竹を使った支柱の作り方の工程と竹の準備と色々な立て方

野菜の栽培やガーデニングには欠かせないのが支えとなる支柱です。

ホームセンターに行くと色々な素材の支柱が並んでいますが、自然の恵み、竹を使って支柱を作ってみましょう。

まずは竹を使った支柱の作り方を紹介します。

支柱に使う竹の採集方法や保管や竹の支柱の良い点もご覧ください。

竹を使った簡単な支柱の作り方、U字支柱の立て方、竹をしっかりと結ぶ結び方も紹介します。

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竹を使った支柱の作り方やポイント

竹の支柱はホームセンターなどで人工の支柱より安価で売られていますが、自宅の家庭菜園なら、支柱も自分で手作り出来たらもっと野菜も愛おしくなります。

竹で支柱を作る際には、まず材料となる竹を入手します。

竹を調達する事が出来たら、まずは支柱をスムーズに地面に刺す事ができるように刺す側の先端部分を斜めに切って地面に刺しやすくします。

竹で作る支柱はたったこれだけでできてしまいます。

竹は強さも十分ですがしなやかに曲げる事もできますので、雨や風に負けない支柱となり野菜を支えてくれます。

竹の太さによって、支柱となるものと、補強用の支柱と区別して作るとさらに雨風に負けない支柱を作る事ができますので、調達できた竹に合わせて組み合わせを考えながら支柱を準備するのも家庭菜園の楽しみになります。

また、支柱を組み合わせる時には結束バンドがとても重宝します。
紐よりもがっちりと簡単に固定できますので強い支柱を立てたい時には結束バンドがおすすめです。

支柱に使う竹の採取や作り方について

支柱に使う竹の調達方法ですが、近くに竹林がある方はぜひ採取しに行きましょう。
そうする事で材料費がかからなくなります。
自然にもお財布にも優しい支柱で野菜を作るなんてとても素敵な事です。

支柱に使うための竹は矢竹という種類の竹が加工もしやすくおすすめです。

また、竹は春に急激に大きくなったものでは強度が足りず、支柱としては弱いので冬を越した硬い竹を選ぶようにしましょう。
これは春にタケノコが出る前に取っておき、水分を取るために少し乾燥させておくと尚良いです。

竹で作った支柱は3年程なら問題なく使う事ができますし、折れてしまったり使えなくなってしまった竹は自然に還す事ができます。

竹は強いだけではなく軽いので作業もしやすいですし、良い素材を見つけたら風通しの良い場所に立てかけておくだけでストックする事も可能です。
ストックしている間に水分が程よく抜けますので一石二鳥です。

家庭菜園は自然と向き合ってする事ですので、できるだけ自然の素材のものを使う事で、より一層自然に近い作物を作る事ができます。

竹で作る簡単な支柱の作り方

竹で支柱を作る時には、竹割器という専用の道具があるとキレイに割ることができます。

竹を切る時にも竹挽鋸という専用の鋸がありますので、今後も竹で支柱を作る予定がある時にはこれらの物を用意すると作業がスムーズに進みます。

また、ハンマーがあると竹を割る時や地中にもう少し打ち込みたいという時に便利ですので用意してください。

家庭菜園で活躍するのは細めの竹で作る支柱です。

長さは作る野菜に合わせて決めて竹挽鋸を使って切ります。
次に土に刺すために竹の先端を斜めに切る時には、節の近くで切る事で強い力に耐える事ができるようになりますので意識して切る場所を決めましょう。
支柱を三本作ったら支える植物に沿うように一本を立て、残りの二本を左右に一本ずつ最初に立てた真ん中の支柱を支えるように地中に刺します。

これは支柱の立て方では三本仕立てと言い、ピーマンやナスなどの野菜を作る時に使える支柱の立て方です。

野菜の種類や大きさに合わせて支柱を作ると野菜も喜んで大きくなってくれるでしょう。

U字の支柱も竹で立てる方法

葉物野菜を育てる時など、小さなトンネルを作る時に使うU字の支柱も竹なら自在に作る事ができます。
U字の支柱は買うと普通の支柱よりも高かったり、人工の素材ですと廃棄の時にも手間がかかったりしますが、竹なら手ごろに、廃棄の時にも簡単に処分する事ができます。
竹製のU字の支柱は大体二年ほど使う事ができます。
  1. まず竹林に行ったらなるべく太い竹を調達してください。
    長さは作りたいトンネルの大きさによって調整します。
    節にある仕切りは全て取り払いこの後の作業をしやすくします。
    仕切りを全て取ったら竹挽鋸や竹割器を使って細かく裂きます。
    あまり太くしてしまうと曲がりにくくなりますし細すぎても折れてしまったりしますので3センチほどを目安に割りましょう。
  2. 竹を割ったら両端を土に刺しやすくするためにカットしましょう。
    片側だけを斜めに切るというよりは、両側を切って尖らせるというイメージで切ると良いです。
  3. そうしたら、次はU字になるようにアーチを付けて土に刺し、一日置くとU字の支柱の完成です。
    形がいびつなものに関しては火であぶると修正する事ができますので、修正してキレイなU字の支柱を作ってください。

竹の支柱にしっかりと結ぶ結び方

竹の支柱と支柱を結ぶ時には結束バンドが便利ですとご紹介しましたが、紐を使ってしっかりと結ぶこともできます。

紐の縛り方には様々な方法があり、ひとつひとつに名前もついています。

竹の支柱と支柱をしっかりと固定したい時に活躍する紐の縛り方は「男結び」という、強そうな名前の付いた縛り方がおすすめ

男結びは、別名をいぼ結びと言われ、造園業の方たちも使う縛り方です。
造園でどのような時に使うのかと言うと垣根を立てる時支柱を結ぶ時に使います。
頑丈な垣根を作るような作業で使われるこのテクニックは物をきつく固定でき、緩みにくく縛れるという事ですので家庭菜園でも大活躍です。

読んで字のごとく強そうなこの名前の縛り方は家庭菜園はもちろんの事、重ねた段ボールや読み終えてまとめた古新聞や雑誌をしっかりと束ねる時にも使える縛り方です。
紐を縛る際に手で固定しながら紐を回したりとちょっとしたコツがいりますが、一度覚えてしまうと生活の中でも役に立ちますし、何よりも自分で作った竹の支柱を最大限に生かすことの出来る縛り方ですので是非覚えてください。