ドライバーが上がらないのは初心者だから?ドライバーが上がらない原因にはどんなものがあるのでしょうか?
初心者によくあるドライバーが上がらない原因について調べてみました。いくつかの原因があるので、あなたにあてはまるものがあればそこを改善するといいかもしれませんね。
球が上がらない悩みにぶつかったときには、ぜひ対処方法を試してみてください。
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初心者によくあるドライバーが上がらない原因
自分のドライバーは他の人より球が上がっていないと感じることはありますか?これは特に初心者ゴルファーや90前後のスコアで回る中級ゴルファーの人に多い悩みのようです。
ドライバーは全クラブの中で最もボールが高く上がりにくいクラブです。ボールの上がり具合はロフト角とスピン量によりますが、ドライバーはヘッドのロフト角がアイアンに比べて小さくできています。そのため、スイング次第では思い通りの高さに上がってくれません。
- 芯に当たっているかを気をつけます。
芯に当たらないと高さは出ません。芯に当たることでスピン量も上がり、ヘッドの機能を最大限に活用することができます。しっかりと真ん中に当てるようにしましょう。 - ドライバーのロフト角が合っていないかもしれません。
自分のスイングや力によってマッチするロフト角があります。例えば、あまり力のない女性が9°のドライバーを使っても高く上がりません。逆にパワーのある男性が12°のドライバーを使うと上がり過ぎたりフックしたりしてのをコントロールが難しくなってしまいます。 - インパクトのときにヘッドのロフトが立っていませんか?
インパクトで突っ込んだりスエーし過ぎたりすると、ロフトが立って当たります。その結果、球が上がりにくくなります。
スイングを変えてみたものの良くならないような時は、道具の力を借りてボールを上げる方法を検討してみてください。最近のドライバーの中には低重心設計でかつ幅広ソールのボールが上がりやすく作られているモデルもあります。ロフト角は比較的大きめの10度や10.5度のモデルを選ぶと良いでしょう。
ドライバーが上がらないのは初心者ならでは?対処方法とは
ドライバーのロフト角が適正なものを使っていないのかもしれません。
アイアンにはロフトが記載されているものとそうでないものがありますが、ドライバーには基本的にどのメーカーもロフト角を表示しています。このドライバーに記載されているロフト角には2つの種類があり、1つがリアルロフト(実測ロフト)、もう1つが表示ロフトです。
市販のドライバーの多くはリアルロフトと表示ロフトとの間にギャップがあります。ゴルフクラブは大量生産されるために製造の段階で誤差があります。誤差が大きい場合は不良品として処分されますが、メーカーが定める基準値内であれば適合品として販売しています。
メーカーによっても基準値はなりますが、0.5~1度の範囲が基準値となっているようです。10.5度と表示してあってもリアルロフトが10度以下だったり、12度以上あったりすることも少なくありません。表示ロフトはリアルロフトと一致しないというのがゴルフ業界の常識となっています。
また、バックスピン量が少ないのが原因かもしれません。
ゴルフボールを打つと必ずバックスピンがかかります。バックスピンによって揚力を得てボールは飛んでいきます。
ドライバーのスピン量は2000~3000回転が理想とされています。スピン量が少なすぎるとボールはドロップしてしまい、上がりきらず失速してしまいます。
ドライバーでボールが上がらない方はスピン量が少ない可能性があります。
また、ドライバーショットは、右足に6割ほど体重をかけてクラブを構え、手の位置は体の中心よりでグリップするのが良いといわれています。この体重が右に乗っていないだけでもボールが上がりません。
ティーショットのスタンスで目標を確認する際に、少し高めに見上げる形で目標を確認してみてください。目線を上にして確認する事で、自然と右肩が少し下がり右足に重心が移動します。そのようなスタンスでスイングをすると、インパクトの時にヘッドが下からボールを捉え、打ち出し角度が出ます。よってボールが高く上がるようになります。
ドライバーが上がらない初心者はヘッドを浮かしてみましょう
ドライバーの構え方には、ドライバーのヘッドを地面にソールさせて(地面につけた状態で)構えるというやり方と、地面から浮かせて構えるという方法があります。ヘッドを地面につけて構えるというやり方が一般的ですが、ツアープロでも浮かせて構える方法は取っている方がいます。
ドライバーをアッパー軌道で打とうとした場合、体は上下に動いてしまいます。ヘッドを浮かして構えることで、体は水平に回しやすくなります。スイング時の上下の運動を抑えることで、上がらない軌道から自然とドライバーが上がる軌道になります。
また、ヘッドを地面から浮かせて構えることでクラブの重さを支えるために、グリップや両腕に適度な力が入ります。その状態でテークバックをスタートした方が体の動きと手や腕の動きがマッチした状態でバックスイングをスタートすることができます。バックスイングで体の回転が疎かになりやすいと感じている方もぜひ試してみてください。
フルスイングで振ると全身に力が入ってしまい、余計な動きが多くなります。飛ばしたいという意識から前のめりになってしまうので突っ込んで打ってしまいます。そうなるとドライバーのロフトが立つので上がりません。
ドライバーは6~7割ほどの力で軽く振ることを意識してみてください。スイング軸も安定して芯に当たる確率も高くなります。インパクトの形を先に覚えておくと振りやすくなります。
インパクトまでのスイング中に力が分散されてしまうと、ボールに力が伝わらなくなり、あたりは良いけれども飛ばないという結果になってしまいます。これは、身体がターゲット方向に突っ込んでしまったり、体がブレたりしたりすることに原因があるようですが、そんな悩みを解決するのが「ビハインドザボール」です。
ビハインドザボールの形でボールを打つようにすると、ヘッドが走り力強いスイングが可能になります。また、プロのような美しいスイングにもなります。
ビハインドザボールで打つには、ティーを高くして球を左側に置きます。スイングはフォローまでは右足を踏ん張り、ビハインドザボールを意識すると球が上がるようになります。突っ込んで打ったり、左足体重のままで打ったりすると上がりません。
ドライバーが上がらないのは肩が開いているため
インパクトで肩が開いてしまうと、軌道が不安定になったり、ボールにパワーが伝わらない、スウィングの再現性が低くなるという問題がおこります。また、肩が開いているということは軌道もカットになっている場合が多く、スライスの原因にもなります。
インパクトにおいてボールを真っ直ぐ遠くまで飛ばすには、両肩のラインがとても大事です。正しいインパクト時のスイングは両肩のラインがアドレスを構えていた場所になっている必要がありますが、左を向いてしまうことを肩が開く、肩が開いた状態、右肩が出た状態と言います。このような状態になるとショットの精度は落ちてしまいます。
肩が開くと飛距離は落ち、方向性も悪化するなど、ショットの精度に影響してしまうのです。
肩を開かない方法として、まずはアドレスの状態から腰だけ左に向けてみてください。
頭や肩やクラブは動かさずに腰だけを動かしますが、この時、この動きがスムーズにいかないようでしたら実際のスイングでは腰と一緒に肩が開くということです。
動きがスムーズにできるようになってからスイングした時に、スイングの勢いにつられないで振ることができれば、両肩のラインは平行(アドレス)か右向きの状態で終えられます。
アドレス時からしっかりとイメージを持ってスイング始動に入ることが重要です。右肩を前に出さないように構えることで左肩の開きを未然に防ぐことができるからです。何気なく構えていても、足、腰、両肩のラインが、目標方向に対して平行に構えられていないときがあります。アドレス状態から肩のラインが左右に向いていると、インパクト時もその状態で迎えてしまうことになります。
スイングのインパクト時に肩が左に開くことを防止するには、右肩をインパクト時に前に出さないイメージも役に立ってくれます。
技術的には、ダウンスイングで肩を開かないことが一番ですが、自分が打とうとしているボールの約15センチ右にボールがあると想像し、それを打つつもりでスイングするのです。仮想のボールに最下点を持ってくることで、リアルなボールに対してクラブヘッドは上昇しながら当たります。
ドライバーが上がらないのは他が原因なことも
球が上がらない原因はもしかしたら他にあるのかもしれません。球が上がらないことを直そうとする前に、他の問題点について考えてみてください。いくつか複数の問題がある場合もあります。そして、それらを解決することで、連動して球が上がるようになることもあります。
- トップして球がお辞儀する
- チーピンで左へ急降下する
- 地を這うようなスライス
- イメージ通りなのに高さだけが出ない
これらが本当の問題であって、それに伴って球が上がらないのかもしれません。その場合はこの本当の問題を解決することで自然と球が上がらない悩みも無くなってきます。
また、視点を変えて、グリップの握り方を変えてみることや、自分にあったドライバーを見つけることも試してみてください。
ドライバーが上がらない原因にパワー不足も考えられます。グリップの握り方を変えることで今の力をアップさせることができます。ストロンググリップで握ることでフックになりやすくなり、パワーのない方でも強い球を打つことができます。
ドライバーに関しては、基本はパワーがある人が柔らかいシャフトを使うとフックしかでませんのでボールは上がりません。逆にパワーがない人が硬いシャフトを使うとスピン量が足りないので上がりません。