野球の練習方法!少年野球のバッティング練習・指導のコツを紹介

少年野球のコーチをしている人の中には、まだ経験が浅くて子供にどのように野球のバッティング練習をさせたら良いのか分からない人もいるのではないでしょうか。

今まで指導の経験がないと、子供にバッティング練習を指導するときに一体どのような方法で指導をすれば子供にきちんと教えてあげられるのか、分からないこともあります。

ここでは、子供にバッティングの練習を教える時の基本や練習方法・教える時のポイントについてお伝えします。

どのような教え方をすれば良いのかを知って、子供に野球の楽しさを感じさせてあげましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

逆立ちができない理由はただ一つ!コツではなくできると思うこと

逆立ちができない理由を知っていますか?筋肉がないや、体幹がないということではありません。...

野球の練習は自宅でもできる!差が付く効果的な自宅練習メニュー

お子様が野球をしていて自宅でも練習をしたいという時には、どのような練習が効果的なのでしょうか?...

スキー上達のコツ。初心者ならプロの指導を受けること

スキーを上手に滑れるようになりたい!スキーが上達するコツを知りたい!スキー初心者さんの誰...

サッカーはパス練習が大切!初心者でもできる練習メニューを解説

子どもがサッカーを始めると、一緒にパス練習をしてあげようと考えるパパやママも多いのではないでしょうか...

【野球】キャッチャーの練習のポイントと意識するべきこと

野球のキャッチャーは他のポジションに比べて専門性が高く、練習方法も他の人達とはちょっと違った練習方法...

格闘技を習うなら何がおすすめ?大人でも上達できるものとは

テレビなどで格闘技を見ていると、自分もやってみたいと思うこともありますよね。格闘技と一言で言...

サッカーの練習に取り入れたい練習メニュー【ジュニア編】

ジュニア時代のサッカーの練習にはどんな練習を取り入れると良いのか、子供のサッカー技術向上やチームの勝...

平泳ぎをすると沈む子供への指導方法と教える時のポイント

平泳ぎをするとなぜか沈む子供はいます。沈む原因は必ずありますので、その原因にそった指導をする必要があ...

シュート【サッカー練習】決定力を上げて上達につながるポイント

シュートはサッカーの練習を繰り返すことで結果につながります。シュートがなかなか決まらないという人は、...

富士山の溶岩の持ち帰りはNGになる事を知っておきましょう

富士山への登頂は、国内からの人気はもちろん海外旅行者からの人気もとても高く多くの登山客が訪れています...

バスケがうまくなりたい子供の練習・継続して練習することが大事

バスケをはじめたばかりの子供がいる親御さんの中には、どうにかしてバスケットを上達させてあげたいと思っ...

幼稚園の子供にサッカーを教える時の教え方!コツとポイント

まだ小学校に入学前の幼稚園の子供にサッカーを教える時は、一体どんな教え方をすれば良いのでしょうか。テ...

水泳の初心者が行うべき練習法。正しいフォームと継続について

水泳の初心者が気をつけるべきことや注意点、練習法や姿勢などについてご紹介いたします。せっかく...

スキーのエッジのサビ取り方法!滑った後のメンテナンスが重要

スキーのエッジのサビ取りに困っていませんか?スキーは金属で出来てる部分が多いため、エッジ部分にサ...

短距離走を速く走るコツは正しいフォームを意識すること

短距離走を速く走るコツで一番身に付けたいこと。それが「フォーム」です。速く走るコツには、柔軟性を...

スポンサーリンク

少年野球のバッティング練習・バットの握り方

野球のバッティングの練習というとスイングにばかり目が行きがちですが、まずはバットの正しい握り方を確認していきましょう。

バットを握る手の形

ボールがバットに当たる瞬間、その衝撃は当然ながらバットを持つ手のひらに伝わります。バットを正しく握っていなければ正確なバットコントロールができず、せっかくミートしているのにヒット性の当たりにできなくなります。

手のひらの中心、親指以外の4本の指を内側に曲げてできる空間にグリップを握りましょう。打った瞬間、手のひらの一番力が入る場所で押し出せます。

無駄な力は入れない

インパクトの瞬間、しっかり握ったバットで打ち返す必要はありますが、無駄な力が入っていると、やはりバットのコントロールが狂います。

力を入れる必要があるのは両手の小指だけ。他の指に力を入れすぎないようにし、打つ直前までは手首を柔らかくリラックスさせておきましょう。

少年野球でバッティングの練習をするときは正しいフォームを意識して

筋力不足な年代では無理なトレーニングをさせない

成長途中で筋力不足な子供にハードな練習をさせることは避けましょう。この時期に体に負荷を掛けすぎると、ケガなど体を傷めることなりがちです。

また、難しい理屈を並べ立てると練習が楽しくないものになるだけです。重要なポイントを抑え、無理のない練習を心がけましょう。

正しいフォーム

「脇を締める」という表現はよく聞くと思います。バットを構えた時に上に来る腕の脇が開かないよう注意し、下になる腕の肘が腰に来るよう意識しましょう。

腰をひねってみて様々なコースに対応できるフォームを体で覚えましょう。

フォームを確認するには、動画撮影しておくと自分の目で見て確認できます。

フォームを直すと慣れるまではうまくいかないこともありますが、しっかりと身につけば確実に上達に繋がります。

正しいフォームで野球のバッティング練習!バットに当てる練習方法

ティー(球座)を使ったティーバッティング

バットにボールを当てるイメージを体で覚える練習としてティー(球座)を使ったティーバッティングがあります。

通常のトスを上げてもらうティーバッティング練習は1人ではできませんが、ティーを使えば高さやコースを想定しながら1人でもバッティング練習をすることができます。

トスを上げてもらうティーバッティング

練習する相手がいる場合は、様々な高さ・角度でトスを上げてもらうと、よりイメージがつかめます。

右斜め前からのトス

ティーを使い自分のミートポイントがイメージできたらトスで飛んでくるボールを打ってみます。イメージしているフォームを体に覚えさせるための基本的な練習で、何度も繰り替えして行うことが大切です。

真横からのトス

バッティングの時、回転する軸がぶれてしまうとボールを打つための力が正しくバットに伝わりません。

ぶれない体の軸を作り、正しい体重移動ができるようになるには腰の回転がポイントです。

真横からのトスは、より腰の回転を意識するので体の軸を意識した練習ができます。

少年野球でフリーバッティングの練習をするときは

少年野球のフリーバッティングで重要なのはフォームの維持

フリーバッティングでは、ボールを打つだけではなくフォームを崩さないでスイングすることにポイントを置きましょう。

身につけたフォームでしっかりボールを捉えるタイミングを掴むことができれば、バットに当たる確率も上がります。

実際の試合をイメージしたバッティングの練習

黙々とフリーバッティングの練習をするだけでは試合でのいろいろなシチュエーションに対応することができません。

ランナーが塁に出ている状況やアウトカウントを設定して行うフリーバッティングなら、どの方向を狙うか考えながらの練習になります。

この時、捕られにくい強烈なライナーがコンスタントに打てることを目指してバッティング練習をしましょう。

子供に野球のバッティング練習を教えるときは

子供を飽きさせない指導を

大人は経験から子供のバッティングの欠点をいくつも見出すことができるでしょう。

しかし、それを一度に指導しても同時にいくつものことを覚えることは大人でも大変です。

自分がやっていたことが、あれもこれも間違いだったと否定されれば野球に対するモチベーションの低下もありえます。

子供に野球を指導する場合は、ポイントを抑えて指導し、実行できたという達成感を感じさせてあげましょう。練習時間をダラダラを長くせず、短く集中して行い子供が飽きない練習をすることも大切です。

失敗を恐れないメンタルを育てる

バッティング練習で厳しく言われていたことが実行できず失敗して戻って来たら、失敗を叱るよりもその原因と次はどうするべきかを考えさせるようにしましょう。

どこがどうだめだったのかを具体的に指導していきます。

頭ごなしに失敗を叱るのでは、それ以後の練習や試合でも萎縮してしまう子が出てくるでしょう。

どんな場面でも対応し乗り越えるためのメンタルを育てることも、野球の指導ではプレーそのものと同じくらい重要なことです。

多くの子どもたちは野球に興味を持って、やりたいと思って練習に励んでいます。そのやる気を押し上げ、上手くなりたいと思う気持ちを実現に結びつけてあげられるように、大人の理屈を押し付ける指導にならないよう気を配ってあげてください。