サッカーのスパイクのポイントの減り方がはやすぎるのでは?子どものスパイクのポイントが減るのが気になったときには、こんなことを確認してみてください。
プレイのクセや、日頃のスパイクの扱いなどでポイントの減りは大きく変わると言えるでしょう。
また、新しいスパイクを選ぶときにはこのようなことを気にしながら選ぶことで子どもに合ったものを見つけることができますよ。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
トライアスロンロングディスタンスを完走させるための練習量とは
トライアスロンロングを完走するにはどのくらいの練習量が必要となるのでしょうか?個人の体力によ...
シュート【サッカー練習】決定力を上げて上達につながるポイント
シュートはサッカーの練習を繰り返すことで結果につながります。シュートがなかなか決まらないという人は、...
投手のコントロールが良くなる練習は?ポイントや練習方法を解説
投手のボールコントロールが良くないというお悩みを抱えている指導者の中には、どんな練習をすればコントロ...
スポンサーリンク
スパイクのポイントの減り方で足の使い方がわかります
スパイクのポイントの減り方を見ると、その人のクセがわかります。いつも前側だけが減る人もいれば、反対に後ろ側の減りが早い人もいます。普段の走り方やプレーを見なくても、スパイクのポイントの減り方を見れば、主にどのあたりに重心をおいてプレーしているのかが一目瞭然なのです。
スパイクの前側、とくに親指側の減りが早い人は、常に前傾姿勢を保ってプレーしているタイプでしょう。瞬発力を必要とするサッカーにおいては、ダッシュする際のまず一歩目に相当な力がかかるため、いつでもスタートできるようにと常に前側に重心を置いていることがわかります。さらに、親指側(内側)に力をかけることで、つま先で踏み込む力を最大限に生かして前に飛び出すスピードを早くすることができるのです。
反対にスパイクのポイントの後ろ側が減っている人は、体重が後ろにかかりすぎてバランスが悪い走り方をしている可能性が高いです。足の後ろ側に重心を置いていると、ちょっとしたことでバランスを崩して倒れてしまう恐れが高いので、前傾姿勢を意識しつつ、前側に体重をかけるクセをつける必要があります。
スパイクのポイントの減り方がはやいのは履き方?長く使うには
ポイントのすり減ったスパイクを履き続けていると、プレーにも大きく影響してきます。なるべくスパイクを長持ちさせるために、気を付けたいポイントがありますので、いくつかご紹介していきましょう。
スパイクの手入れを怠らない
スパイクを長持ちさせるには、これが一番重要です。できれば履いたあとは毎回キチンと汚れを落として手入れを行うことで、革のひび割れを防ぎましょう。毎日手入れをすることで、スパイクの破損やポイントの減りにもいち早く気付くことができるので、ケガの予防にも繋がります。
足のサイズに合ったスパイクを選ぶ
子供成長は早いため、少しでも長く使うために少し大きめの洋服や靴を買い与えるという方も多いことでしょうが、ことスパイクに関してはそれが逆にスパイクの寿命を早めることになりかねません。きちんと足に合ったスパイクを選ぶことで、スパイクの破損やソールが剥がれるのを防ぎ、結果的に長持ちさせることにつながります。
スパイクを使う環境に合ったタイプを選ぶ
スパイクは土グランド用・天然芝グランド用といったように使う環境ごとにいくつかの種類があるため、自分が主にどこで使うのかを想定して選ぶ必要があります。
何足かを交互に履く
スパイクに限らず、靴は2~3足を交互にローテーションしながら履くことで、より長持ちさせることができます。しっかりと手入れをしつつ、休ませながら交互に履くことで、革が痛むのを遅らせることができるのです。
スパイクのポイントの減り方が遅くても
スパイクの値段は使われている素材によっても値段が大きく違ってきます。とくに天然皮革か人工皮革かによっても違いますし、どのメーカーのスパイクかによっても金額にはかなりの差がみられるようです。
たとえサイズは小さくても、スパイクはけっして安いものではないので、ポイントの減り方によってはまだまだ使えるように見えるかもしれませんが、お子さんが小さいうちは足の成長に合わせて定期的に買い替えて上げる必要があります。
小学生のうちはまだ週に数回しか履かないケースも多いので、しばらく買い替えていなくてもまだまだ使えるしもったいないと感じるかもしれませんが、実際には平均して半年で5ミリは足が大きくなると言われています。ましてやサッカーなどの足に相当な力がかかるハードなスポーツでは、たった半年でもスパイクにかかるダメージは想像以上に大きいのです。
たとえポイントが減っていなくても、スパイク自体は消耗品であると捉え、少なくとも半年に一回は買い換えるようにしましょう。
スパイクのポイントの減りが気になるなら
ポイントの減り方が気になる人がスパイクを選ぶうえでは、比較的ポイントが減りにくいタイプを選ぶことで、より長持ちさせることができます。
- ポイントが円柱であること
- 比較的リーズナブルな価格であること
- スパイクにある程度しっかりとした重さがあること
意外かもしれませんが、価格がリーズナブルなタイプは、シューズメーカー側も使う側のことを考慮して、耐久性を重視して作られる傾向にあるため、ポイント自体も減りにくい素材が使われている場合が多いです。また、フットワークの軽さを意識して作られた軽量タイプは、軽さを重視するあまりに耐久性にやや問題がある場合もありますので、あまりにも軽すぎるスパイクは避けたほうが無難でしょう。
新しいスパイクを買うときのポイント
成長期の小学生が使うスパイクを購入する際に一番気にしたいポイントとしては、いかにボールを蹴った際の衝撃を吸収し、足への負担を減らしてあげられるタイプを選ぶかということです。
その上で、プレースタイルに合わせてスパイクを選ぶことも重要です。
サッカースパイクのアッパー部分に使われている素材は、天然皮革と人工皮革の2種類があります。天然皮革のスパイクは革が軟らかく伸びて足馴染みがよい反面、価格が高いだけでなくお手入れに若干の手間がかかります。
それに対して人工皮革のスパイクは、足馴染みの良さは天然皮革に劣りますが、耐久性に優れていてお手入れもしやすいといったメリットがあります。
ボールのコントロールを重視して、よりフィット感が高い方を選ぶならば天然皮革を、常に激しく動き回り、スパイクの消耗が激しい場合は人工皮革を選ぶといった方法もあります。
また、土や天然芝の上で練習する機会が多い日本の練習環境においては、足裏に丸いポイントがたくさん付いているタイプを選ぶことで、足への負担を減らしてプレーに集中することができるようになります。
足のサイズやプレースタイル、練習環境等に応じて、ぜひお子さんの足に合った最適の一足を選んであげてくださいね。