をしなやかに曲げるてボールを投げる、あの感覚と同じだと考えると、わかりやすいかもしれません。

短距離走を速く走るコツ、足の動きの正しいフォーム

正しいフォームで足を動かすという事も、短距離走を速く走るコツと言えるでしょう。実際、短距離走は足の運びが大切とは言われているものの、実際はどのようにすればよいのかわからない人も多いのではないでしょうか。

腕と同じで、足も、力を入れるタイミングが重要です。力を入れるタイミングが分かれば、速く走ることができます。
足が地面についてから力を入れて蹴ろうとしても、足が後ろへ流れて行ってしまいます。足が後ろに流れると、足と地面間の反発力も弱まるため、速くは走れないでしょう。

力を入れるのは、地面を蹴る時ではないのです。膝を上げた状態から下ろす時に力を入れてください。まっすぐ、体の真下に下ろすことで、地面との反発力が高くなり、速く走ることができます。

また、足の運びも重要です。速く走ろうとするあまりに、前に足を出そうとしがちです。このような足の運びでは、ブレーキをかけているのと同じ状態になり、上手く蹴る力が伝わりません。足は真下に下ろして蹴りましょう。バネのように跳ねるイメージです。

着地する際には、足の裏は全部付けないようにしましょう。反発力を高めるためにも、土踏まずの少し上の辺りで着地してください。また、音を立てずに少しつま先を上げるようにして走ると、更に反発力を高めることができるでしょう。

短距離走はスタートダッシュも重要

短距離走を速く走るコツとしては、フォームは勿論重要ですが、スタートダッシュや、その他の瞬発力もとても重要になります。
より、速く走ろうとすれば、スタートダッシュが上手くできるという事は強みになってきます。ただ、思いきって力強く前に出ればそれでいいというものではないのです。

スタートは、重たいボールを押し出すイメージで後ろ足を大きく蹴り、一歩前に踏み出します。止まっている体を動かすのですから、思い切り蹴り出してください。蹴った後ろ足は、すばやくお尻近くに引きつけます。

スタート直前は、歩幅は小さめにしましょう。強く蹴った足は、すぐに体に引きつけて、次の足を出しましょう。足を出すのは前ではありません。真下です。真下の地面を蹴るつもりで、足を出して下さい

頭や足が前にいくのではなく、からだの重心を移動させるイメージです。体が起きてしまったり腰が引けていると、折角スタートしたとしても重心が取り残されてしまいます。また体に力が入っていると、大きく手を振ったり、強く蹴っても、すばやく前に出る力には繋がらないでしょう。ですから力強く、バネのようにスタートラインから飛び出しましょう。

短距離走では、スタートを失敗してしまうと、後からその差を取り戻すことがとても難しくなります。スタートが上手く行けば、大きく差をつける事も可能なのです。
勿論、一番大切なのはフォームですが、是非や速く走るコツを掴んで、タイムを縮めることで、他の選手と差をつけたいところだと思います。あとは、あなたやお子さんの練習次第です。