逆立ちができない理由を知っていますか?
筋肉がないや、体幹がないということではありません。
単純に「できない」と気持がブロックしているから体がついていかないのです。
逆立ちに抵抗感を持たずに練習すれば、子どもなら一瞬で逆立ちができてしまうこともあるでしょう。
もちろん、逆立ちをするためには、体のいろいろなところでバランスを取らなければなりません。
バランスをとることも、大切なのですが、一番大事なのは『立って歩くのと同じくらいの感覚で逆立ちだってできる』と認識することです。
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逆立ちができない理由第1位は『できないという思い込み』
あなたが逆立ちできない理由って、何だと思いますか。筋肉がないから、体幹がないから、その他にもできない理由を思い浮かべようと思えばいくらでも思いつきそうな逆立ち。
いやいや、まだ筋肉がそれほどなく、体幹が鍛えられていない子供だって、練習すれば出来てしまうこともあるのです。ですからまずは、あなたのその思い込を捨て去ることから始めましょう。
あなただって、練習すれば逆立ちはできるのです。それが逆立ちです。できない一番の理由は、あなたができないと思い込んでいる事にあります。
その場に立って、腕を上げてみて下さい。それが逆さまになった状態が逆立ちなのです。そう考えると、できそうな気がしてきませんか。
勿論、自分の体全体を肩や腕で支えられるだけの最低限の筋肉は必要になります。これは、体を持ち上げる筋肉ではありません。支えるだけの筋肉があれば良いで、それほど筋肉を必要とはしないでしょう。
後は、バランス感覚です。正しいやり方とバランス感覚さえ身につけることができれば、逆立ちは容易にできてしまうものなのです。
逆立ちができない理由は『できない』という思い込み!?
逆立ちができない一番の理由は、できないという思い込みが在るからです。
逆立ちに対してシンプルに考えること
先程も述べたように、逆さまに手を上げて立っているという風に捉えると、できそうな気がしてきたという人もいるのでは無いでしょうか。
逆立ちを難しく考えれば、キリがありません。立ったままの状態で真上に手を伸ばし、手のひらと顔を天井に向けてみましょう。その格好をしっかり覚えておくことです。覚えられない人は、カメラで撮影してもらったり、鏡を見ながら練習するというのも良いかもしれません。それを逆さまにしたスタイルこそが、正しい逆立ちの姿勢なのです。
逆立ちをした時に、体が海老反ってしまったり、足がすぐに下がってしまう様では逆立ちは難しくなってしまいます。お尻をしっかりと持ち上げ、手の真上に肩、その上にお尻を乗せるように意識する事です。
あくまでも、姿勢良く、立っている状態と逆さまになることです。
そう考えると、逆立ちはとてもシンプルだという事に気付きます。
逆立ちができない理由の一つに『手のつき方』がある
逆立ちができない理由を考えた時に、手のつき方に注目する人は意外と少ないでしょう。しかし、逆立ちというのは、立った状態を逆さまにしている状態なので、手のひらだけが地面についています。立った状態でいう足の裏が、手のひらにあたります。
ですから、床上での手の付き方も、非常に重要になります。逆立ちしている時の手のひらは、指の第一関節部分と手のひらの下部分をしっかりと床につけなければなりません。立っている状態に置き換えると、指先はつま先、手のひらの下部分は踵にあたります。
また、第二関節は少し緩めて、手のひらの真ん中は少し浮かせるような感じで手を付きましょう。土踏まずは地面から浮いているというイメージをもつとわかりやすいかも知れません。
逆立ちした際、重心が一番かかるのは、手のひらの下部分です。倒れそうになった時は、指先に力を入れてバランスをとりましょう。
立っているときを考えてみて下さい。倒れそうになった時のみ、つま先で地面を押してバランスをとってはいませんか。ずっとつま先に力が入っている訳ではありません。それと同様です。前に倒れそうになったときのみ、指先に力を入れましょう。
逆立ち(倒立)のコツ
逆立ちをする上での手の付き方を説明したと思いますが、その他にも、地面に手を付ける際に気をつけなければならないのは、手の向きと両手の幅です。
手の向きは、逆ハの字にすると、肘が伸び力が入りやすくなります。手のひらはシッカリ開きましょう。指先に力が入れやすくなります。手の幅は肩幅に開いてください。
また、顎を引いてしまうとバランスが取りづらくなります。頭をしっかりと上に向かって起こし、地面についた手と手の間よりも少し上を見るようにして下さい。
逆立ちは、手にしっかりと体重が乗り切らないと、倒れてしまいます。ですから、お尻の高い位置にもってきた状態から、利き足で地面をしっかりと蹴って逆立ちしましょう。
そうすることで、重心がしっかりと手に乗り、逆立ちした際に、真っ直ぐな状態で止まりやすくなります。腰がしっかりと上がった状態になってから、両足を揃えて下さい。
この際、重要になるのが、下半身です。お尻と共に、下半身をしっかりと締めましょう。
恐怖心を吹っ飛ばせ!逆立ちの視界や感覚を覚えれば逆立ちはできるようになる
逆立ちができない理由の一つには、恐怖心もあるでしょう。普段の生活で逆さまになる事はほぼありません。ですから、逆立ちという体勢は、恐怖以外の何者でもないはずです。
体のバランスが取れず転んでしまう、頭を打ってしまうと恐怖心が頭をよぎります。その恐怖心を打ち消さなければ、腕に力が入らなったり、肘をしっかり伸ばすこともできなくなるのです。折角腕を伸ばせたとしても、足が上がらなかったり、腰が曲がったままになることもあるでしょう。
そもそも、恐怖心があっては逆立ちはできません。逆さまになっても、怖くないという感覚を身に付け、逆さまになった時にどんな視界になるのかというのを分かるためにも、逆さまの状態に慣れる事が必要になります。
そのように、恐怖心をなくす為には、逆立ちする過程を練習するのではなく、先ず逆立ちした後の状態に慣れることが大切なのです。
腕立て伏せの状態になって、台や壁を利用して足の高さをだんだん上げていきましょう。腕で体を支えるというイメージを掴むことが大切です。また、マットや布団などを敷いた上で逆立ちの練習をすれば、転んだときもそれほど痛くないでしょう。転んだ時に、どのように身を守るかという訓練にもなり、ケガ防止に繋がります。
あなたや、あなたのお子さんが逆立ちができない理由。それは何だと思いますか。できないという思い込みですか。逆さまになる恐怖心ですか。
いきなり出来るという事はないかもしれませんので、まずは逆さまになるという練習をしてから、そこまでの工程を練習するというのが、一般的な逆立ちの練習方法でしょう。
逆立ちには、疲労回復やダイエット、便秘の改善など、様々な効果もあると言われています。健康のためにも、是非、あなたも逆立ちに挑戦してみませんか。