浴室のリフォームはDIYでも可能な部分があります。浴室の壁であれば、手順やコツに気をつければ自分で塗装することもできますし、浴室パネルを使えば比較的簡単にリフォームすることができるでしょう。
そこで、浴室リフォームをDIYすることについて、浴室の壁の塗装をDIYでリフォームする方法やパネルを使ったDIYリフォーム、壁の隙間をコーキングするポイントなどお伝えしていきましょう。
浴室をDIYでリフォームすることができれば、費用も抑えて自分好みの浴室を楽しむことができます。しかし、失敗してしまうと元に戻せなくなる場合もあるので慎重に行いましょう。ぜひ参考にしてみてください。
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浴室の壁はDIYでリフォームすることができる
家は、家族が快適に暮らすための場所です。大切に使っていても、年数が経てば家の建具は当然新品のままという訳にはいかず、傷みなどの劣化は避けられません。また、家族の生活スタイルも変化することにより、新築の当初は快適に暮らしていた間取りも、何だか使いにくいと感じることもあるでしょう。
そこで多くの人が検討するのが家のリフォームです。
壁のDIYは比較的簡単にできる
住んでいる家の基礎はそのままで、中身だけを新品のように使いやすく変えられるリフォームは、家を長く大切に使い続けるための有効な方法です。
家の中でリフォームする場所の上位に入るのが浴室です。
お風呂はほぼ毎日使う場所で水気も多いため、壁や床にカビや汚れが付きやすい場所です。
大掛かりなリフォームでは、業者に依頼する方法が確実ですが、費用が多くかかるということがネックですね。
浴室の壁であれば、リフォームを自分で行うことも可能
浴室のカビや汚れが付いた壁を新しくすることで、浴室の印象はかなり変わります。
浴室の壁が塗装されている場合は、上から新しいペンキで塗り替えることが出来ますし、タイルの壁なら新しい壁紙シートを上から貼る方法がおすすめです。
自分で壁のDIYをすれば、業者に頼む費用を抑えられ、材料代だけで済むというメリットがあります。
浴室の壁の塗装をDIYでリフォームする方法
浴室のリフォームというと、業者に依頼する方法が一般的ではありますが、浴槽はそのままで壁だけ新しくしたいという場合は自分で行うことも出来ます。ただ、この場合は既存の壁をそのままにして、その上から色を塗ったりシートを貼るという方法が有効です。
在来工法では浴室の壁を替える場合、タイルなどをすべて剥がして壁をむき出し状態にしてから新しい壁を設置しますが、この方法を素人が行うのはとても時間がかかり、失敗しても元に戻すことが困難という状況になりかねません。
浴室の壁は下塗り剤で表面を補強してから塗装する
浴室の壁が塗装の場合、新しい色を塗り直すことで綺麗な状態にすることが出来ます。
新しい色をいきなり塗るのではなく、まず下塗り剤を塗ってから塗料を塗る方法が一般的です。
下塗り剤を塗ることによって、上から塗る塗料の染み込みを防ぎ、下地と密着させることが出来ます。
浴室の壁を塗る時には、他の場所にペンキが飛ばないようにマスキングテープで養生しながら行いましょう。
浴室の壁はパネルを使えばDIYリフォームも簡単
壁に塗料を塗るのではなく、浴室用のパネルを使って壁のリフォームをすることも出来ます。浴室用なので水回りにも強く、お風呂の壁には最適のリフォーム材料です。
パネルという言葉からプラスチック製で厚みがある物を想像する人もいるかもしれませんが、フィルム状なので、カッターで簡単にカット出来る優れものです。傷みがある下地でも密着させて取り付けることが出来ます。
デザイン豊富な浴室パネルで手軽に壁をリフォーム
デザインも多く揃っているので、今までシンプルだったタイルの壁も、ホテルの浴室のようにオシャレな空間にすることも出来ます。
無地の浴室パネルの上から、好きなデザインのシートを貼り付ける方法や、最初から浴室パネルに絵柄がデザインされたものを貼る方法もあります。
また、一般的な浴室パネルには保温性も備わっているので、浴室パネルにリフォームすることでオシャレな浴室になるばかりではなく、浴室の温度を保ってくれる効果も期待できます。
浴室パネルは、両面テープやボンドなどを使って壁に密着させ取り付ける
自分で浴室パネルを取り付ける場合は、隙間がないように丁寧にパネルを貼ることが重要です。
隙間が少しでもあると、浴室の水分がパネルの裏に浸透してしまい、密着性が弱まることがあるからです。
ただパネルを貼るだけではなく、継ぎ目にコーティング剤を塗ったり、接続部品を使うなどして、水分が入り込まないような対策が必須です。
大きなパネルは一度貼ってしまうと、接着力が強くて位置を修正出来ないため、貼る作業は慎重に行うこともポイントです。
壁の隙間にはしっかりとコーキングしましょう
毎日使い続けている浴室の床や壁をよくよく見ると、隙間に埃やカビが生えていることもありますよね。
床や壁のつなぎ目には、コーティング剤が塗られていて水分が浸透しないようになってはいるものの、長く使っているうちにコーティング剤の表面が削られたり劣化して、隙間が出来てしまうこともあります。
この隙間から水分が浸透してしまい、カビなどの発生原因になることも。ただでさえ湿気が多い浴室なので、隙間は大敵です。
浴室のコーティング剤が劣化すると隙間ができやすい
カビが繁殖してしまうと、その部分だけではなく繁殖範囲を広げて浴室の建材を傷めてしまうことになるからです。
このような状態にならないために、床や壁に隙間を見つけたら、コーティング剤を付け直す作業がおすすめです。
劣化したコーティング剤は、カッターなどで出来るだけ綺麗に取り除いてから、新しいコーティング剤で埋め込むようにしましょう。
他の場所にコーティング剤が付かないようにマスキングテープで養生しておくこともポイントです。
自信がない場合はプロにお任せするのがオススメです
浴室の壁のリフォームを自分でするということは、費用面を考えると材料費だけで済むので節約になりますが、DIYに慣れていない初心者の場合、失敗したら余計にお金がかかることもあるので、自分で出来るかという判断は早まらない方が得策です。
リフォームは業者に頼むことで満足の仕上がりになる
自信が持てないまま作業をしても、満足のいく仕上がりになることは少ないでしょう。
浴室パネルなどの材料費も決して安くはないので、失敗した場合はこれらの材料費が無駄になってしまうこともあります。
自分でやるのは自信がないという場合には、リフォームのプロである業者に依頼することで、かかった費用分の満足のいく仕上がりになります。
そのため、場合によっては業者にお任せすることも検討しても良いでしょう。