低学年にミニバスの練習をするときには、どのようなものを行ったらいいのでしょうか?
低学年には、まずバスケットの楽しさを感じてもらうことが一番のようです。その楽しい気持ちが練習に繋がるように上手く気持ちを乗せてあげることが指導者にとって必要な指導となります。
わかりやすく楽しく練習ができるようにするコツやポイントを紹介します。
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低学年にミニバスの練習をさせるときには短めなものをいくつかさせよう
低学年にミニバスの練習をさせる時には、気をつけてほしい事があります。
それは子供たちの集中力についてです。
特に低学年は、集中力のなさときたら半端ないですよね。指導していても、その集中力のなさにイライラする事もあるでしょう。
指導者に怒られでもしたら、すぐにやる気も失ってしまう子もいるかもしれません。
それではお互い良い事にはならないので、対策しなくてはいけませんね。
対策としては、だらだら練習するのではなく、短時間で集中して練習することです。
短時間でも集中することで、上達するスピードはあがります。
同じ練習を続けると飽きてしまう低学年は、いくつかの練習メニューをローテションで行うようにするといいですよ!
集中力がきれて、無駄な練習にならないようにしましょう。
低学年にミニバスの練習をさせる時は楽しさを盛り込もう
低学年がミニバスの練習をする場合、集中力がきれないように、おもしろい練習を間に挟んでみてはいかがでしょうか?
体育館でミニバスの練習をしているのなら、ステージがありますよね。
そのステージからドリブルすると、いつものドリブルの練習とは違って真剣になってくれるでしょう。
ステージの上からドリブルをすると、ボールをつく力がないと上まで上がってきません。なので、真直ぐ押さないとボールが戻ってこないので、腕が伸び切るまでボールを押し続けるという事を体感できます。
ステージの端から端までドリブルして歩く練習です。
また、階段でドリブルの練習をしても子供たちは真剣にやってくれるでしょう。
階段をドリブルしながら上がったり降りたりします。
手を変えてドリブルさせてみてください。これも子供たちは楽しんで練習する事でしょう。
低学年でもミニバスのゲーム練習を取り入れよう!
低学年がミニバスの練習をする時は、技術の基礎でもあるドリブルやシュートの練習をしたいと考えますが、ミニバスのゲーム形式の練習も取り入れていきませんか?
子供達はゲームをやりたいと言ってきませんか?その気持ちに答えてあげましょう。
本当は、他の練習や選手個人の課題もあるかもしれませんが、選手のやる気を指導者であるあなたが潰してしまわないようにしてほしいのです。
ミニバスのゲームがやりたいと言う選手がいるなら、それはあなたがしっかりと指導ができているという証拠になります。
まだまだ教えたいと思っている事は、高学年になってからでも教えても遅くはないのです。練習だけでは飽きてしまうかもしれないので、ゲームをしてバスケは楽しいという事を忘れないようにしたいですよね!
また、高学年のゲームを見ると、自分もうまくなりたいなと思うようになるので、観戦させるのもいいでしょう。
低学年にミニバスを教えるときにはボールが肝心
低学年にミニバスを教える時には、ボールを理解させなくてはいけません。
まず、ボールを理解するためには、ボールの中心というのを覚えさせましょう。ボールの中心がわからないと、片手でボールを支えたままキープできません。
そして、ボールの真横がわかれば、片手の指1本ずつでもボールを挟んで持ち上げれます。このように中心と真横を覚えると、ハンドリングの上達が早くなります。
また、ボールの動きも覚えさせましょう。
ボールが高速回転したままバウンドすると、どうなるか子供達は理解していないのではないでしょうか?
高速回転をしたままバウンドすると、まっすぐ跳ねずに回転している方へ飛んでいきます。この動きを覚えさせてほしいのです。
子供達には、ボールの動きを遊び感覚で覚えさせてみてはいかがでしょうか?
逆回転がかかったバウンドをしたら、ボールが自分に戻ってくる事を見せてあげてください。
低学年にミニバスの練習をするときにしてはいけない事
低学年にミニバスの練習を指導するにあたって、してはいけない事があります。
それは罰を与える事です。
罰を与えてしまうと、子供たちはバスケが好きという気持ちを失ってしまうでしょう。
バスケが好きで指導しているあなたは、子供たちにバスケを嫌いになってほしくないですよね?
なので、褒める事が大事です。
ミスをすると叱りたくなる気持ちもわかりますが、そこはグッと気持ちを抑えて、どうしてミスしてしまったのか、どうしてできないのかという事を、一緒に考えてあげてほしいのです。
このように、できない事に対して叱るのではなく、一緒に考えてその後は見守るようにしましょう。
あなたがそうする事で、子供たちは、指導者からいつも見てもらえる事を実感し、だんだんと認められるようになりたいという思うようになります。
これは、バスケがもっとうまくなりたいという向上心になるでしょう。
ふざけて迷惑をかけるような子には、このような対応ではいけない事もありますが、ふざけるのではなく、いかに真剣に楽しませるかという事を考えて指導していくと良いでしょう。