【上棟式の挨拶】施主として挨拶をする際のポイントと注意点

上棟式では、今後の工事の安全を祈願し、施主として大工さんたちに向けて挨拶をする機会があります。

上棟式で挨拶をする時は、どのような点に注意して挨拶を行えばいいのでしょうか。挨拶をするタイミングは?上棟式でお礼の品は必要?

一般的な住宅の場合、最近は地鎮祭は行って上棟式は省略する方も多く、地域によっても異なるようです。

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上棟式で施主として挨拶をする時のポイントとは

上棟とは、家を立てる際に、木造建築では柱や梁などを組み立てて、屋根の一番上の部材である棟木(むなぎ)を取り付けるときのことです。

昔は、上棟の時には、上棟式が当たり前に行われ、餅まきや宴会をすることが普通でしたが、時代は変わり、現在では上棟式は準備や費用がかかるということから省略するケースも増えてきているようです。

上棟式とは、棟が出来上がったことを喜び、上棟が終わってからの工事の安全や、完成した後の建物の無事を祈願する祭祀(さいし)のことですが、上棟式を行う場合、施主が工事に携わっている大工さんをねぎらうという意味合いもあります。

上棟式を行うことにより、これから住む自分たちの家が、たくさんの人達の力で建てられたということに対し、感謝する気持ちがより強まったという人も多いようです。

上棟式では、施主が挨拶をしますが、ここでは上棟に対する感謝の気持ちや家の建築に携わる職人さんたちへの労いの気持ちを言葉にすることが一般的です。

流れとしては、自己紹介、上棟式に参加してくれた人たちに対する感謝、これまでの工事が無事に進んでいることへの感謝、今後の工事の安全のお願い、締めの言葉です。

完成した家に住む家族の紹介や、今後この家でどんな生活をしていきたいかなど、具体的なエピソードを盛り込むことも良いでしょう。

上棟式の挨拶は施主として大工さんへのねぎらいと感謝の気持ちを込めればOK

上棟式を行う際には施主の挨拶は付きものですが、そんな機会も一生に一度あるかどうかというくらい滅多にないことです。

当然、上棟式で挨拶することは初めての経験という人がほとんど。

ですから、上棟式の挨拶はそんなに緊張せず、リラックスして臨むと良いでしょう。

上棟式の挨拶で盛り込みたい内容としては、工事に携わっている大工さんたちに対する労いの気持ちや、今後も事故無く安全に工事を進めてほしいということなど、自分の気持ちも折り込みながら話すということが大切です。

家を完成させるということは、完成させて施主に引き渡すまで、工事に関わる人達全てにとっては気が抜けない大変な仕事です。

最後まで、職人さんたちが怪我することなく、安全第一で工事をしてほしいという気持ちを丁寧に伝えることが良いのではないでしょうか。

上棟式ではどのタイミングで施主が挨拶を行うのか

上棟式には、工事に関わる人が多く集まることがほとんどなので、施主と家族の他、大工さんや設計事務所、施工業者担当の人など、人数は10~20名になることが一般的です。

これだけ多くの職人さんたちと顔を合わせる機会はあまりないので、上棟式は、職人さんたちとコミュニケーションを図る良い機会になるでしょう。

当日になって、思ったより人数が来てしまい焦ることがないよう、参加人数は事前に住宅会社の担当の方に確認しておくと良いですね。

上棟式の一般的な流れとしては、まず、上棟の儀を行ってから施主の挨拶、設計者や住宅会社の挨拶の後、宴会をすることが多いようです。

上棟式は、無事に棟が出来上がったことを喜び合い、感謝するという意味合いがあります。

昔は、神主を招いて、出来上がった屋根の上で神事を行い、親戚なども招いて本格的な上棟式をすることも多かったのですが、現在では費用もかかるということから略式の上棟式を選択する人がほとんどです。

施主と家づくりに関わる人たちが顔を突き合わせて話すことができる上棟式では、お互いの人柄を知ることによって、より信頼が深まり、家づくりに対して思い入れも強くなるのではないでしょうか。

上棟式後に施主として大工さんにお礼の品を渡すべきなのか

上棟式においては、施主が日頃家づくりに関わっている職人さんたちに感謝し、もてなすという意味もあります。

上棟式が終わってから、大工さんなどにお土産を渡した方が良いのか悩む人も多いようですが、これに関しては決まりがないので、あくまで施主の気持ちということになります。
昔は、上棟式の中で、祝宴をして食事やお酒をふるまうということが普通でした。

現在では、仕事中に酒を飲むということに対することがコンプライアンス的に問題があるということもあったり、大工さんが車で移動していることが多いということからも、その場でお酒を振る舞うのではなく、持ち帰ってもらうようにお土産として渡すことが主流になってきました。

お土産で渡すものの定番としては、やはり帰ってから飲めるお酒、中でもビールが人気です。

1ケース単位よりも、6本入りを1人ずつに渡したり、かさばる場合はビール券を渡す方もいます。

また仕出し弁当や日持ちのするお菓子なども人気があります。

施主の気持ち次第で、無理なく出来る範囲で準備するということで十分気持ちは伝わるのではないでしょうか。

現在は、上棟を見にこられない人も多い中、お礼の気持ちを伝えるというだけで、嬉しいと感じる大工さんは多いようです。

近所へ挨拶するタイミングいつがベスト?

家を建てるということは、その土地にこれから先長く暮らしていくということです。

そのため、家に住む前には近隣の人達に「これからよろしくお願いします」と挨拶をしておくことが大切です。

挨拶は、地鎮祭を行う日に行くのが1番スムーズです。

これから数ヶ月かけて工事が始まるため、工事の騒音などで迷惑をかけることもあるかもしれませんので、近隣への挨拶は、工事着工の前の地鎮祭の日やその付近で行うのがスムーズです。

しかし、地域によっては、着工前の挨拶は住宅メーカーが行ってくれ、施主が挨拶に行くのは引っ越ししてから行うことが一般的というケースもあります。

その場合、工事の中で何か迷惑をかけた場合などの連絡先が記載された名刺を粗品と共に配ってくれます。

もし住宅会社から用意されていない場合は、自分で連絡先を記入したものを用意するようにしましょう。

挨拶は人間関係を円滑に進めるための基本です。

これから、良い近所付き合いをしながら気持ちよく暮らしていくためにも、挨拶はきちんと行いたいものですね。