剣道の突きは危険!突きをするのは基礎が固まった高校生から

剣道の技で「突き」がありますが、小中学生で突きをやっているところを最近見かけなくなりました。それは危険だからだそうです。

ただ技としてあるのに、なぜ少年剣道では禁止されているのか疑問が残ります。なぜ小中学生では禁止されているのでしょうか。いつから禁止になったのでしょうか。

剣道の突きの危険性について調べました。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

少年野球でキャッチャーの素質がある子って?高い能力が必要です

少年野球ではどんな子がキャッチャーの素質がある子なのでしょうか。少年野球においては、キャッチャー...

短距離走を速く走るコツは正しいフォームを意識すること

短距離走を速く走るコツで一番身に付けたいこと。それが「フォーム」です。速く走るコツには、柔軟性を...

トライアスロンロングディスタンスを完走させるための練習量とは

トライアスロンロングを完走するにはどのくらいの練習量が必要となるのでしょうか?個人の体力によ...

サッカーはパス練習が大切!初心者でもできる練習メニューを解説

子どもがサッカーを始めると、一緒にパス練習をしてあげようと考えるパパやママも多いのではないでしょうか...

ドライバーが上がらないのはナゼ?初心者によくある原因とは

ドライバーが上がらないのは初心者だから?ドライバーが上がらない原因にはどんなものがあるのでしょうか?...

水泳の上達にかかせないビート板の使い方とは?コツやポイント

水泳のビート板の正しい使い方とはどのような姿勢なのでしょうか?キックの練習がしたいのに、ビー...

シュートのポイントとは?サッカーシュートのコツを紹介します

サッカーのシュートを打つときにはどのようなコツがあるのでしょうか?なかなかシュートが決まらないと伸び...

ボウリングのフォームがきれいになるための意識や練習のポイント

ボウリングのフォームがきれいだと安定して投げることができるので、スコアもアップしていきます。ブレ...

サッカーのドリブル技術を上げる!小学生はこの練習がオススメ

サッカーのドリブルの技術を上げるにはどんなことを意識して、どんな練習をしたらいいのでしょうか?子ども...

ドライバーのスイングのコツとは?初心者向け上達方法!

ゴルフ初心者にとってドライバーが一番難しいですよね。どうすれば飛ぶようになるのか、すぐにても知りたい...

逆立ちができない理由はただ一つ!コツではなくできると思うこと

逆立ちができない理由を知っていますか?筋肉がないや、体幹がないということではありません。...

野球の正しい投げ方を子供に教える場合のポイントを解説します

休日に子供と野球のキャッチボールをするお父さんも多いと思いますが、投げ方を教えようと思っても大人と違...

テニスの練習方法は子供が楽しくなる簡単な練習から始めよう

日本のテニス選手が世界で活躍する機会を目にすることが多くなった影響もあり、子供にテニスを習わせたり、...

背中の筋トレはチューブを活用しよう!自宅でできる筋トレ方法

背中の筋肉を自宅で簡単に鍛えたいという人もいますよね。ジムなどに行かなくても、チューブを使えば自宅で...

ボクシングを引退する年齢とは?引退後待ち受ける過酷な現実

国民的人気を誇る日本のボクシング。プロボクシングになろうと決意する方もいると思いますが、気になる...

スポンサーリンク

剣道の突きが危険だからと小中学生では禁止されている理由

剣道の「突き」という技は非常に危険の技のため、小中学生の場合は禁止されています。
突きの威力はとても強く、一点に力が集中する為小中学生でなく大人でも突きをされると危険なのです。

場合によっては後方に飛ばされて転倒し、大けがにつながる可能性もあるので大変危険な技なのです。

そして、突きは防具の範囲が狭いため失敗することもあります。
防具の上から突きがされず、防具の横を竹刀が入り込んで相手の喉に直接衝撃を与えてしまう可能性もあるので、非常に危険な技なのです。

その為、小中高生の場合は突きを行うことは禁止されています。

高校生以上の場合は突きの技が認められるようになりますが、高校生や大人でも大事故を引き起こす可能性のある技なので、試合中は突きの技を乱用することは禁止されているのです。

剣道の突きは危険だからといつから禁止になったの?もし突きをしてしまった場合は?

今では突きの技は危険とされて禁止されていますが、以前は上段の選手に対して行われる胸突きのみ有効打突認められていたようです。

なぜかというと、昭和時代の剣道大会では上段の選手が勝って大会を制することが多かったようなのです。
大会のルールは上段の選手が有利になるもので、不公平ではないのかという議論も出たようで、このことも踏まえて昭和54年にルール改正が行われたようです。

このルール改正で上段の相手にのみ、胸突きを認めることになりました。
しかし、反対に胸突きが決まりすぎてしまうあまり上段の選手が勝てなくなるようになってしまったため、平成7年にルール改正が行われて有効打突ではなくなったようです。

もし相手に対して突きをしてしまった場合は、反則扱いされてしまうのでしょうか。

この場合、故意に行った場合に関しては反則になる可能性は高いでしょう。

しかし、試合中に誤って突きをしてしまった場合は反則にならない場合もあります。

どちらにしても危険な行為であることは間違いないです。

危険な剣道の突きではなく少年剣道で勝つためには?

危険な突きの技を行わなくても、少年剣道で勝つための方法はあります。

少年剣道で勝つためには、スピード感とタイミングを知る事が大切です。

相手よりもスピード感がある方が試合では有利になります。
しかし、剣道の試合では一瞬の油断が命取りになるため、より大切なのはタイミングの方でしょう。

相手の動きを読んで、どのタイミングで打ち込めばよいのかは試合の勝敗を大きく左右します。

ポイントとしては、相手が打ち込む瞬間と、自分が技を避ける瞬間を見極めることです。
綺麗な面打ちができるようになっても、相手のタイミングがわからずむやみに打っても相手には避けられてしまうでしょう。

相手の動きと自分の動きを感じて、タイミングよく打ち込む必要があります。

とはいっても小学生くらいならば、まだ経験も浅いのでわかっている人は少ないのかもしれません。

剣道の突き以外で技を決められると痛い箇所とは?

剣道では突き以外でも技を決められると痛い箇所は何か所もある

  • 小手
    小手を打つ際に全力で打つ相手にあたった場合、防具をしていても痛みと衝撃はかなりのものです。
    さらに、小手打ちが失敗して防具以外の場所にあたった場合は本当に大変なことになります。
  • 胴の下
    胴の下にあたる場合もかなり痛いです。
    胴の下には垂れがついていますが、それでも思いっきり打たれたときは痛みと衝撃が走ります。

  • 面も防具をつけていたとしても痛さを感じます。
    相手が高身長で思いっきり竹刀を振り落とされると、頭に電撃が走るような痛みを感じることもあるでしょう。

面打ちが痛くて練習が苦痛になった人も多いのではないでしょうか。
特に初心者や小学生の場合はこのような痛みが原因で練習がいやになってやめてしまう人も多いようです。

剣道の突きは間違うと危険!突き技を上手に打つには?

突き技を間違って行うと危険であり、上手に打つためにはどういったコツがいるのでしょうか。

コツとしては、手だけで打つのではないということ、突き垂ではなく小手をつくつもりでつくこと、ついた後は引くということです。

突きをした後は必ず引かなくては次の技を出すことができませんのでかなり重要です。

他にもコツとしては姿勢は正しいまま打つこと、右手に力を入れ過ぎないこと、上から下に打つ感じで打つということです。

右手に力が入りすぎると打突部位をとらえず楽なるようです。
力み過ぎずに力加減を調整することが大切でしょう。

そして、突きは上から下に打つことで打突部位をとらえやすいようですね。

間違った打ち方を覚えてしまうと技が決まらないですし、相手を危険にさらしてしまうことになるので気を付けて覚えましょう。