インコが寒そうにしていたり、体調が悪そうな時はインコを温かい環境においてあげたいものです。
インコの保温にはペット用ヒーターを使うことが多いでしょうが、ここではヒーターを使わずに出来るインコの保温の方法を紹介します。
夜寝る時に湯たんぽを使っていませんか?その湯たんぽがそのままインコにも使える保温道具になります。
湯たんぽがない場合でも、手軽な価格で購入することができますね。
またカイロも保温に使えます。さらにビニールをあわせると保温効果が高まります。
冬の寒い時期のおでかけにも、湯たんぽを使うと保温になりますね。
冬の時期の寒い室内での注意点も確認してください。
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インコの保温には湯たんぽが使える
インコが寒がっているけれど、ペットヒーターをまだ用意していないという場合もありますよね。寒い状態のままにしておくとインコはすぐに体調を崩してしまいますので、早く暖かい状態に整えてあげなくてはいけません。インコは寒さに弱いので、気温が低めの日はインコが寒がる前に暖かくしておくのも大切です。
湯たんぽをお持ちなら、インコの保温にも使うことができます。
湯たんぽなら温度を調節することもでき、安全に暖かくすることができます。
インコの保温に湯たんぽを使う場合は、湯たんぽをタオルでくるんでから、ケージのすぐ横に置きます。
そしてケージを湯たんぽごとタオルで覆ってケージの中を温めます。
ケージの中に湯たんぽを入れてしまうとインコが怖がってしまいます。湯たんぽの存在に慣れてきたら、今度は湯たんぽに興味を持っていたずらをしだし、やけどをしてしまうかもしれません。湯たんぽはケージの中に入れずに、ケージの外側に置くようにしましょう。
インコが羽を膨らませて寒がっている場合は、ただ単に寒いだけではなく病気の可能性も考えられます。食欲や糞の状態も見て、心配な場合は獣医に見せるようにしましょう。動物病院へ行くときも、キャリーケースと一緒に湯たんぽを入れて、暖かくしてあげてくださいね。
インコの保温の為に手作り湯たんぽ。作り方を紹介
湯たんぽがないという場合は、湯たんぽを手作りしましょう。作り方はとても簡単です。丈夫なペットボトルを用意してください。水やお茶などの冷たい飲み物が入っていたペットボトルではなく、ホットドリンク用のペットボトルが必要です。
手作り湯たんぽでインコを保温してあげよう
ホットドリンク用のペットボトルにお湯を入れて、新聞紙で巻いてください。これだけで手作り湯たんぽが感性です。新聞紙やタオルを巻いて湯たんぽの熱さを調節してください。
湯たんぽと同様にケージのすぐ側に置き、手作り湯たんぽと一緒にケージ全体をタオルで覆って暖かくします。インコの様子を見ながら温度を調整してください。
インコの飼育環境を整えるためにも、ケージの中に温湿度計をつけておくと良いです。私たちが特に寒くなくても意外と気温が低かったり、インコのケージに日差しが当たってケージの中だけ温度が高くなっていることもあります。温湿度計をケージにつけておくと、インコの快適な温度がわかってきます。
湯たんぽにビニールを合わせてインコの保温。カイロも使える
湯たんぽを使ってケージ全体を温める場合は、タオルを使って覆うよりもビニールを使った方が効率良く温めることができます。タオルは通気性に優れているので、暑くなりすぎないようにしたい時にはおすすめです。
ビニールは冷気を通さないため、湯たんぽの熱を逃がすことがありません。インコのケージ専用のビニールカバーがあります。ケージの大きさに合わせてサイズを選ぶことができ、ペットショップやペットグッズを扱っているホームセンターなどで防寒カバーとして販売されています。
ビニールは保温性が高いですが、密閉してしまうと酸欠になってしまいますので、隙間を作るなどして工夫してください。
湯たんぽの他に使い捨てカイロも使うことができます。ただし、使い捨てカイロを使う場合は酸欠に注意してください。カイロは発熱するときに空気中の酸素を使います。インコのケージを効率良く温めようと隙間なく覆ってしまうと酸欠になってしまいますので十分気をつけてください。
また、カイロは温度調節ができません。効果が切れるまで発熱を続けるので、カイロを使う場合はこまめにインコの様子を見て、ケージ内の温度を調節するようにしてください。
インコの冬の外出にも湯たんぽがおすすめ
寒さが厳しい冬にインコを連れて外出しなければならないこともありますよね。病院へ連れていく時や、しばらく家を留守にするためインコを預かってもらうこともあります。
気温が低い日にインコと外出するときも、ぜひ湯たんぽを使ってください。
普段はペットヒーターを使って保温している人も、外出の時はペットヒーターは使うことができないので、湯たんぽを使ってみてはいかかでしょうか。
インコと外出するときは保温効果があるバッグを用意して、キャリーケースと一緒にタオルでくるんだ湯たんぽを入れます。キャリーケースに外気があたらないように、タオルやフリースを使って防寒もしっかとしてください。
温度管理が難しいので、バッグの中に温度計を入れておくと良いでしょう。
長時間の外出になる場合は、帰りは湯たんぽが冷えてきて温めることができないこともあります。その場合は使い捨てカイロを使うなど、帰りの保温のことも考えて用意しておきましょう。
インコの冬の室内で注意すること
インコは寒さから体調を崩してしまうことが多いため、寒い時だけではなく普段からケージを置く環境などに注意が必要です。
インコのケージは窓の側に置くことは避けてください。窓からの冷気でケージが冷えてしまうことがあります。また、直射日光が当たってしまうこともあります。外の状態によってはインコが怖がることもありますので、窓の前にケージは置かないようにしましょう。
エアコンの風が当たる場所もケージの置き場所には適していません。暖くて良いと思うかもしれませんが、温まりすぎる可能性もあります。私たちもエアコンの風があたり続けるのは嫌ですよね。インコも同じです。
ストーブやヒーターのすぐ側もまた、温まりすぎる可能性があります。
インコのケージには温湿度計を取り付け、普段から温度や湿度をチェックするようにして、インコが快適な温度を保つようにしましょう。温度が少しだけ下がり、保温器具を使うほどではない場合は、毛布やフリースなどをカゴにかけておくだけでも違ってきます。インコの様子を見ながら、調整するようにしてください。
インコのケージを上手に保温する方法として、アクリル製の囲いを使う方法があります。
インコのケージごとアクリル製の囲いの中にいれ、保温器具も中に設置することで効率よく安全に暖かくすることができます。サーモスタットを利用すると更に便利です。
普段から温度管理は大切ですが、インコはが寒がっている場合はすぐに暖かくしてあげることが必要です。専用の保温器具がなくても湯たんぽやカイロを使ったり、湯たんぽを簡単に手作りする方法がありますので、ぜひ試してみてください。湯たんぽはケージの保温だけでなく、お出かけの時にも使うことができる便利アイテムです。カバーやタオルでくるんで温度も調節できます。上手に活用してみてください。