イカの寿司を見ると、ある店では細かい切れ目があれば、別の店では一切切れ目がないことがあります。
細かい切れ目があることで、見栄えも良いですし食べやすいですが、実はそれだけが理由ではなかったのです。
では、イカの寿司に切れ目が入っているのはなぜなのでしょうか。
今度回転寿司に行く時は、まずイカから注文してみましょう!
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イカの寿司に切れ目が入っているのはなぜ?
お寿司屋さんに行ってイカは食べますか。
イカに切れ目が入っているお店と入っていないお店がありますが、なんの違いでしょうか。
イカを一切れずつ切れ目を入れていく手間の問題なのでしょうか。
気になったので調べてみました。
お寿司屋さんでは基本生のイカを使いますが、多く出回っているのがスルメイカだと思います。
生のイカには意外と多くのアニサキスという寄生虫がいます。
その寄生虫は冷凍することや火を通すこと、細いアニサキスを切ることで人間の体に悪影響を及ぼすことはないのですが、生のイカだとこのような対策ができなくなります。
そのため、光を当てイカを照らしてアニサキスを見つけたり、イカに切れ目を入れてアニサキスの体を切ることで対策をします。
この対策として格子状の細かい切れ目を入れることが多いと思います。
また生のスルメイカは身が固く引き締まっていますので、切れ目を入れることで食べやすくなる効果もあります。
イカの寿司に切れ目があるのは新鮮なイカという証拠?
お寿司屋さんのイカの切れ目は寄生虫対策でもありますが、新鮮な証拠でもあります。
お気づきの人も多いかと思いますが、回転寿司で出てくるイカにはイカに切れ目が入っていないことが多いのを御存知ですか。
それはイカを一度冷凍してあるためアニサキス対策にイカに切れ目を入れる必要はありませんし、冷凍したイカは生のイカよりも柔らかく食べやすいという特徴があります。
それに比べ、生のイカはイカの中にアニサキスがいる確率が高いのと、身が締まり硬い特徴があるので、その対策として切れ目を入れて出される事が多いのです。
もし回転寿司でも切れ目が入ったイカが出てきたら、生のイカである証拠ですよ。
イカを口にする機会はお寿司屋さんだけではなく家でもあると思いますが、そんな時のアニサキス対策を紹介します。
●アニサキス対策
- イカに切れ目をいれて胴体を切る
- 1度解凍する
- 火を加える
イカの寿司に細かい切れ目を入れるアニサキス対策、誤解しやすいアニサキス対策とは?
なんらかの食中毒で病院にかかる人はたくさんいますが、アニサキスにる食中毒の患者は年間2000~3000人いると言われております。
アニサキスの正しい対策の仕方を前述でも述べましたが、間違ったアニサキス対策をする方がいるのも事実であります。
- 酢や塩を使った対策
酢や塩を使ってある寿司ネタの特徴としてしめ鯖があります。
酢や塩を使うことで寄生虫対策をしてあると思いこんでしまっている人がいますが、これらは食材が腐りにくくするための効果はありますが、寄生虫対策の効果はありません。
アニサキスにとって刺激の強そうな酢でさえもなんの効力はないのです。 - よく噛む
アニサキスをよく噛めば問題ないと思っている方はいませんか。
アニサキスはとても硬くプラスチックのような食感ですので噛みちぎることはできませんので、この対策は間違いといえます。
イカの寿司は日本人には人気だが外国人には不評!?その理由とは
日本人は当たり前のように寿司や刺し身、生物を食べています。
近年は日本を訪れる外国人環境客の中でも日本の寿司ブームが到来しておりますが、その中でも外国人が最も苦手な寿司ネタは「イカ」だそうです。
その理由がこちら…
- 固くて飲み込めない
- ぐにゃぐにゃとした食感が苦手
- ヌルヌルしている
- 味がない
- 見た目が嫌だ
- イカの踊り食いはありえない
いずれも生のイカは食べられないけど、焼いたら食べられる、むしろ好きという方が多く、焼いたらむしろ好きな意見に日本人としては驚きである。
イカが好きなら生でもイケそうだと思う感覚は日本人ならではなのでしょうか。
そのほか、魚卵系もイカに次いで嫌いな人が多くいました。
抵抗なく魚卵が食べれる外国人では、いくらやとびっこが好きな人も多いようです。