グッピーのメスの妊娠はお腹でわかる?見た目でわかる妊娠の兆候

グッピーのメスが妊娠していると、見た目でわかるくらいお腹に変化が見られます。
特に出産間近のメスは、お腹を見れば一目瞭然。他のグッピーとは明らかに違うのですぐに分かると思います。
ではどのようなお腹になるのでしょうか。出産間近かどうかを見分けるには?稚魚を育てたい場合は、出産間近のメスをすぐに隔離する必要があります。
稚魚を育てるポイントやお世話の仕方も併せてご覧ください。

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グッピーのメスが妊娠するとお腹にも変化が

観賞魚の代表格でもあるグッピーは、種類が多く美しい姿が人気です。初めて飼育した魚はグッピーと言う人も多いことでしょう。

グッピーの人気の理由には、「繁殖力が強い」という点も挙げられます。
生命の神秘とも言える繁殖を間近で観察出来るは、とても魅力的ですよね。

オスとメスを同じ水槽で飼育していて、水温が25度前後でキープされていると、特に手をかけなくてもいつの間にか稚魚がいるということも珍しくありません。

グッピーのメスが妊娠した時には、見た目で判断することが出来ますよ。
出産が近づくにつれて、お腹が大きくなり、パンパンに膨らんできます。
人間と同じですね。
また、お腹の後ろ側に黒い筋の様なものも見られるようになります。
これはグッピーの妊娠マークとも呼ばれます。

もし、飼育しているグッピーの変化に気づいた時には、この2つを確認してみてくださいね。

産卵前のグッピーのメスはお腹がパンパン

グッピーは水温が25度前後であれば、季節関係なく繁殖します。
なんとなくグッピーのお腹が膨らんできた様な気がする時には、注意して見守ってあげてくださいね。
もし妊娠しているのだとしたら、お腹はどんどん大きくなりますよ。

グッピーは卵胎生の魚です

メダカや金魚は卵を水草などに産み付けますが、グッピーは卵を生むわけではありません。
お腹の中で卵を孵化させて、稚魚を出産するのです。ですから、お腹はとても大きくパンパンになります。

お腹が大きくなったら、よーく観察してみてくださいね。
卵を抱えるとお腹は大きく膨らむだけですが、卵が孵化すると黒い点が透けて見えるようになります。
これは稚魚の目です。
ただし、赤い目の品種は赤い点々が見えるようになりますし、見分けにくい品種もあります。

グッピーのメスが出産間近かどうか見分けたい時は、お腹にライトを当てるとよく分かる

グッピーメスのお腹が大きくなって来たら、妊娠の可能性があります。
グッピーは卵胎生のため、お腹で卵を孵化させて稚魚を出産しますから、孵化が始まると、黒い点々が見られるようになりますし、見ている側が心配になるほどパンパンなお腹になります。

しかし、種類によってはあまり膨らまい系統もいるので注意してくださいね。
また、初産などで稚魚が少ない時にもあまり膨らまい事があります。

グッピーのお腹に稚魚がいるかどうかの確認は、稚魚の目で判断します

しかし、目視では見にくいと言うこともありますよね。

その様な時におすすめなのがライトを当てる方法です。
消灯時などの色抜けしている時は、特にわかりやすいのでおすすめです。

ライトをお腹に当てると、稚魚や卵を見つけることが出来ます。稚魚がたくさんいるようでしたら、出産は間近だと考えて問題無いでしょう。

グッピーのメスはいつから隔離するべきか

グッピーの稚魚を確実に育てたいと思う時には、隔離する方法がおすすめです。
グッピーの親や他の成魚は、稚魚を餌として食べてしまうからです。

妊娠マークを確認できたメスは隔離するのが安全です

隔離するためには産卵ボックスを使う方法や、別水槽に移す方法があります。

グッピーの出産を確認したら、しばらくはそのままにしておきます。
なぜなら、一日かけて産む個体や、時間を空けてまた出産する個体がいるからです。
出産が完全に終わったようであれば、親は元の水槽に戻しましょう。こうすることで、稚魚を確実に育てることが出来ます。

グッピーはメダカや金魚と違って、稚魚として生まれてきますから、観賞魚の繁殖の過程で最も難しい期間を親のお腹の中で過ごして生まれてきます。
そのため、初心者でも比較的簡単に育てることが出来ます。

グッピーの稚魚の育て方とポイント

グッピーの稚魚を育てるためにポイントになるのが、「餌」です。と言っても、稚魚の状態で生まれてくるので初期飼料で神経質になる必要はありません。
一般的に売られている稚魚用の餌も食べることが出来ます。
グングンと成長する時期ですから、栄養がたくさん必要になります。

グッピーの稚魚に与える餌は少なくとも一日に2~3回

ブラインシュリンプなどの生き餌は栄養価が高いので、特におすすめです。
この時期にしっかりと栄養を与えることで、美しい姿に成長します。

注意したい水質

小さな稚魚の場合には、吸い込まれる可能性や強い水流に弱いため、ろ過装置が使えません。
食べ残しは水質悪化の原因になるので、こまめにスポイトで吸い取りましょう。
また、汚れているようでしたら水交換も行ってくださいね。

生後10日程して泳ぎも安定してきたら、水槽に移して飼育しましょう。
ただし、成魚との混泳は食べられないサイズまで成長してからにしましょう。
成魚の口に入ってしまうサイズでは、食べられてしまう可能性が高いです。

3ヶ月過ぎたくらいには、立派な成魚に成長します。

急にグッピーのメスのお腹が膨らんでいると、びっくりしますよね。
大きなお腹は妊娠の可能性が高いので、注意深く見守ってあげてくださいね。