ボウリングのフォームがきれいだと安定して投げることができるので、スコアもアップしていきます。
ブレないきれいなフォームを心がけることは、ボウリングの上達にとても大切なことなのです。
しかし、ボウリングの初心者だとどんなことに意識してボールを投げたらいいのかわからないですよね。
そこで、ボウリング初心者でもわかるきれいなフォームのために意識するべきことについて、練習のポイントであるポジションやスイング、ステップなどお伝えしていきましょう。
これを読めば、これからボウリングを始めようとしている方でも、ボールを投げるときに意識することがわかり、基本のフォームをすぐに身につけることができるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
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ボウリングできれいなフォームのために意識するべきこと
ボウリングはきれいに投球したいものです。
きれいな投球を目指すうえで、まず忘れてはならないことがあります。
それは安定性です。
初心者は特に重いボールに重心を奪われてしまいがちで、フォームがぶれてしまいます
フォームがぶれるとボールは安定性を失い、進路も思った通りにコントロールできません。
足腰を安定させボールを放つことでゲームをより楽しめるようになりますが、そうなるためには体幹を鍛える必要があります。
体幹は重いボールに左右されることなく、投球するためのバランスを取るための筋肉です。まずは足腰を丈夫にし、バランスを取れる身体づくりをしましょう。
そしてもう一つ気を付けたいのが力みと疲労です。
ボウリングで投球し続けていると疲れによって投球フォームが乱れてくると、ピンが倒れづらくなっていきます。
フォームが崩れてきているということは、綺麗な投球フォームの時とは別のところに力が入っている可能性が高いです。
このような時は腕や肩に負担がかかりすぎてしまうので、適度に休憩を入れましょう。
休憩をしつつ、フォームを修正していき身体に基本の姿勢を馴染ませていくよう意識しましょう。
きれいなボウリングのフォームはボールを投げるポジションが重要
ボウリングでの投球フォームをきれいにするにはポジションが重要です。
ポジションとは立ち位置のことを指します。
この立ち位置はボールを投げ始めるときの助走も関係してきます。
助走をテンポよく運び、綺麗な投球フォームに入るためのポジションに付きます。
このポジションは上級者になればなるほど重要になり、数センチの狂いも命取りと取られるほどです。
基本的にはファールラインからレーンを背にして4~5歩ほどを歩いた位置が助走開始地点です。
自分の投げやすいと思うフォーム、綺麗に投げられるフォームがわかってきたらその基本的なベースを崩すことなく助走のテンポを掴んでいきましょう。
床にある丸い五つの点「スタンドドット」を目印に、左右の立ち位置と投げたいラインを見極めて、整った投球フォームでボールを放ちます。
狙うピンの位置が変化することで、狙う時の立ち位置や目印、感覚も大きく変化します。何度も繰り返すことで身体でそれを覚えていくので、繰り返し練習してみましょう。
ボウリングできれいなフォームで投げるにはイメージが大切
きれいなフォームを保ち続けるにはイメージが大切です。
そのイメージはスイングを大事にすると掴みやすいです。
ボウリングのボールを投げるときは振り子運動が加わることでボールに回転とスピードがかかります。
ボウリングの振り子のイメージを順に説明していくと以下の通りです。
- プッシュアウェイ
両手で構えたボールを前に出す動きです。 - ダウンスイング
前に出したボールが、ボールの自重で自然に降りる動きです。 - バックスイング
自重で下がったボールをスピードを利用して身体の後ろに引く動きです。 - フォワードスイング
身体の後ろまでスピードに乗ってスイングしたボールが自然に前に戻ってくる動きです。
フォワードまでの流れができたら、フォワード時に身体の一番前に来たところでボールを放ちます。
スピードを出そうと力むのではなく力を程度に抜いて、ボールの重さに任せます。
すると振り子の要領でボールがスピードに乗り、投球がうまくできます。
余計な力を入れずにボールを扱うと、コントロールがしやすくなるので力むことなく身体の動きを利用してボールを投げてみましょう。
フォームの動きに合わせたステップを踏みましょう
何度かボウリングをしていると自分の投げ方に合うステップがつかめてくると思います。
このステップはスイングの動きと一緒に行います。
スイングに合わせてステップを踏むときの基本は以下の通りです。
- かかとからつま先へ体重移動をさせながら、右足を前に出し踏み込みます。
- 左足を歩くように出します。このとき半歩ほどの小さめの歩幅で出すことを意識しましょう。
- 右足をやや大きめに踏み込みます。
- 左足を大きく前に踏み出し、つま先をスライドさせるように助走のスピードをボールに乗せます。
上半身でボールをスイングさせボールをコントロールし、下半身のステップでよりスピードを乗せて放ちます。
何度か繰り返しているうちに身体に染みついてくると思いますが、最初に癖のある動きをしてしまうとそれが抜けなくなるので、はじめは気を付けて動くようにしましょう。
きれいなフォームを心がければ上達します
きれいなフォームを作るうえで基本となる動きについて解説しました。
ボウリングの投球はきれいなフォームを心がけることで上達しますが、基本フォームを自分の投げやすいものに昇華させることも上達の方法です。
決まり切った動きではなく、力を抜きリラックスした状態でゲームを楽しみながらボールを投げることが上達するうえでメンタル面で大事なことではないかと思います。
安定したボールを放つこと、安定したフォームで投球することは体が慣れてくればできるようになることです。
自分に合ったフォームでスコアアップができるのが一番望ましいですね。
あまりフォームを気にしすぎることなく、ほどほどに楽しみながら上達していけるといいですね。