ランニングで大切な腕振りと肩甲骨の関係について理解しよう

「ランニングには肩甲骨が大切」と聞いたことはあっても、どのように腕振りの時に意識すればいいのかよくわからないですよね。

短距離の選手は顔の近くまで腕振りしているけど、ランニングで理想的な腕振りをするためには肩甲骨をどう意識すればいいのでしょうか?

ランニングで大切な腕振りと肩甲骨との関係についてもう一度考えてみましょう。

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ランニングの腕振りで肩甲骨を意識するためには

ランニングには、正しい腕振りが大切ということを聞いたことがありませんか?

ランニングは地面を足で蹴ることで前に進みますが、腕を振ることによって力強い足運びをサポートしてくれるという意味でも、ランニングでの腕振りというのはとても重要なのです。

しかし、ただやみくもに胸のあたりで腕を振るのでは意味がありません。

腕振りというのは、上半身と下半身のバランスを取りながら、動かすためのものなので、腰の近くで振るようにすると効果的です。

腰のあたりで腕を振ることによって、体の中心に意識が向くので、より効果的な運動が出来るようになります。

また、腕振りにおいては、「肩甲骨」が重要な鍵になります。

前に進むためには、腕を後ろに引く動作というものが大切ですが、この時、肩甲骨を意識しながら腕を振るようにすることで、無駄のない省エネの動きにすることができます。

ランニングの腕振りには肩甲骨の柔軟性が必要です

マラソンのトップランナーの多くは、その大きな足の運びに目が行きがちですが、実は共通しているポイントが「腕振り」です。

特に、ケニア人の速いランナーに注目してみると、肩甲骨をきっちり後ろに引きながら腕振りしている人が多いのです。

肩甲骨をしっかり引くことにより、上半身がブレず、足運びも見事です。

私達が、いきなりそのようなフォームを見よう見まねでやってみたところで急に足が早くなったり、タイムが伸びたりすることはありません。

彼らは、肩周りの筋肉の柔軟性が高いため、肩甲骨を後ろに引くことが出来るのです。

普通の人であれば、「腕を振る」ということに意識を集中してしまうと、肩にどうしても力が入ってしまうもの。

ランニングでうまく腕振りが出来ていないと、骨盤との動きの連動がスムーズにいかず、無駄なエネルギーを使って、余計に疲れてしまうという結果になってしまいます。

無駄が無く、ランニングにおいて効率的なトレーニングは、肩甲骨の柔軟性を高めるという方法を取り入れてみることがおすすめです。

ランニングに大切な呼吸法と肩甲骨を動かす腕振りとは

ランニングは、短距離走とは違い、長い距離をできるだけ省エネでリズミカルに走るということが重要です。

走る時のフォームも大切ですが、同時に、呼吸も大切です。

ランニングを初めて間もない人は、どのような呼吸で走れば良いのかよくわからないということもありますよね。

「呼吸」をすることによって、私達の体は酸素を取り込み、血液を全身に行き渡らせるため、しっかりと深くするということがポイントです。

長く走っていると、どうしても苦しくなってしまいますが、苦しい時にこそ吸うことよりも「吐く」ことに意識を集中しましょう。

息を吐くことにより、酸素が自然と入ってきて多少楽になります。

肩は、常にリラックスした状態で、余計な力がかからないようにするのがベストです。

最初は、肩に力が入りがちなので、意識して肩を下に下げるようにしましょう。

腕は、前に振るのではなく、「後ろに引く」イメージで腕振りすることにより、体が安定して、前にしっかり進めるようになります。

ランニングは、足だけではなく、肩から背中、骨盤といった体全体を上手に連動させて動かすことが大切なのです。

腕振りの基本についてもう一度考えてみよう

まず、「腕振り」ですが、ランニング初心者の場合、あの動きはランニングの付録のような動きと捉えている人もいますが、それは大きな間違いです。

腕振りは、上半身のバランスと保ちながら、足を運ぶことによって下半身に加わる減速の動きの負荷を少なくするというランニングの肝とも言える大切な動きなのです。

そのため、腕振りを正しいフォームで行うことにより、ランニングの動き自体を良くしてくれます。

腕振りを正しく行うためには、腕の付け根からしっかり動かすことが大切です。

腕の付け根が「肩」であると勘違いしている人も少なくありません。

しかし実際は、腕の付け根は「胸鎖関節」という部分で、これは指で鎖骨を内側から触っていったとき、首の付け根あたりでストンと落ちるところです。

この胸鎖関節から腕を動かすように意識することによって、肩甲骨が大きく動きます。

肩甲骨をしっかりと動かすことによって、骨盤につながり、適切な足運びが出来るようになるのです。

ランニングの腕振りがよくなるためのストレッチの方法とは

腕振りの正しいフォームが分かっても、肩周りの筋肉が凝り固まっていたり、日頃の姿勢が悪かったりしたら、頭で思い描いているような正しい腕振りにするのは難しいでしょう。

正しいフォームで走るためには、肩周りのストレッチを丁寧に行い肩の筋肉をほぐしてから臨むことがおすすめです。

特に、日頃デスクワークなどで同じ姿勢で仕事している人などは、肩周りの筋肉が硬くなっていることが多いので、毎日少しずつでも肩周りのストレッチを行うと良いでしょう。

肩甲骨は、背中の左右にある大きな骨で、ちょうど逆三角形をしていることから、羽が生えているようにも見えますが、この肩甲骨は腕の動きをサポートする大切な役割を担っています。

肩甲骨の簡単なストレッチは、まず両腕をまっすぐ胸の前に伸ばし、そのままひじが肩の真横に来るまで引き寄せます。

この時、左右の肩甲骨をぐっと近づけるイメージで行いましょう。