インドにはたくさんのスパイスの種類があります

インドといえば、「カレー」と答える人が多いと思いますが、そもそもカレーとはどんな料理でしょうか?
簡単に説明しますと、カレーとは数多くの種類のスパイスを入れて煮込んだり、炒めたりする料理の総称です。
インドでは各家庭ごとに好みのスパイスをブレンドした、いわゆるおふくろの味があるのです。
そんなカレーですが、日本でも凝り性の方は、カレールーを使わずにスパイスを独自に配合して作るという本格派の人もいます。
カレー好きなら一度はチャレンジしたいと思っても、まったく知識もないのにそれをするのは無謀というものです。
まず、インドのスパイスにはどんな種類があるのかを知る必要があります。
また、スパイスの知識が広がると、カレー以外にもスパイスを使った料理やお菓子を作ることが出来るようになります。
スパイスの事を学んで、是非お料理づくりに役立ててください。

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インドはスパイスの種類が豊富!なぜならこんな効果があるから

ご存知の通り、カレーが有名なインドでは、スパイスの種類が豊富です。

スパイスとは日本語で言えば香辛料のこと。
料理の香り付けや辛味などの味を引き出すために使われる「調味料の一種」と言うことができます。

  • 食欲増進効果
  • 食材の臭い消し
  • 料理の香り付け
  • ダイエット効果
  • 消化促進
  • 虫よけ
  • デトックス効果
  • 整腸作用
  • リラックス効果
  • 抗菌、殺菌作用
  • 疲労回復
  • 口臭予防
  • むくみ防止
  • 新陳代謝活性

スパイスには、このようにいろいろな効果があると言われています。
この他にもいろいろな効果があり、インドの人たちはその日の体調によってスパイスの量を使い分けるそうです。各スパイスの効能を良く知っていないとできることではありませんよね。

私は、カレーが大好きで、よく一人でランチに行くのですが、インドのカレー専門店やスパイスカレーを食べると必ず汗だくになります。
他のチェーン店やレストランで食べるカレーでは汗は吹き出さないのに、インドカレー専門店で食べる時にはタオルハンカチが必需品になるので、カレーに含まれているスパイスの効果を実感しています。

インドのスパイスの中でも辛い種類をご紹介

日本人がインド人のようにスパイスを使いこなすことは難しいかもしれませんが、カレーに入っているスパイスがある程度手に入れば、自分でスパイスカレーを作ることができます。

あとは、スパイスの辛さで味を調整したり、香りを引き立てたりといった、初心者でも楽しめる方法でスパイスの調合をしてみるのがおすすめです。

辛さのあるスパイス

レッドペッパー

赤唐辛子で作られたスパイスです。口がしびれるような辛さが特徴です。

カルダモン

辛味はそれほど強くはありませんが、ピリリとした辛さとほろ苦さが特徴のスパイスです。

カイエンペッパー

カレーを辛くする時には、これです。
鼻や喉を刺すような辛さなので、使う時には少量から試してみましょう。

チリパウダー

赤唐辛子が主の原料ですが、赤唐辛子だけでなく、クミンやオレガノなどのスパイスがブレンドされているので、赤唐辛子が主のレッドペッパーよりも甘みや深みがあるので、辛党以外の方にはこちらがおすすめです。

ブラッグペッパー・ホワイトペッパー

黒胡椒、白胡椒、もカレーを辛くするときに使えます。

ジンジャー

生姜のことですね。カレーにはジンジャースパイスも入ります。生のものではなく、パウダーになったものを使いましょう。

料理を良い匂いにしてくれるインドのスパイスの種類はコレ

インドのスパイスにはそれぞれ役割があり、先程紹介した「辛味」を感じるスパイスの他にも、「香り」を出すスパイスと「色」を出す全部で3つの役割のスパイスがあります。

香りを付けるスパイス

これはスパイスカレーを作る時にも大切な役割を果たすことになります。好みのバランスで組み合わせられるように、一通り揃えておくと良いでしょう。

クミン

カレーには必要不可欠なクミンは、多めに入れることで本場インドのカレーに近い香りと味になります。クミン自体がカレーの匂いがするので、ぜひ一度クミンの匂いを確かめてみてください。

ローレル

パスタや煮込みハンバーグなど、煮込み料理のソースを作る時に使っている方も多いのではないでしょうか?

私が常用しているのはローレルの葉っぱですが、カレーに使う時にはパウダー状になったものを使用するのがおすすめです。パウダーなので、少量入れるだけで十分です。

ガーリック

カレーにはガーリックスパイスも欠かせませんね。甘みのあるガーリックは、香りだけではなく、料理の旨味やコクも引き立ててくれるので、いろいろな料理に役立ちます。

他にも、お菓子作りに使われる「シナモン」や香りの王様「カルダモン」、柑橘系の香りがする「コリアンダー」や香りの強い「グローブ」などが香りのスパイスとしてあげられます。
全てカレーに使うことができるスパイスですし、その特量を生かして他の料理の香り付けや臭い消しなどとして使うことも出来ますので、興味のある方は一通り揃えて匂いを確かめて見ると良いでしょう。

スパイスは飾り棚に置いておくだけでもオシャレなので、キッチンのインテリアとして揃えてみるのも良いですね。

インドのスパイスは、色つけにも使われます

カレーの色味を出す時には、ターメリックが使われます。

カレーのスパイス、ターメリック

ターメリックはウコンのことで黄色い色をしています。

料理は味が大事ではありますが、食欲を引き立てるには、香りの他にも色味が大切になります。

カレーの黄色みがかった茶色い色は、ターメリックなしでは作ることができません。
また、カレーに使うご飯を黄色く着色した「ターメリックライス」を作る時に使うのも、ターメリックですね。

カレーに使われることはありませんが、インドでは、「サフラン」「クチナシ」「パプリカ」などのスパイスも色つけに使われます。

インドでは高級スパイスとして使われているサフランは、紫色をした花が原料になったスパイスで、水に溶かすと黄色に着色されるので、料理の色付けとして、リゾットやブイヤベース、パエリアなどに使われることが多いです。

スパイスを上手に使いこなして、料理の幅を広げよう

スパイスの効果や使い方がわかれば、カレー作りも楽しくなります。
スパイスカレーは本当に奥が深くて、何度作ってもなかなか同じ味は再現できないのが面白いです。
すごく美味しいカレーが出来る時もあれば、スパイスを何度入れ直しても味が決まらない時もあり、なかなか自分の味が出来上がりません。

ぜひ、普段のルーカレーに飽きたら、スパイスを揃えて本格的なカレー作りに挑戦してみることをおすすめします。

インドのスパイスは、カレー以外の様々な料理に使うことができる

日本人が良く口にするものでは、パスタなどと相性が良く、味わいを深めるのにピッタリです。

スパイスは食事だけでなく、お菓子作りにも重宝する

お菓子と相性が良いスパイスが、シナモン、バジル、ジンジャー、カルダモン等ですが、クッキーやカップケーキなどに混ぜて使うと、いつもの甘いお菓子とは違った、大人の味が楽しめるお菓子が出来上がりますので、ママ友とのティータイム用のお菓子や、甘いものが苦手な旦那さんへのバレンタインデーのプレゼント等に使ってみるのもおすすめですよ。