テレビなどで格闘技を見ていると、自分もやってみたいと思うこともありますよね。
格闘技と一言で言ってもいろいろな種類がありますが、大人になってから習うならどんなものがおすすめなのでしょうか?注意すべきこととは?
大人でもこれから始めて上達することができるおすすめの格闘技について説明します。
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これから格闘技を習う大人におすすめのものとは?
いざ格闘技を習おうとすると、まずは実際に教えてもらえる場所を探す必要がありますよね。普段はあまり気にしていなくても、意外と自宅や職場の近くにも、大人向けの格闘技教室が開催されているものです。コミュニティーセンター等で開かれている場合もあるので、ぜひチェックしてみましょう。
いくら格闘技に興味があっても、社会人にとっては練習のケガなどで会社を休むことは出来るだけ避けたいものです。そこでおすすめなのが、合気道や少林寺拳法です。投げ技こそあるものの、実際に相手と戦うというよりは、精神的に鍛えるといった側面も大きいので、足腰の鍛錬とともに精神力も養われます。また、道着以外に道具を揃える必要がないのも助かりますね。
また、近年では女性フィットネスとしても人気が高いのがボクシングです。道場で稽古するのとは違い、開始時間に制約がないため、会社帰りにジムに通うことも容易ですし、たいていシャワーもついているので、練習後は汗を流してサッパリとしてから帰宅することが出来るのも魅力のひとつでしょう。
格闘技を習うなら【キックボクシング】がおすすめ!
他にも、男女問わず人気なのがキックボクシングです。なんと言っても一番の目的はストレス発散!サンドバッグ相手に日頃のうっぷんを晴らすべく、頭を空っぽにして好きなだけ殴ったり蹴ったり出来るのですから、身体を鍛えながら爽快感を味わえるなんて最高ですよね。
もちろん、キックボクシングを習ううえでは、他の格闘技と同様に、コツコツと筋トレなどを続けて、キック力やパンチ力を高めるための身体を作る必要があります。一見地味な筋トレも、他の人達が頑張っている姿に触発され、気づけば筋トレにハマっていたという話もよく耳にします。
ジム通いをするうちに、だんだんと顔見知りも増え、ジム仲間と仲良くなれることも魅力の一つです。格闘技という共通の話題もあるので、練習や帰り道でワイワイ盛り上がれると、さらに通うのも楽しくなりますよね。もしかしたら、そこからステキな出会いがあるかもしれませんよ。
習う格闘技を迷っているなら【合気道】もおすすめです
先程も少し触れましたが、何か新しい趣味として格闘技を初めたいというあなたには、ぜひ合気道をおすすめします。周囲に空手や剣道の経験者はいても、なかなか合気道を習っているという人は少ないのではないでしょうか?
上司や取引先など仕事関係の相手でも、趣味の話題になることは意外と多いものです。そんな時、「合気道を習っています」というと、なかなかウケが良いのだとか。
合気道は段級位制を設定しているので、続ければ続けるほど確実に級位が上がっていきます。初心者でも努力すれば3年で初段をもらうことが出来る場合もあるので、技の習得が大変な反面、徐々に面白さがわかってくると、その奥深さにハマり、上を目指すモチベーションも高くなります。
このように合気道は、ストイックにひとつのことを突き詰めたいという方にはピッタリなのです。
格闘技の中でも空手を習うなら?
一口に空手と言っても、日本には実に100以上の流派が存在すると言われており、現在でもさらに独立や分派が盛んに行われているようです。流派によってルールは様々なので、実際に習う前に自分がやってみたい流派を探してみると良いでしょう。
空手の基本的な考え方は、相手の攻撃に対して避けることよりも受けることを前提としています。ちょっとやそっとパンチを受けたからといって、そう簡単にはダメージを受けることはないのです。相手の攻撃を防御するために、身体を鍛え上げることで、攻撃に転じた際の攻撃力もおのずと身に付きます。
他の格闘技ではあまり重要視されていませんが、空手の攻撃として一番効力を発揮するのはローキックです。的確にスネを狙われたら、その時点で立つことも出来なくなり、相手に致命傷を追わせることなく戦闘不能に追い込むことが出来るためです。
これから格闘技を習う場合に注意してほしいこと
格闘技を習い初めたいと思った際に大切なこと。まずは、自分は何のために格闘技を習うのか、その目的を明確にすることです。純粋に身体を鍛えたい、ダイエットの一貫として、ストレス発散など、その目的は様々ですが、目的をハッキリとさせて目標を掲げることで、途中で挫折しがちな人もモチベーションを高く持って続けることが出来るでしょう。
また、その他のスポーツと同様に、格闘技を始めるに当たっては用具等にある程度の費用がかかることがあります。続けるうちに色々揃えると結果的にも高額になることもあるため、どれほどの負担が必要なのかも確認してみると良いでしょう。
これは格闘技全般に言えることですが、習得した技術を素人相手に使うことは絶対にやってはいけません。それらの技術はあくまでもルールに則って試合をするためのものであり、それをプライベートに持ち込むことはけっして許されませんし、その時点で格闘家として失格と言えます。