長距離の走り方を子供に教えるときのコツやポイントとは

子供と一緒に長距離の練習をするときにはどのように教えてあげたらいいのでしょうか?

走り方のコツやポイントとは?短距離が得意な子でも、長距離となるとペースがつかめずなかなかタイムが伸びなかったり、長距離は苦手と思ってしまう子も多いのではないでしょうか?

長距離を走るときにはこのようなコツがあります。一緒に練習するときには、全速力で走らないようにおさえる走り方を教えてあげましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ドライバーのスイングのコツとは?初心者向け上達方法!

ゴルフ初心者にとってドライバーが一番難しいですよね。どうすれば飛ぶようになるのか、すぐにても知りたい...

サッカーの練習に取り入れたい練習メニュー【ジュニア編】

ジュニア時代のサッカーの練習にはどんな練習を取り入れると良いのか、子供のサッカー技術向上やチームの勝...

ドライバーが上がらないのはナゼ?初心者によくある原因とは

ドライバーが上がらないのは初心者だから?ドライバーが上がらない原因にはどんなものがあるのでしょうか?...

スキー上達のコツ。初心者ならプロの指導を受けること

スキーを上手に滑れるようになりたい!スキーが上達するコツを知りたい!スキー初心者さんの誰...

短距離走を速く走るコツは正しいフォームを意識すること

短距離走を速く走るコツで一番身に付けたいこと。それが「フォーム」です。速く走るコツには、柔軟性を...

スキーのターンの切り替え方とは?意識するべきポイント

難易度の高いスキーのターン、切り替えはどのように行えばいいのでしょうか?切り替える時のポイントやコツ...

【柔道の競技人口について】世界の中で日本より多い国とは

柔道は日本の代表的な武道ですが、オリンピックなどの国際大会で必ずしも日本人がメダルを獲得しているとは...

ドライバーのコツ!ゴルフ初心者はスイングを見直してみよう

ゴルフのドライバーショットで悩んでいませんか?これからコツをご紹介しますので、ぜひ実践してください。...

野球のルールを子供向けに簡単に教えるコツと一緒に楽しむ方法

野球のルールを子供向けに教えるには、まずは子供に野球に興味を持ってもらえるようにする工夫が大事です。...

バタフライの泳ぎ方をマスターするための練習方法について解説

コツさえ覚えれば簡単だと言われるバタフライですが、初心者にとってあの独特なキックや腕の使い方は難しく...

ミニバスの練習方法とは?低学年はわかりやすく楽しくが基本

低学年にミニバスの練習をするときには、どのようなものを行ったらいいのでしょうか?低学年には、...

野球の練習方法!少年野球のバッティング練習・指導のコツを紹介

少年野球のコーチをしている人の中には、まだ経験が浅くて子供にどのように野球のバッティング練習をさせた...

シュートのポイントとは?サッカーシュートのコツを紹介します

サッカーのシュートを打つときにはどのようなコツがあるのでしょうか?なかなかシュートが決まらないと伸び...

テニスの練習方法は子供が楽しくなる簡単な練習から始めよう

日本のテニス選手が世界で活躍する機会を目にすることが多くなった影響もあり、子供にテニスを習わせたり、...

バレーのサーブが上手くなりたい!練習方法やポイントをご紹介

バレーが好きだと言う方も多いですよね。昔は女性がやっているというイメージも強かったかもしれません...

スポンサーリンク

子供長距離の走り方のポイントは呼吸

長距離走のタイムを上げるには、いかに持久力をつけるかがポイントになります。
その前にまず問題となるのは、長距離走が苦手な子供の多くが、ペース配分がうまく出来ずに前半で飛ばしすぎて、後半でバテしまう傾向にあるということです。良いタイムを出すには、スタートからゴールまである程度同じくらいのスピードを保つのがコツです。

マラソン大会などでは周りのペースに合わせると、ついついハイペースになりがちなので、自分もついて行きたい気持ちをグッとこらえて、いかに自分のペースを守って走ることが出来るかがとても重要となります。そのためには、ゴールした時点で体力をちょうど使い切るのが理想ですが、初めのうちはそれも難しいため、実際に走るのと同じくらいの距離であらかじめペース配分を身体に覚えさせると良いでしょう。

長距離の走り方のコツ

  • 背筋を伸ばす
  • 肩や腕に余計な力を入れず、腕をリズミカルに振る
  • 足を強く蹴り出さない

また、途中で呼吸が荒くならないように、しっかりと息を吸うことを意識して走ります。

子供の長距離は走り方をチェックしてあげよう

どの陸上競技にも共通して言えることですが、大会で上位に入賞するレベルの選手たちは、正しいフォームがしっかりと身についています。長距離を走る際にも、まずは正しいランニングフォームで走れているかどうかをチェックしてあげてください。

正しい走り方は、背筋をピンと真っ直ぐに伸ばし、顔を上げて前を見ながら走るフォームです。子供の中には猫背の状態のままで走っている姿を多く見かけられますが、この猫背の姿勢から正しい姿勢に変えるだけでも、タイムには大きく影響してくるはずです。

また、本人は真っ直ぐに走っているつもりでも、左右にブレて足にしっかりと力が伝わっていない場合もありますので、出来るだけつま先を膝の方向を揃えて真っ直ぐに走るように意識させてください。

長距離走では下半身だけでなく、腕の振りも重要となりますので、なるべく脇をしめて、足と同じように腕も真っ直ぐに振るようにします。

正しいフォームで走ることももちろんですが、やはり長距離走で良いタイムを出すには練習の積み重ねが一番大切です。練習を続けるうちに持久力もついてくるので、同じ距離でも自然と走るのがラクになるので、より走ることに集中できるようになるでしょう。

練習を頑張ったあとは、たくさん褒めてあげることで、走ることへのモチベーションを高めてあげてくださいね。

子供に長距離の走り方で大切なのはペースを知ってもらうこと

校内のマラソン大会などでは、勢いよくスタートダッシュしたはいいものの、途中で失速してしまうパターンをよく見かけますが、これは自分の走るペースつかめていないことが原因です。とはいえ、子供が自己流でただ早く走ることだけを意識した練習をしてしまうと、なかなかゴールまでの長距離を同じペースで走り切ることは難しいので、大人の目から見て正しい走り方をきちんと教えてあげましょう。

走るペースを身体で覚えるにはまず、走る距離を設定して、それをどのくらいのペースで走るのかを決めて走ります。近くに練習用のトラックがあれば、より正確な距離がわかるので、本番に備えての練習もしやすくなりますが、それがない場合は練習コースを自分で設定し、週に1回ほどは本番と同じ距離を走ってみて、タイムを比べると良いでしょう。
本番に合わせて、少なくとも1ヶ月前くらいからは練習をスタートします。出来れば毎日続けるのが理想ですが、初めのうちは1日おきくらいでも良いと思います。

子供と一緒に長距離の練習をする場合

マラソンなどの長距離走が苦手な子供の多くが抱える問題としては、なによりも持久力が足りないことが挙げられます。

普段から長い距離を歩いたり、走ったりする習慣があれば、自然と持久力はつきます。ですが、日常ではなかなかそのような機会がない子供が持久力をつけるには、やはり意識して走る習慣をつける必要があります。

ただ子供に走る練習をしろと言っても、子供自身にやる気がなければ、なかなか継続して走るのは難しいですよね。それを解決するには、子供だけでなく親も一緒に走る習慣をつければいいのです。

例えば、自宅から少し離れた場所にある公園の行き帰りに、車ではなく走って公園まで行ってみようと誘ってみてください。大抵の子供は親と一緒に公園に行くことにつられて、すんなりと走ることを受け入れてくれるでしょう。

これを毎週末続けるだけでも、子供のスタミナはついてきますし、普段から運動する習慣のない親にとっても、運動するよいきっかけとなるでしょう。

長距離が苦手な子供の場合

長距離走の練習をすることは、走るのが苦手な子供にとってはあまり楽しいものではありませんよね。どうにかしてやる気を引き出して、少しでも走ることの楽しさを実感させてあげるためには、親も一緒に楽しみながら走ることがポイントとなります。

子供と2人で一定の距離を走る際も、途中まではお喋りが出来る程度のゆっくりとしたペースで走り、ゴール手前のわずかな距離だけを全力で競争するといった練習から始めると、走ること自体へのハードルが下がって、走ることの楽しさを味わうことにつながるでしょう。

イヤイヤ走る練習をするよりも、どうせなら走る楽しさを見いだせるように、練習方法も工夫してあげたいものですね。