玄関のドアノブの塗装は気がつくと剥げてきていることがあります。これは家の経過とともによくあることです。しかし、玄関は家の顔。玄関のドアノブの塗装が剥げてしまうと気になる人も多いでしょう。できれば、お金をあまりかけずに直したいものです。
そこで、玄関のドアノブの塗装について、塗装することでの効果や自分で玄関のドアノブを塗装するときの手順、塗装する際の費用と作業時間の目安や交換が必要な場合はプロに依頼すること、塗装が剥げるのを予防するドアノブ選びなどお伝えしていきましょう。
これで、気になる玄関のドアノブを自分で塗装する手順やポイントがわかるので、スムーズに対応することができるでしょう。自分でするのが難しい場合はプロに相談してみることも検討しましょう。
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ボロボロになってしまったドアノブ部分だけを塗装し直す方法も効果的
意外にドアノブが目に入るものでもありますし、補修することで新品同様に見えることもあります。
玄関におけるドアの役割というのは高いですが、見た目も大切です。
自分で玄関のドアノブを塗装するときの手順
自分で玄関のドアノブを塗装するときの手順は、下地処理→下塗り剤→本塗り→乾燥
ドアノブの塗装をする場合、ただ塗料を塗れば良いという訳ではありません。
もちろん、周りをしっかり養生してそのまま塗料を塗るという方法もありますが、塗料を使うのに慣れていない場合は、キレイに塗るためにドアノブを取り外した方がおすすめです。
- 汚れても良い新聞紙などの上に外したドアノブを置いたら、まず、塗料がしっかり付くように下地処理をします。
- ドアノブは、紙やすりで全体をこすり、塗料が付きやすくします。
- 下塗り剤(プライマー)を全体に塗って、上地を付きやすくします。
- プライマーは、下地と上地の言わば接着剤代わりになるので、重要な工程です。
- プライマーを塗ったら、ドアノブの上からスプレー塗料を使い、全体にまんべんなく吹きかけます。
- 1時間程度時間を置き、塗料を乾燥させたら、再度スプレー塗料を吹きかけ、塗料の強度を高めます。
- もう一度乾燥させたら、元のドアにドアノブを装着し、作業完了です。
玄関のドアノブを自分で塗装すれば費用も節約できる
ドアノブの塗装で、最低限必要な材料費は?
ドアノブを自分で塗装する場合、かかるのは材料費だけです。
前項でご紹介したように、ドアノブの塗装に必要な材料は、おもに次の3つです。
- 紙やすり
- 下塗り剤(プライマー)
- スプレー塗料
これらの材料は、それぞれ紙やすりが100円程度、下塗り剤、スプレー塗料が1000円程度なので、2000円前後で作業が可能です。
他に、養生テープや細かい物を用意したとしても、3000円もあればドアノブの塗装は可能ということです。
ドアノブの交換が必要な場合はプロに依頼しましょう
ドアノブ自体が傷んでいる場合はプロに依頼という方法も
長年使っているとドアノブも傷みが出てくるもの。
ドアノブは、ドアの中でも目立つ部分なので、ドアノブがサビで赤黒くなっていたり、変色していると、ドア全体が汚れているように見えてしまいます。
また、塗料の塗り方に慣れていないため、塗りが甘かったり、ムラが生じてしまうということも。
ドアノブを新しい物に交換するためには、適切な位置にしっかり固定することが大切です。
物によっては複雑な構造で、以前のドアノブと取り付け型が違うということもありますので、自分で新しいドアノブを取り付けるのが自信がなかったらプロに依頼して取り付けを依頼してみるという方法もあります。
塗装が剥げにくいドアノブを選ぶのもオススメ
そのドアノブの傷、原因は○○かも!
ドア自体は汚れがそれほどないのに、ドアノブだけが何故かサビていたり、塗料が剥げているということもあります。
この原因として一番多いのが、ドアノブを触ってドアを開ける時に、家の鍵や車の鍵がドアノブ部分に当たって、削られていることが考えられます。
私もよくやってしまいますが、買い物帰りに両手に荷物を持っていると、どうしても荷物を持ちながら、鍵の穴を探したりしてドアノブに鍵が当たってしまうことがあります。
ドアノブは外側に出っ張っているので、荷物などがあたりやすい作りということもドアノブが傷みやすい一因と言えます。
特に、鍵などの固い金属が当たるとドアノブの表面に細かな傷が簡単に付いてしまいます。
傷が日常的に付くと、時間が経つごとに傷が広がり、塗料が剥げてしまうことも。
特に、メッキ素材ではその傾向は高くなります。
ドアノブを新品に交換する場合は、塗料の取れにくい素材のドアノブに変えるということも効果的です。
ドアノブによっては、傷が付きにくいコーティングがされている物もあります。