金魚にライトをあてるなら時間は決めたほうがいいのでしょうか?金魚にライトをあてないと起きてしまうデメリットとは?
昼間に家にいないから、金魚を見るために夜にライトを点けても大丈夫?外で飼っている場合は、太陽光があたるから心配はいらない?
金魚とライトの意外な関係やライトを点ける時間の目安、長生きさせる金魚の飼い方を紹介します。
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金魚の水槽のライトの照明時間はどのくらいがベスト?
金魚を飼育している方の中には、水槽用のライトを設置している方もいると思います。
金魚の水槽のライトはどれくらいの時間つけておくと良いのか悩みませんか?
水槽用のライトには主に3つの役割があります。
1つ目は、水槽内を明るくすることで金魚を鑑賞しやすくすることです。
2つ目は、水草の育成です。
そして3つ目は、ライトのオン・オフで日中と夜の区別をつけ、金魚の体内時計を整えることです。
金魚視点でみると、3つ目の体内時計を整える役割が最も重要になります。
人間同様に、生活リズムを作って体内時計を整えることは、金魚の健康のためにはとても大切なことです。
そういう観点からみると、ライトの点灯時間は8時間がベストです。
ただし、苔は発生しやすくなりますから、それが気にかかるなら6時間程度に抑えても良いでしょう。
また、仕事などで自分で点灯・消灯を管理するのが難しいという方は、タイマーを利用すると良いでしょう。
タイマーはホームセンターやペットショップでも購入することが出来ます。
金魚にライトをあてる時間は暮らし方によって調整しよう
金魚の水槽にライトをあてる時間は、金魚の体内時計を整えるためには8時間がベストです。
しかし、仕事で日中家にいない方だと、夜に鑑賞したいと思いますよね。
そういう方は夕方帰宅してから点灯すると良いでしょう。
夜にライトを点灯させる場合には、注意点があります。
日中はライトを使用していなくても太陽の明るさが有るため、金魚は昼を感じ取ってしまいます。
ですから、日光が直接当たらないようにし、暗幕カーテンなどを使って水槽内を明るさを遮ってあげるようにしましょう。
ただし、いきなりライトを点灯して明るくなったり、いきなり真っ暗になってしまうのは金魚にとってはストレスとなります。
そのため、夜間にライトを使用する場合には5~6時間とし、その前後は自然光や部屋の照明等、カーテンなどを上手に利用して調節するようにしましょう。
金魚をライトではなく自然の光で育てるときは?時間よりも温度を管理してあげて
金魚の水槽でライトを使用するのは、昼夜の時間を意識できるように8時間が目安となります。
しかし、ライトを使用しない場合には、どうしたら良いのでしょうか?
金魚の水槽にライトを設置しない人や外で飼育している人も、実は結構います。
それなら電気代もかからないしライトはいらないかなと思いますよね。
しかし、太陽光ならではのデメリットも有るのです。
まず、太陽光は天気によって左右されます。
そのため規則正しく毎日水槽を照らしてくれるわけではありません。
さらに、太陽光の場合はライトに比べると苔が生えやすくなります。
そのため、水槽掃除の手間や回数は増えるでしょう。
もう一つのデメリットは水草です。
水草は太陽光だけでは飼育が難しいのです。光量が足りずに枯れたり溶けてしまうことが多いです。
最後のデメリットは温度管理です。
水槽に光が欲しくて、日光の当たる場所や明るい場所に設置すると思います。
しかし、夏場は日差しも強く長くなりますから、水温が上昇したり蒸発する可能性が出てくるのです。
それらは金魚にとってはかなりのストレスとなりますから、温度を調節したり水を足したりという管理が必要になります。
金魚が寝る時間はライトを消してあげよう!長生きのポイント
金魚の水槽にライトを設置する時には、金魚の寝る時間をきちんと確保してあげましょう。
金魚は夜になると底の方でじっとしていますよね。そのため、金魚も寝ると考えられています。
金魚がきちんと睡眠を取れるように、夜にはライトを切ってあげましょう。
また静かな環境を確保することも大切です。
人間にとっても睡眠が大切なように、金魚にとっても大切なのです。
きちんと睡眠を取ることは金魚の健康に繋がり、その結果長生きにも繋がることでしょう。
金魚の健康や長生きを考えるなら、水槽の水をグリーンウォーターにしてみるのも良いでしょう。
水槽の水が緑色になってしまったことはありませんか?
あの原因は苔ではなく、アオコという植物性のプランクトンです。
日光の当たる場所に水槽を置いていると発生してしまいます。
多くの人は水を変えて綺麗にしようとしますが、あの緑色の水は金魚にとっては餌となったり、水質を安定させてくれる有益なものです。
わざわざ水を緑色にさせる人もいるくらいです。
鑑賞に問題なければ、そのままにしておく方がおすすめです。
金魚にライトを当てないと色が薄くなる?対処方法とは
金魚を飼育していると、金魚の色が薄くなってしまうことがあります。
金魚の色が白くなってしまう理由の1つとして、光が足りないことが考えられます。人間は日光に当ると日焼けしますよね。
金魚もそれと同じで、紫外線から身を守るために体の色を濃くします。
そのため、紫外線不足だと白くなってしまうのです。
紫外線は太陽光に含まれていますが、ライトにも紫外線を発するタイプの物があります。メタハラと呼ばれるライトは太陽光と同じ効果が期待できると言われます。
金魚の色が白くなって来たと悩んでいるなら、紫外線に当てると効果があるかもしれまん。
しかし、予想とは違う色が濃くなってしまうこともあります。
もう一つ、体の色が白くなる理由として考えられるのが、レイアウトの色です。
底砂やバックスクリーンなど、色が白いと金魚の色も白くなると考えられています。
金魚は改良された品種ですが、それでも体の色は保護色だと考えられます。
そのため、澄んでいる環境が白っぽいとそれにあわせて体色も薄くなるのです。
この場合の対策は、底砂やバックスクリーンなどを黒い色に変えるという方法です。
周囲の色が濃いほど、体の色も濃くすると考えられているのです。