外壁塗装を自分でするときは準備が大切!失敗しないポイント

外壁の塗装を自分でするのは可能です。ただし、外壁塗装というのは道具やコツがわかれば自分でもできますが、失敗してしまうと後悔する恐れがあるので気をつけましょう。市自分でやって成功させるためにもしっかりと準備をしてから作業に入ることをオススメします。

そこで、外壁の塗装を自分でする前の大切な準備について、外壁塗装をする前に汚れを落とすことや養生をすることの大切さと作業効率、塗装前に劣化部分の補修を行うことや危険回避のための足場の必要性、自分で行う場合の塗装スケジュールなどお伝えしていきましょう。

これを参考にすれば、外壁塗装にはじめて挑戦するときでも、準備の大切さがわかりスムーズに進めることができるでしょう。ぜひはじめる前に読んでください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

窓拭きにはどんな道具があると便利?プロも使用する窓拭きグッズ

窓拭きは掃除の中でも面倒だと感じる方が多いのではないでしょうか?洗剤で汚れを落としたり乾拭きをしたり...

リビング階段で起こるデメリットは扉を付けることで改善される

二階への階段がリビングにあるご家庭も多いでしょう。リビングに階段があることで子供が帰ってきた時に...

水道の蛇口から水漏れ!水漏れの原因別・自分で修理を行う方法

自宅のシングルレバーの水道の蛇口から水漏れをしている場合、一体どんなことが原因で水漏れをしているのか...

浴室の換気扇の掃除方法を紹介します!定期的に洗いましょう

浴室の換気扇をキレイにするための掃除方法とは?浴槽は毎日洗っていても、換気扇はついつい先延ばしにしが...

エアコンのコンセント位置はどこがオススメ?コンセント問題

エアコンに適しているコンセントの位置はどのくらいの高さなのでしょうか?エアコンを後から設置するときに...

家族がバラバラで寂しい。状況を打破したい。多くの原因は自分に

家族がバラバラで寂しい…。仕事で疲れて家に帰っても、妻や子供に無視される。リビングに居場所がない。妻...

那須を別荘地として選ぶ魅力と評判。那須が選ばれる理由

那須は昔から別荘地としても人気のエリアです。美しい豊かな自然や、ウインタースポーツなども楽しめ、温泉...

エアコンのガス回収方法!ポンプダウンの手順について解説

エアコンの移動や取り外しを行う時、エアコンのガス回収を行わなくてはなりません。このガス回収を自分で行...

庭のDIYをタイルを使って簡単に!メリットやポイントについて

庭を素敵にdiyしたいと考えている方、どのような材料を使用するか迷っていませんか?タイルなら敷くだけ...

玄関のコンクリートにできたひび割れの原因や修理の必要性

玄関のコンクリート部分にひび割れを見つけたら、ちょっとしたひび割れだからと言って見逃してはいけません...

浴室リフォームをDIY!壁の塗装や簡単パネルと隙間コーキング

浴室のリフォームはDIYでも可能な部分があります。浴室の壁であれば、手順やコツに気をつければ自分で塗...

エアコンのガス漏れをチェックする方法とガス漏れした時の対処法

エアコンから冷気が出て来ない時、ガス漏れをしている可能性があります。でも、知識がないとガス漏れをチェ...

物置の土台とは?砂利を敷いている場合の設置方法

物置の土台は砂利でもいいのでしょうか?なんとなく自分で組み立てができそうな物置ですが、実はきちんと建...

新築祝いの相場を紹介。甥に贈る金額と時期やマナーを確認

かわいい甥が新築を建てたという喜ばしい知らせが届いた時に思うのが「新築祝いはどうしよう」ということが...

一人暮らしのレイアウトはコレで決まり!男性におすすめな部屋

一人暮らしの男性の部屋のレイアウトはどのようにすれば、好印象なのでしょうか?女性がいいなと思...

スポンサーリンク

外壁の塗装を自分でする前の大切な準備とは

家の外壁をDIYで塗装し直す場合に、まずしなければならないのは外壁の洗浄です。

一見きれいに見えていたとしても外壁には土や砂埃などの他、カビやコケなどの付着もつきものです。

これらの汚れが残ったままで直接塗料を塗ったり吹き付けても、塗料の固着力が弱まってしまいせっかく塗った塗料がすぐに剥がれてしまいかねません。

専門業者であれば強力な高圧洗浄機を使って一気にきれいにできますが、そうした機材がない個人の場合は地道にブラシなどを使って外壁をきれいにする必要があります。

近頃は一般向けに小型でも威力のある高圧洗浄機が販売されるようになっているので、予算が許せば購入を考えてみるのもいいでしょう。

最初の段階で洗浄の手を抜いてしまうと、その後、費用と手間をかけて自分で塗装したものが台無しになってしまうかもしれません。

住宅の大きさにもよりますが、数日程度は洗浄に費やす覚悟で徹底的に外壁を洗浄しましょう。

自分で外壁塗装をするなら養生をしっかりすること

洗浄が終わったら次に行うのが「養生」と呼ばれる作業です。

家の外壁全体の塗装をするにしても、窓やドアなど塗料が付着して欲しくない場所がありますので、それらを覆うための作業です。マスキングなどと呼ぶ場合もあります。

塗装のために養生する場所の例

  • ドア
  • 窓、窓枠
  • 配管など
  • 植木など庭部分
  • 外壁のすぐ下の地面

せっかく外壁の塗装をしなおして家はきれいになったのに、庭木や地面に塗料の色が残っていると汚らしく見えてしまいます。

配管などは塗料が付いても構わないと考える人もいるかもしれませんが、仕上がりが雑に見えてしまいます。

なにより、養生を行わずに塗装をすると余分に塗料で塗ってしまいたくない部分の作業に手間取ることになり、かえって時間もかかってしまいます。

でしたら、少々面倒に感じてもきちんと養生して一気に塗装作業を行う方が効率が良いのです。

養生するためには、テープとシートが一体化したマスカーが便利です。その他、広い部分には大判のシートやカバー、細かい部分にはマスキングテープなど場所によって使い分けると作業がしやすくなります。

外壁塗装を自分でするときは補修作業も必要です

洗浄を終え、養生をしたらいよいよ塗装…と、その前にもう一つ重要な工程があります。それは「補修」です。

新築、またはリフォームから何年過ぎての塗装のし直しでしょうか。再塗装が必要になる年月が過ぎたということは、外壁自体の劣化があってもおかしくありません。

塗装の剥がれの他、壁面にひび割れが置きていないでしょうか。塗装の前にひび割れ箇所やコーキングが劣化した部分をチェックして補修を行って下さい。

これらを放置するとひびや隙間から雨水などが入り込み家の劣化を進めてしまいます。こうした場所を補修し外壁の防水性を高めると、家そのものの寿命を長引かせることにも繋がります。

加えて洗浄や補修を行った場合は、乾燥のために1日以上置いてから作業しましょう。
洗浄して水分が残ったままで補修を行ったり、補修後にコーキングが完全に固まってから下塗りに移ります。

乾燥させずに作業を行うと、塗料やコーキングに不純物が混ざって固着力を弱めてしまうのです。

一つの作業を終えたら、中一日は置いて作業してください。また、塗料の場合は説明書きにある乾燥時間を確認しておきましょう。

自分でするからこそ危険回避のための足場が必要

自分で外壁の塗装をするのは費用の節約のため、という場合がほとんどでしょう。

ですがケチってはいけない部分もあります。それは安全のための足場です。

どうせ自分で塗るから足場など適当でもいいだろうと考えてしまいがちですが、きれいに塗装するためには足場の存在は欠かせません。

いい加減な足場で作業をすると転落事故に繋がることもあり、塗装費用の節約どころの話ではなくなってしまいます。

塗装のための足場を準備するには

塗装業者に相談する

塗装業者によっては足場だけの貸出に応じてくれる場合があります。

足場専門の業者に依頼する

足場を作る専門業者にも依頼することができます。この場合は10万円前後必要な場合もあります。安全のために必要なこともあるので考慮してもいいでしょう。

自分で足場を組む

足場のための材料はホームセンターでも揃いますので、自分で組むことは可能です。しかし、経験や知識がない場合には安定した足場を作れないことも多く、あまりお勧めはできません。

外壁塗装は作業スケジュールに余裕を持ちましょう

自分で行うからこそ、のんびりやれる時に塗装を進めればいいと考えているのであればスケジュールを見直す必要があるかもしせません。

特に塗装を始めてからは、ある程度一気に作業してしまうことが望ましいのです。

塗料を塗った塗膜は一気に作業をしてしまわないと、時間を置いてから続きを塗った時に同じ色であっても色の継ぎ目が目立ってしまうことがあるからです。

もし一度に全部を塗ることが出来ない場合でも、一面ずつは一度に塗り追われるようにスケジュールを立てましょう。

思いついたときだけ少しずつ塗っていると、つぎはぎだらけのような見栄えが悪い外壁になってしまいます。

芸術的…という仕上がりにはならないと思いますので、作業の進行は計画的に行いましょう。

自分で自宅の外壁塗装を行うに重要なこと

  • 外壁の洗浄をしっかり行う
  • 補修、養生を丁寧に行う
  • 足場は安全を重視
  • 各作業の間には乾燥するための時間を置く
  • 塗装を始めたら最低一面ごとに塗り、半端な状態で中断しない

といったことが上げられるでしょう。

安く上げたいからといって質の悪い塗料を使うと結局すぐに塗装が必要になるかもしれませんね。

材料の調達を含め、下調べやスケジュールをしっかりと考えて作業しましょう。