コンセント増設に必要な資格とは?資格取得の種類や試験について

コンセントの増設は資格がないと行えません。
「電気工事士」という資格が必要なのですが、電気工事士にはどのような種類があるのでしょうか。資格取得にはどのような勉強が必要なのでしょうか。
電気工事士について詳しくご紹介します。
電気工事には危険を伴うため、資格があっても工事に不安があれば、プロに依頼した方が賢明です。
事故を起こさないよう注意しましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

男性が眉毛を書く時に失敗しないためにやるべきこととは

男性が眉毛を書くことは今では身だしなみの一つとなっていますが、いざ自分がやろうと思ってもどんな道具が...

【アイロンのかけ方】ズボンの正しいアイロン掛けの手順と注意点

一人暮らしの男性が苦手な家事の一つにアイロン掛けがあります。自分でアイロンをかけるという時には、どの...

包丁の研ぎ方は簡単!はじめてでもできる手順やポイントを紹介

包丁の研ぎ方が簡単にできるようになれば、いつでも切れ味の良い包丁を保つことができます。包丁を研いだこ...

一人暮らしでの入院!気になる郵便物や宅配便の受け取り方

入院が決まったら一人暮らしだと、入院準備の他にも各種手続きを自分で済ませなければいけません。...

落ち葉の掃除、砂利の上の場合のおすすめな道具と掃除のポイント

庭に木がある場合は、秋頃になると落ち葉が気になってきます。隣の敷地に飛んでいってしまわないうちに...

一人暮らしの料理を安い値段で済ませる方法を知って上手に節約

一人暮らしをしている人の中には、料理をするときの食材をなるべく安い価格で購入したいと考えている人もい...

大学の卒業式の持ち物!実際にあってよかった持ち物を厳選

大学の卒業式に向けて必要な持ち物を色々準備していきますが、「〇〇があればよかったのに…」と後悔だけは...

車のシートを自分で洗浄する方法!気になる汚れと臭いを除去

小さなお子様がいると車のシートも汚れがちです。お菓子のカスやジュースのシミ、靴の泥汚れが付いてしまう...

一人暮らしの20代女性におすすめのプレゼントと相場・注意点

これから一人暮らしをする女性に何かプレゼントを贈りたいと考えている男性の中には、一体どんなプレゼント...

一人暮らしの料理男子はモテる!簡単レシピや節約するコツ

一人暮らしで料理ができるようになれば、外食も減るので食費の節約もできます。そんな節約も目指す一人...

メガネをかけた時のマスクの曇り止め対策!曇りを予防する方法

メガネをかけている方にとって、困ることの一つがマスクをした時のメガネの曇りです。特に冬場などには眼の...

コップの収納をキッチンの引き出しに!良い点と注意点をご紹介

コップや食器の収納場所は、見た目だけでなく取り出しやすい場所にあるかも、重要なポイントとなります。...

窓の結露で部屋の湿度が下がる?結露の仕組みと湿度対策

窓に結露がつくと部屋の湿度は高くなっていると思いませんか?しかし実際はその逆!結露がついているのに、...

一人暮らしの生活費は10万で抑えのを可能にするコツと節約術

一人暮らしをしているとどうしても生活するためのお金がかかります。そんな生活費をもっと抑えることが...

値上げ告知用文書の書き方や注意点について解説【飲食店編】

物価や食材の値上げは一般家庭にとっても痛いものですが、飲食店となると客離れの可能性もあるため、文書を...

スポンサーリンク

コンセントを増設するために必要な資格とは

家に住んでいると「ここにコンセントがあればなぁ…」と感じることはないでしょうか。
コンセントは自分でも増設することができますが、増設するためには「電気工事士」という資格が必要となります。

なぜコンセント増設に電気工事士の資格が必要なのか?

資格が必要な理由は「法律として定められているため」です。
コンセントを増設する際の電気工事は感電などの様々な危険が伴い、危険が多くある電気工事を安全に行うためには、深い知識と技量が必要となります。
そうした知識と技量を身につけるためには電気工事士の資格が欠かせないのです。

電気工事士の種類について

電気工事士には「第1種電気工事士」「第2種電気工事士」の2種類の資格があります。
第1種電気工事士は、工場や高層ビルなどで最大500kwまでの大きな電気工事を行うための資格です。
一方で、第2種電気工事士は、住宅などで小さな電気工事を行うための資格です。
基本的には、第1種電気工事士のほうが様々な電気工事を行うことができますが、家のコンセントを増設したい程の工事であれば、第2種電気工事士の資格で問題ありません。

コンセントの増設ができる電気工事士の資格を取得するには

コンセント増設には欠かせない電気工事士の資格ですが、資格を取得するためには「筆記」と「技能」の2つに合格しなければいけません。

資格取得に必要な試験について

試験は1年に2回、6月頃と10月頃のどちらかに受けることになります。
また、試験は筆記から始まり技能試験は筆記試験の2ヶ月程度先となるため、基本的には筆記の勉強から進めていくようにします。
一方で、筆記試験の申し込み締め切りは早く、試験日の3ヶ月前ほどとなっています。
詳しい時期は年により異なりますが、なるべく早めに申し込みを済ませるように注意が必要です。

電気工事士は、過去問を繰り返し勉強すれば合格することができる、独学でも取得できる資格です。
上手く勉強のコツを掴んで、まずは筆記試験の合格を目指しましょう!

コンセントの増設ができる第二種電気工事士資格の技能試験の内容と対策

筆記試験に合格できれば、次は技能試験です。

電気工事士の資格、技能試験の内容

技能試験の内容としては「回路」を実際に作ります。
回路図の候補問題が13個ほど出されますので、その中から1つだけ出題されることになります。
また、技能試験の大半は「被覆剥ぎ」を行うことなり、被覆剥ぎの時間を短縮できるかどうかが合格を左右するポイントとなります。

技能試験の対策

技能試験は、内容がどうこうというよりは「時間」との戦いになるため、合格する上では時間を上手く調整する必要があります。
基本的には、電動工具以外の持込は可能となっているため、使える工具は持ち込むのがオススメ。
特に、前述した「被覆剥ぎ」では技能試験の時間の大半を占めるため、使う工具が非常に重要なポイントとなります。
今では被覆剥ぎに特化した工具も売られていますので、参考にしてみると良いかもしれません。

また、技能試験に必要な工具は、自分で用意して持ち込む形となっていますので、工具の用意は忘れずに。

電気工事士の資格がなくてもできる電気工事

コンセントを増設する際の工事には電気工事士の資格が必要になりますが、電気工事士の資格がなくてもできる電気工事もあります。

「配線を触らない工事」が資格が無くてもできる工事

実際の工事としては、エアコンの取り換えや照明の電球交換などが電気工事士の資格が不要な工事となります。
しかし、このような工事でも交換の最中に配線を触る工程がある場合には、電気工事士の資格が必要となるため注意が必要です。

資格が無いのに無理に工事をすることは事故や故障の原因となりますので絶対に行わないようにして下さいね。

コンセントを増設する際の注意点とポイント

電気工事士の資格を取得できたら実際にコンセントの増設工事を行うと思いますが、コンセントの増設工事を行う際には注意すべきことがあります。

水回りへのコンセント増設はNG

皆さんもご存知の通り、水は電気を通します。
万が一のことを考えるのであれば水回りにコンセントを増設するのはオススメしません。また、外にコンセントを増設する場合にも、雨などに当たらないように配慮した上で増設することが大切です。

一方で、電気工事士の資格を持っていても工事に不安を感じるようであれば、無理にご自身で工事をせず、プロに任せるのもひとつの方法です。
ご紹介してきたように電気工事には多くの危険が伴います。
特に、古くなった電気配線は劣化している可能性が高く漏電の危険もあり、増設の際に思わぬ事故に繋がってしまう可能性もあります。

電気工事士の資格を持ち多くの実績を積んできたプロであれば、安心して工事を任せることができますし、工事後の不具合の心配もありません。
もちろんお金は掛かってしまいますが、安心安全のためには「業者」の利用を検討してみても良いかもしれません。