少年野球の指導者をしているというお父さんコーチもいますよね。仕事を終えた後や休日を返上して、子供に熱心に野球を教えてくれることに感謝をしている保護者もいることでしょう。
少年野球の指導をする時、指導者としてどんなことに気をつけると良いのでしょうか。良い指導者の心得や悪い指導者の特徴は?
そこで今回は、少年野球で指導者をする時に覚えておきたい「指導者の心得」についてお伝えします。
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少年野球の指導者の心得は?
少年野球の指導者だから、しっかりしている、生徒の事を分かってくれる、良い人、なんて印象があるかもしれませんが、指導者もその人によって人柄は様々です。
人柄によって、チームの雰囲気や強弱、生徒への影響にもつながります。
相手は子供ですから様々な感情になるのは察することができますが、第一に指導者という立場を忘れないで指導して欲しいものですよね。
ここでは、指導者が持つべき心得を考えていきたいと思います。
あくまでも指導者ではない筆者が考える心得でありますが、参考にしていただけたら嬉しいです。
まず、指導者として、自分が1番なのか、生徒が1番なのかを念頭に入れて置くと良いですね。
自分のために試合で勝つのか、自分の思い通りになるために生徒を指導するのか、ここを考えることで、指導の仕方も大きくかわってくるのではないでしょうか。
残念ながらその判断が上手くできていない、自分の感情のコントロールができない指導者もいるのが実状です。
少しでもこのような指導者が減り、子供第一に考え指導してほしいものですね。
少年野球の指導者の心得・選手に対しての心得と監督に対しての心得
少年野球のコーチは監督よりも生徒と多く関わる事になります。少年野球は夏が本番ですね。
平日の夕方練習から、土日の大会や遠征にと親の次に生徒と一緒にいることが多くなります。
生徒の悩みをいち早く気づいてあげたり、野球の上達著しい子にはより強化した特訓などする時もあるでしょう。
それは指導者として間違っていることではありませんが他の選手や親からみたらヒイキと勘違いされかねないような行動でもあります。
そのため全ての生徒とその状況に応じて距離を考えながら指導する必要があります。
上達が思わしくない子、生意気な子、生徒も様々ですが全ての生徒に目をくばり、いかに野球に対して思いを駆り立て、活躍しやすい環境にしてあげることが重要です。
また監督との関係も指導者(コーチ)次第ではチームの雰囲気に影響を及ぼします。
チームの決定権は監督であります。作戦やチーム作りの監督とのやり合いはまず、生徒がいないところで話し合います。
時には意見の食い違いも生じることでしょう。しかし、その状況を生徒に見せるわけにはいきません。話し合いの末、合意の元、生徒に話すようにしましょう。
このような生徒や監督に対しての心得を忘れずに指導していきましょう。
少年野球の指導者の心得・良い指導者はこれを教える!
少年野球の指導者であれば、それぞれ心得を持って指導にあたっていることでしょう。
良い指導者として印象に残る人は、自分自身ではなく生徒一番、野球一番に考えている人ではないでしょうか。
これは指導者の指導の仕方や普段からの言動を見ていればわかるはずです。
厳しさや優しさだけではなく、厳しい中にも愛情を持った教え方をしてくれる人が理想です。
そして野球の楽しさを教え、子供の技術はもちろんのこと、精神面でも向上させてくれると親としてはありがたいですよね。
また、チームメイトを思いやる気持ちを養ってくれるような指導は、生徒の今後の野球人生や人生経験につながっていきますので、このような指導者の元、協調性や1つの事に取り組む姿勢など身につけてくれることを親は強く望んでいるでしょう。
少年野球の指導者に向いていない指導者って?
自分の子供にヒイキする指導者
野球少年の指導者は平日は働く生徒やOBのお父さん達のことがあります。そのため指導者の子供が少年団に入っていることもよくありますよ。
自分の子供だけ出番が多い、甘い、指導熱心なんてことが垣間見えてしまいます。このような指導者はいくら野球が上手でも指導者としては間違っています。
指導者が暴言をはく
指導者の思い取りにならなかったら生徒へ向かって暴言を吐く指導者がいます。
無意味な暴言を吐いた所で子供の自尊心を傷つけてしまうだけです。
指導するにあたって暴言は必要ありません。自分の感情をコントロールできていない行動といえます。
少年野球の指導でこれはNG!
一昔前の指導は「厳しくてなんぼ」という考えが通用していたかもしれませんが、現代はそのようなことは全く通用しません。
最近ではスポーツ選手の指導者や教師による生徒への暴言暴力などが話題となるニュースがたくさんありますね。
- 怪我をしているのに無理な練習をさせる
- 水分を飲ませない
- 暴言を浴びせる
このように、野球を嫌いにさせるような、子供の自尊心を傷つけるような指導は適切ではありません。
指導者は心得を持って指導に挑んでるでしょうが、時にはカッとなるような事も起こるでしょう。しかしそのような時こそ適切な対応をできる人が、真の指導者と言えますね。