エビの水槽に虫が発生!虫の正体と発生する理由・駆除方法を解説

飼育しているエビの水槽に虫が発生してしまったら、その虫の正体や駆除をしたほうが良いのかについて気になってしまうものです。見た目が気持ち悪くて嫌だとかんじることもあるのではないでしょうか。

発生した虫が、水槽の中のエビに被害を及ぼすのではないかと、心配になることもあるりますよね。

ここでは、エビを飼育している水槽に虫が発生したときの正体や対処法についてお伝えします。

虫の種類によって対処法が異なりますので、発生した虫の正体を見極めてうまく虫対策を行いましょう。

水槽の中をエビが生活しやすい環境にして上手に飼育してあげましょう。

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エビの水槽に発生した虫・白くて線状の虫はミズミミズかも

水槽内で魚とは違う動きの虫を見たことはないでしょうか?その正体はよくミズミミズといわれている生き物で種類もいろいろいます。アブラミミズやイトミミズ、プラナリアもミズミミズと呼ばれています。

エビの水槽に発生するミズミミズのサイズ

ミズミミズはとても小さいサイズのものが多く体長0.1ミリ~数ミリ程のサイズが多く白い色の極細の線虫です。

生育域

淡水域で多く生息していますが、河川や湖沼のある汽水域や海水域にも存在しているミミズもいます。

繁殖方法

無性生殖という1つの個体で繁殖し、体の1部が分離して子をつくる性質

日本で見られるミズミミズは湖や沼や側などの汽水域で生息している種類が多い。

ミズミミズは水槽内の養分をえさとして繁殖しているので、水槽内の魚が食べきれないほどのえさを与えてしまって、その残っているえさを微生物が処理しきれず、ミズミミズの養分になって繁殖していると考えられます。水槽内がミズミミズにとって栄養豊富な環境にあるのです。

エビの水槽に発生した白い虫・ミズミミズの駆除について

ミズミミズは水中の中にいても数が少なく気がつかないことが多いのですが、気がついてしまった時点ではかなりの数いるかもしれません。

えさの量

飼育している魚の数以上にえさの量が多く、水槽内に生育している微生物が処理しきれていない場合が多いです。その処理しきれていないものがミズミミズのえさとなってしまい繁殖したと考えられます。

水槽をきれいな状態から作ったとしても、購入してきた水草や購入の際に一緒に入ってきた水などに入っていたことも考えられます。ミズミミズの卵は水温の変化や乾燥までも耐えられる強い生き物なので、ミズミミズよりも小さい卵となると進入を阻止するのは難しいようです。

ミズミミズの繁殖は購入したものに付着していたため、そして水槽内のミズミミズのえさとなる養分が増えてしまいそれを処理するために繁殖してしまったと考えられます。

エビの水槽に虫を見つけてしまったら

  • ミズミミズのえさとなる養分を減らすため水槽内の水を替えてみましょう。その時急激な水質の変化などで飼育中の魚への影響がないように少しずつ変えましょう。水替えの際には一度下の砂等をかき混ぜて汚れを浮かし、その汚れ部分を多く流してしまいましょう。
  • 濾過装置のフィルターを掃除し濾過能力をあげて水をきれいに保ちましょう。
  • 飼育数に対してのえさの量や回数、また水槽内の魚が過剰飼育になっていないか見直して見ましょう。

エビの水槽に発生する虫・ヒドラについて

ヒドラの見た目は淡水の軟体の生き物で触手がゆらゆらゆれてイソギンチャクのような動きをします。水槽内で発見した場合には水槽内の魚にもよくありません。数ミリ程度のとても小さな生き物で水槽内の成魚のサイズの魚は襲われることはないのですが、小さな稚魚や稚えびは襲われてしまいます。

エビの水槽に発生したヒドラの駆除方法

ピンセットやスポイト、手ですくい取るなどします。ピンセットなどで力を入れてしまうと無性生殖という1つの個体で繁殖し、体の1部が分離して子をつくる性質のため分割してしまった部分が水中内に残ってしまった時は再生してしまうので注意です。

ヒドラの増殖の原因に水質の悪化が考えられますので、一度水槽内の水をリセットしてその後の水槽内の魚へのえさの量や頻度などを注意し水槽内の水質をきれいに保ちましょう。

エビの水槽に虫が発生!ミズムシについて

水中の虫の印象とは違う形のミズムシ、購入した水草に付着していたりエビの水槽からの混入が考えられます。水槽内の魚やエビなどには害はなく生態系に影響は無いのですが、同じ水槽内にいると思うと気持ちよくないです。水槽内にミズムシを捕食する魚も少ない場合は大量に繁殖してしまうこともあります。

エビの水槽のミズムシの駆除

水槽内の底砂、壁などの清掃をする。飼育している魚を移動しお湯で水槽を消毒するとさらに安心です。

水草の洗浄

購入してきた水草にはミズムシやそのほかの虫の卵が付着している場合があります。洗浄せずそのまま入れることは避け水草をしっかり洗浄しましょう。またくんできた川や池の水をそのまま水槽内へ入れてしまうとミズムシ等の虫が入ってしまうこともありますので注意しましょう。

エビの水槽に発生した虫がエビに付着している場合は

エビヤドリツノムシは全体が白く先端が二股になっている寄生虫です。水槽内で一緒に飼育している魚等には害はないそうですが虫というだけで安心できません。また1匹のエビに数匹のエビヤドリツノムシが寄生することもあり見た目が気持ち悪く早く除去したい気持ちにしまいます。

エビが脱皮した時には一緒に離れてしまうようですが、その脱皮した殻に近づいた際には思わぬスピードで近づいたエビに寄生してしまうほどの移動速度です。多少の時間であれば寄生元から離れていても生存できます。

水量10ミリリットルの水槽に対し軽量カップ5ミリリットル分の塩を水槽内に投入するとエビに寄生していた、エビヤドリツノムシが離れていくという可能性がありますが、同じ水槽内の魚や水草に影響が出る場合もあるため、別な入れ物に入れ替えてから試してみましょう。