物置の土台は砂利でもいいのでしょうか?なんとなく自分で組み立てができそうな物置ですが、実はきちんと建てなければすぐにガタがきてしまうことも…。
物置を設置するときにとても重要となる土台について紹介します。
組み立ては自分で行うとしても、転倒防止工事などは業者にお願いすると安心ですね。物置の設置を考えているなら一度確認してみましょう。
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物置の土台に砂利は向いていません
物置を設置するときの土台としては砂利は使用しない方が良いでしょう。
年月の経過によりどんどんと土の中に埋まっていき、様々な形の石の集合なので安定性がありません。石と石の間に空間があるので、物置に入って歩いたりした時や地震などの振動で徐々に傾いてしまう可能性があります。
また、砂利の層の厚みが10cm以上ある場合には通気性も悪くなります。
住宅と同様に物置も湿気る事は避けたいものです。湿気があり、空気が動かないとカビが発生しやすくなります。物置は住宅と違い毎日開け閉めしない家庭が殆どでしょう。そのため湿気対策がとても重要になります。
物置を地面に直接置くと、地面の湿気をダイレクトに取り込み、雨が降った時に水没する恐れもあります。
そのため、土台が高く、かつ下に通気性があることがよい物置の設置条件となります。
物置の土台がきちんとしていないと大変な事に
物置の土台がしっかりとしていないと、物置が傾いてしまう可能性があります。
物置が傾くとドアが開きづらくなったり開かなくなってしまう場合があります。また、ドアにずれが生じて鍵がかけられなくなる場合もあります。
せっかく設置した物置が使えなくなっては大変です。
設置した物置を長く快適に使えるように、土台をしっかりと作りましょう。
物置の土台は砂利ではなくブロック
具体的にどの様にしてしっかりと作るとよいのかというと、コンクリートのブロックを使用して作ることをお勧めします。
コンクリートのブロックは長方形で横に穴が開いているタイプが一般的で、これを半分に切った大きさの半ブロックを使用します。コンクリートのブロックはとても丈夫で特に圧縮される力には強いので、半分の大きさのブロックでも強度は充分です。そうして物置に接触する面積が小さい程通気性が良く湿気づらくなります。
ブロックの厚みは10cm程度なので、その分物置を上げて設置する事になります。
ブロックを置く前に、設置する場所の地面を水平にならしておく事も重要です。
半ブロックを物置の四隅とその間、あと中心部分で合わせて9つ置きます。物置の土台の枠を半ブロックの上に置き、水平器で水平を確認します。この作業を怠って傾いて設置してしまうと後々問題が起こるので、必ず水平であることを確認しましょう。
物置が地震や台風などでの転倒したり吹き飛ばされては大変です。アンカー工事をしてしっかりと物置を固定しましょう。
物置を置く場所が砂利…土台が心配なら業者に頼みましょう
作業を行うには体力の他に時間もかかります。その結果上手くできないとなると大変な労力です。業者に依頼すると手馴れた作業員が設置してくれるので、自分では一切作業を行わずに、設置が完了してからも安心して使用することができます。
物置を購入したお店で設置を頼むと、設置料金は物置のタイプや大きさによって異なりますが一万円から2万円程度の業者が多いようです。それにアンカー工事が別途必要になります。アンカー工事代金は地面が土かアスファルトかなど設置場所の状況により異なりますが、1千円程度から5千円程度の場合が多いようです。
地面を水平にならして重たい物置の部材を運び組み立てる手間を考えると、高いものではないと思われます。
物置は土台が肝心!購入するときは設置費用も確認しましょう
物置を設置するときには、設置する場所をよく検討しましょう。
物置は下の設置面積よりも上部の屋根の部分が広くなっています。設置面積だけではなく上部の屋根の張り出しも考慮して設置場所を決めましょう。
冬に積雪のある地域では自宅や隣の住宅などの屋根からの落雪が当たらないかどうかも確認しましょう。冬場に物置の屋根の雪下ろしが必要になっては大変な仕事が一つ増えてしまいます。雪で物置が潰れてしまっても大変です。