フラッシュモブを取り入れた結婚式はとても人気がありますが、一方でそれが離婚の引き金になってしまうこともあるようです。
「きっと感動してくれるはず」と、秘密裏に計画を練ったサプライズ演出が離婚の原因になってしまう。それではあまりにも悲しすぎます。
では、フラッシュモブの結婚式が離婚の引き金になってしまうのはなぜなのでしょうか。成功させるためには?
サプライズの内容によっては、相手だけでなくゲスト側も快く思わないことがあります。十分注意しましょう。
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フラッシュモブの結婚式が離婚の引き金になってしまう理由
フラッシュモブ嫌いの人も中にはいる
昔から、テレビでは「ドッキリ」をメインとした番組が人気ですよね。
未だにドッキリ番組の人気が衰えないのは、ドッキリを仕掛けられた人のビックリした顔や反応が面白いからということも理由のひとつです。
見ている側としては、ドッキリと分かっているからこそ、仕掛けられた人のリアクションを落ち着いて見ることが出来ますが、何も知らずに仕掛けられる方の気持ちはあまり考えることはありませんよね。
大勢の人が結婚のお祝いに来てくれる結婚式で、フラッシュモブをしたことが原因で相手が怒ったり、泣いてしまって式が中断してしまう可能性だってあります。
成功すれば達成感も感じられ、気持ちも満たされるかもしれませんが、フラッシュモブをする相手の気持ちをまずは尊重することが大切です。
フラッシュモブの結婚式がきっかけで離婚になるのは少なくない。全ての人がフラッシュモブで感動するとは限らないことを知っておくべき
サプライズが嫌いな人の理由とは?
普通に彼をデートをしていたら、通行人が急に踊り始め、それを見ていた周りの人も輪に加わり、面白半分に見ていたら、彼も最終的に踊りだし、音楽が終わったところで、花束を差し出して感動的なプロポーズする。抱き合う2人、そして祝福するダンサー達…。
フラッシュモブというと、このようなシチュエーションを思い出すという人も多いのではないでしょうか。
多くの女性にとって、プロポーズは特別な場です。
このような準備も必要で、大掛かりなフラッシュモブでのプロポーズは、「私のためにこんなに準備をしてくれて嬉しい!」と感じる人もいれば、「プロポーズは2人きりが良かった」などと感じる人もいます。
結婚式の中でフラッシュモブをする場合も同様です。
女性は、みんながみんなサプライズ好きではありません。
サプライズする側にとっては、相手に喜んでほしいという一心でするフラッシュモブでも、された側にとっては周りに見られている中どんなリアクションをしたら良いのかということで気を遣うものになるということです。
フラッシュモブが苦手な人もいる、こういった配慮があれば結婚式で離婚してしまうことはない
サプライズする相手の気持ちを重視する
フラッシュモブは、現実から夢の世界へと引き込まれるような錯覚を覚えやすいもの。
フラッシュモブをする側からすると「喜んでもらえるだろう」と期待をしながら臨むフラッシュモブでも、された側は「もっと喜んだ方が良いのかな?」などと気持ちの食い違いが起こってしまうことも珍しくありません。
映画を一人で観ていると、感動した時は素直に涙がこぼれても、周りに注目されている中では自分の気持ちに集中できないこともあります。
2人の気持ちの温度差が「結婚」という幸せな気分から一転、「離婚」を決断するという大きなきっかけになってしまうこともあるのです。
結婚式でフラッシュモブをしたいと考えた時、それは”誰のために”したいのかをじっくり考えてみましょう。
新郎から新婦にするフラッシュモブなら、新婦がフラッシュモブに対してどう感じているかを日常の中で、それとなく探ってみるなど、相手の本当の気持ちを知ることが大切です。
フラッシュモブ結婚式を成功させるポイント
フラッシュモブを結婚式の中で入れるタイミングも重要
フラッシュモブは、ある程度の人数でダンスなどパフォーマンスをするので、結婚式で行うと盛り上がりやすいというのは事実です。
ただ、”盛り上がるから”などと短絡的な理由でフラッシュモブをすると、失敗してしまうこともあります。
フラッシュモブを盛り上げるためには、相手の気持ちの他にも、披露する会場との密な連携が欠かせません。
フラッシュモブは他の余興よりも時間がかかるため、他にもプログラムが組み込まれている披露宴では、時間が推してしまい、決められた時間の中で収まらなくなったり、会場によっては広さや音響の関係でフラッシュモブ自体が出来ないところもあります。
結婚式の中でフラッシュモブを入れる時は、式の中盤~終盤にかけて、食事が終わり、ゲストが歓談している時間がおすすめです。
みんなが楽しめるような結婚式にすること。これが一番大事
結婚式は来てくれたゲストに対して感謝を伝える場でもある
でも、結婚式は夫婦となる2人が初めて行う共同作業とも言われています。
招待客の出欠を取ったり、引き出物や料理を決めるなど、しなくてはいけないことが山積みで、特に式の2~3ヶ月前からは会場の担当者と何度も打ち合わせをして自分達の披露宴の準備をしなくてはいけません。
結婚式の準備は、2人の気持ちが一緒の方向を向いていないと、どちらかに負担が多くかかってしまい、「どうしていつも私ばかりが…」と楽しいハズの結婚式が苦痛なものになってしまうこともあります。