家族がバラバラで寂しい…。仕事で疲れて家に帰っても、妻や子供に無視される。リビングに居場所がない。妻や子供と会話らしい会話がない。家族が今、何に興味があってどんなことをしているのかわからない。
このような中年男性は多くいます。
そして、多くの男性がその現状を自分が作り出していると自覚していません。どのような状況も環境も、自分が作り出していると自覚するところから始めましょう。
そう、自分を振り返るところから始めるのです。
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家族がバラバラで寂しいと感じる男性は意外と多い
結婚当初は他愛もない会話が楽しかったのに、子供が産まれて結婚生活が長くなっていくにつれて、今までのような明るさから遠ざかったように感じる家庭は少なくありません。
家族がバラバラになっているようでとても寂しい、という気持ちを感じているのは意外にも男性に多く、家庭の中に居場所がないと悩んでいるようです。
子供が小さいうちはあまり感じることのなかった疎外感が、子供の成長につれて強く感じるようになったというのも一つの傾向です。
子供が小さいうちは、やはり旦那さんに一日の出来事を話したいという奥さんが多いです。
しかし、子供が成長していくと子供が良き話し相手になります。
母と子は、父親に比べると一緒に過ごす時間も長く、学校での出来事を把握したり、習い事の送り迎えなど過ごす時間の密度も濃いと思います。
子供も当然、何かあったときにはすぐに対処してくれる母親に相談しますよね。
帰宅後に子供に学校での様子を聞いたり、奥さんの話を聞く姿勢のある旦那さんは家族バラバラな状況にはなりません
仕事が疲れていることを理由に、家族の一日に関心を示さない旦那さんが、ふと気付いたときに家族の中での疎外感を感じるようになるのです。
旦那さんが疎外感を感じるようになるまでに、きっと奥さんもいろいろな不満や葛藤があったはずです。
もう少し協力して欲しい、せめて子供の悩みを共有したい、でもそれが出来ないという不満が積もった結果が、今感じている疎外感につながっている可能性があります。
家族がバラバラで寂しいと感じる。現状は自分が作り出したもの
世の中の旦那さんには、奥さんに感謝している旦那さんと、感謝していない旦那さんがいると思います。
どちらの旦那さんの方が家族との関係が良好かということは、考えなくてもわかりますよね。
奥さんに感謝している旦那さんの家庭の方が、家族全体の関係が良好という傾向があります
感謝の気持ちを表されて、嫌な気持ちになる奥さんはいないはずです。
むしろ、この家族のためのこれからも一生懸命出来ることを頑張ろう、という決意を強くするでしょう。
お父さんがお母さんを大切にしていると、子供とお父さんの関係性も良くなります
小さな子供は特に強く見られますが、いつも一緒にいるお母さんが笑顔でいてくれると、子供自身も幸せな気持ちになるのです。
そんなお母さんの笑顔を作っているのがお父さんなら、そんなお父さんのこともますます好きになります。子供にとって、親の存在とはそれほど偉大なのです。
家族がバラバラで寂しいと悩んでいる旦那さんは、もしかすると気づかぬうちにこんな言動で家族を悲しませてはいませんでしたか
否定する
奥さんや子供の意見や話を、否定することが多くはありませんか。
否定されることが日常的になると、そんな相手とは出来るだけ会話することを避けようとします。
毎回否定するような旦那さんだと、当然奥さんは話をしなくなりますよね。
決めつける
否定と同じように、いつも上から決めつけるような言い方をすることも、相手は心が傷つきます。
「ただ話を聞いて欲しかっただけなのに」、そんな悲しい気持ちにさせていることにも気付きにくいのが、決めつけタイプの旦那さんです。
意見を押し付ける
家族とはいえ、それぞれの価値観や考え方には違う部分があることは当たり前です。
しかし、自分の考えが一番だと言わんばかりに、旦那さんの意見や要求を押し付けていては、家族はウンザリしてしまいます。
意見を共有することが家族であって、押し付けることは家族のあり方とはちょっと違いますね。
家族がバラバラで寂しい… 家庭が破綻している状況とは
家族がバラバラ、というよりすでに破綻しているのではと思っている方もいると思います。
そもそも家族が破綻している状況とは、どのような状況かを正しく知っているでしょうか。
理想的な家族とは
- 一番安心出来て落ち着ける空間
- いつもみんなが笑顔で笑い声が聞こえている
- 父親が育児にも積極的に参加していて、子供も父親にも懐いている
- 本音を言い合える家族
- みんながそれぞれの家族を思いやり、大切に考えている
など、どれも素敵な家族の象徴といった感じです。
破綻している家族は理想的な家族の正反対の状態
- 夫婦で喧嘩する機会が非常に多い(顔を合わせれば喧嘩)
- 喧嘩にもならないほど会話がない
- みんなが個人行動で、リビングに家族が集まらない
- 家事や育児は奥さん任せで、父親は子供のことをほとんど把握していない
- 奥さんも家事や育児を満足に行っていない
- 家族同士、大切に思う気持ちが皆無
これは夫婦だけではなく、子供にも影響を与えているまさに家庭破綻の状況と言えるでしょう。
家族がバラバラで寂しい思いをして育った子供の気持ち
家族がバラバラということに寂しさを感じているのは、旦那さんだけではありません。
子供も小さな胸を痛めています。
先ほども言ったように、子供のとって親の存在とは非常に偉大なのです。
親の言っていることは全てが正しく聞こえ、親を全面的に信頼している子供がほとんどです。
そんな親から満足に愛情を注がれなかったり、両親の仲の悪い姿を見ながら過ごしてきた子供の中には、こんな気持ちや状況を抱えるケースもあります。
- いつも気持ちが不安定で、不安感を感じることが多い
- 周囲を困らせないために、自分の気持ちや意見を押さえ我慢してしまう
- 何に対しても興味が持てない、無関心
- 周囲の評判を気にし過ぎて、必要以上に無理をしてしまう
- いつもいい子で正しくしていなければ、という気持ちが強くなり本来の自分を見失ってしまう
- 本心や本音を隠し、嘘をつくことが多くなってしまう
一度このような気持ちや状況が表れると、簡単に改善することは出来ません。場合によってはカウンセリングを受けなければ改善しない、ということもあります。
家族がバラバラになることで、子供の心もズタズタになってしまうということを忘れないで下さい。
家族 バラバラ 寂しい
家族バラバラが寂しい、今の状況を変えたいと思うなら、まずは自分から動き出さなくてはなりません。
周りを変えることは出来なくても、自分が変わることは出来るはずです。
自分が変わると周りのだんだん変わってきます。
今までは仕事から帰って、当たり前のように温かいご飯を食べていたかもしれません。
でも毎日温かいご飯を作っているのは誰ですか。
奥さんも育児や家事、仕事に疲れているにも関わらず、家族のために栄養を考えて食事の用意をしてくれているのです。
これは当たり前のことではありません。
感謝すべきことなのです。
今まで当たり前に食べていたご飯に、感謝の気持ちを添えてみて下さい。
「いつも美味しいご飯を作ってくれてありがとう」「今日は僕が洗い物をするよ」、こうして少しずつ自分を変えることで、きっと家族も変わってきます。
明るい家庭に戻れます。
家族がバラバラになっていることには、自分にも原因があり非があるということを自覚出来れば、まだ十分に回復のチャンスはあります。