革製品のお財布を使用している人の中には、財布の黒ずみ汚れが気になっている人もいますよね。汚れを綺麗にしたいけど、自分でクリーニングする方法がわからない人もいるでしょう。
革財布をお手入れする時、自分でクリーニングをするには、一体どうすれば良いのでしょうか。お手入れ方法を知って、味のある革財布にしましょう。
そこで今回は、革製品のお財布を自分でクリーニング・お手入れする方法についてお伝えします。
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革財布の汚れをクリーニングする方法
革のお財布の良いところは、使うほどに味が出て、独特の風合いが出るところですよね。ただし、それは綺麗に使っている場合の話です。
汚れをそのままにしていると、シミが出来て、みすぼらしいお財布になってしまう可能性もあります。
「だったら買い換えれば?」なんて切り替えの早い人もいるかも知れませんが、その革財布が高級だったり、思い入れのあるものでしたら、そのように簡単に手放すことは出来ません。
そこでそういった大切な革財布の汚れをクリーニングする方法をご紹介します。
必要なもの
- 柔らかい毛のブラシ
- 革製品用のクリーム
- 拭き取り用のタオルや布 2枚
- 防水スプレー
- 新聞紙
やり方
- まず最初に、柔らかい毛のブラシでお財布のチャックや縫い目などに付いているホコリや汚れを落とします。
- 次にタオルか布を水で濡らして固く絞り、お財布の表面についた汚れを落としていきます。※革製品は水分が付きすぎるとシミになりますので、濡らさないようにさっと拭いてください。
- もう一枚のタオルか布で乾拭きをします。
- お財布に革製品用のクリームを薄く塗り、全体をブラッシングしてから日陰に置いて数時間から一晩ほど乾かします。
- お財布が乾いたことを確認したら、広げた新聞紙の上に置いて、上から防水スプレーをかけ、日陰で1時間ほど乾かしたら完了です。
革の財布を自分でクリーニングする方法・あると便利な道具
革の財布は「水洗い」厳禁
お財布などの革製品は、大量の水に入れてしまうと、乾いた後もゴワゴワして、シミも出来てしまいます。
汚れは取れても、見た目がボロボロになってしまうのでは意味がありませんよね。とはいえ、一切水をつけていけない訳ではありません。
少量の水分でしたら、すぐに乾いた布で拭いたり、陰干しをすることで乾燥させれば問題ありません。
もし、自分で革の財布を綺麗にクリーニングしたい時は、あると便利な道具をご紹介します。
クリーニングに使う拭き取り用のタオルや布
お財布を拭く際は、拭き取り用として使っても良いタオルや布で構いませんが、もっと丁寧にお財布の手入れをしたいという人は、革製品専用のウエスを使うと良いでしょう。
革製品用のブラシ、スポンジ
革製品用のブラシに使われる主な素材は、豚毛と馬毛と山羊毛があります。
毛の柔らかさに好みがあると思いますので、お店に行って実際に手に取って選んでいただくことをおすすめします。
革製品用のスポンジなんかもツヤ出しに役立ちます。
革製品用のクリーム、オイル、ワックス
革製品用のクリームには、汚れ落としの効果だけではなく、保湿や防水の効果のあるものがあります。
ツヤを出したいのであれば、オイルやワックスも使うことをおすすめします。
革製品のクリーニング方法で気をつけたいこと
革製品のクリーニング方法で要注意の「水濡れ」
わずかな水分でしたら拭いたり、陰干しすることでダメージも少なくなりますが、早く乾かそうとするあまり、日当たりの良いところに置いて直射日光を当てたり、ドライヤーで乾かすことはやめましょう。革が大きく変質してしまい、最悪の場合はお財布としての役割を果たせなくなってしまいます。
次に気をつけていただきたいことは、「オイルやワックスを塗り過ぎる」です。
お財布に光沢を出すためにオイルやワックスを塗ることがあるかと思いますが、その時に塗り過ぎたり、仕上げの拭き取りと怠らないようにしましょう。
塗り過ぎたり、拭き残されたオイルやワックスがカビやシミの原因になってしまいます。
革財布のはじめてのお手入れを行なう時は
革財布のはじめてのお手入れを行なう時は、どういったことをすれば良いのでしょうか。
本格的にお手入れをするのであれば、専用の道具などを揃える必要がありますが、はじめての場合は、そこまでしなくても、革製品用のクリームとタオル1枚で充分です。
お財布に薄くクリームを塗ったら、タオルで拭き取って、余分なクリームと汚れを落としましょう。
これだけでも、お財布の輝きが変わるはずです。
ここで「これだけでは満足出来ない」や、「さらに丁寧なお手入れをしたい」と思った場合に、革製品用のブラシやスポンジ、オイルやワックスなども買うと、よりレベルの高いクリーニングが出来ます。
「お財布のためだけにここまでするのは…」と思う方もいるかと思いますが、革製品はお財布だけではなくバッグなどもありますので、道具を揃えたら、家中の革製品を綺麗にしてみてはいかがでしょうか。
おろしたての革財布をお手入れする方法
おろしたての革財布をお手入れする方法には、こんな事に注意しましょう。
新しくお財布を買った時に、前のお財布に入っていたカード類を全て入れるかと思います。
ですが、それをすると革が伸びてしまって、綺麗なお財布の形が崩れてしまいます。出来れば少しづつ慣らしていくようにしましょう。
カードが多い方は、別でカード入れを購入することも一つの手です。カードを入れすぎて分厚くなっていたお財布も、すっきりするかと思いますよ。
そのようにして、お財布を大事にしていけば、年数が経つほどに味のある風合いが出て、買った時よりも素敵なお財布になるはずです。
仮に高価なものではないとしても、自分に取ってかけがえのない大切なお財布になるのではないでしょうか。