暖かくなってくると、庭の雑草がぐんぐんと伸びてしまい景観も悪くなってしまいますね。
そこで雑草を抜こうとした瞬間、トゲが刺さって痛いことがありませんか。
軽い傷みのものや、激痛が走る場合もありますね。
よくみると雑草にトゲがびっしりついていたり、手にトゲが刺さったままということもあります。
調べてみるとトゲがある雑草には色々な種類のものがありました。詳しくみていきましょう。
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雑草を抜こうと思ったらトゲが痛いのはノゲシかもしれません
トゲがある雑草ノゲシとは
- キク科ノゲシ属の植物の一種で別名ハルノノゲシ、ケシアザミ
ノゲシには、ハルノノゲシ、オニノゲシ、アキノノゲシなどの種類がある。アキノノゲシに棘はありません。
日本各地の道端や畑に生えています。同じノゲシでも葉の形状には個性があり葉っぱにギザギザがあり刺さることもあります。
ノゲシの除草方法としては、小さいうちに引き抜くことが一番です。なかなか除草ができないのであれば、除草剤をまくのもいいでしょう。芝生専用の除草剤や、ペットやお子さんがいても使うことができる食物成分由来の除草剤があります。
薬品がかかったもの全てを枯らしてしまうので、菜園などの除草には向きません。また、砂利を敷くのもいいでしょう。砂利を厚めに敷くことで、雑草が生えてくるのを予防できます。最低5センチ(可能なら7~8センチ)の厚さ敷くといいですね。
レンガを敷き詰めるのもオススメです。日光が土に届かないようにすることで草が生えてくるのを防ぎます。
雑草抜きで激しくトゲが痛いのは、イラクサ
雑草抜きでトゲが痛い!イラクサについて
本州や四国、九州に分布する多年草となります。茎や葉の表面・葉柄などに刺毛があります。花は淡い緑色で9月から10月に咲きます。
イラクサの刺毛は針になっていて、ヒスタミンとアセチルコリンを含んでいます。棘に触って胞嚢がやぶれ、液体が皮膚につくと強い痛みを感じます。
素手での庭作業は危険な雑草取りですが、イラクサを抜くときには無数の小さな棘があるので気をつけましょう。
庭の雑草対策はできれば、毎年ではなく一度したらしばらく放っておけたらいいですよね。除草する道具などは長いスパンで使えるものを選べば交換する手間や費用を抑えることができますよ。
雑草のトゲが刺さったまま痛いのはメリケントキンソウ
危険なトゲをもつ雑草!メリケントキンソウ
危険なトゲを持つ外来植物です。小さな草で、明るい緑色をしています。草の上をはだしで歩いたりするのは危険です。毒はありませんが、刺さると押しピンを踏んだような痛みがあります。枝に花をつけるのが特徴で果実には2ミリくらいの硬いトゲがあり、熟すとバラバラになります。
自転車のタイヤをパンクさせることもあります。5月から6月にかけて実が乾燥したときに被害が出やすいです。
開花する前で、数が少ないなら手で取りましょう。芝生内にメリケントキンソウが生えている場合は芝生を枯らさない除草剤を使うようにしましょう。4月末頃、結実しトゲが硬くなるのでその前に対処しましょう。
メリケントキンソウと似ているシマトキンソウ
シマトキンソウもタネにトゲがあります。しかし、刺さっても痛みを感じないことが多いです。
青々とした芝生の上は、子どもが寝転がったり裸足になることが多いので気をつけてあげましょう。季節的なものでもあるので、5月から6月にかけてはとくに注意が必要です。
トゲ系の雑草はまだまだあります。食用も
とげ系の雑草は除草するのが大変ですよね。
食べることのできるトゲのある雑草タラノキについて
高さ5mほどになる落葉のタラノキは畑に生えてくることもあります。枝の棘が痛いので注意しなくてはいけません。タラノキの新芽であるタラの芽は春の山菜のひとつです。
棘が少ないメダラを栽培したものが店頭に並んでいます。
タラの芽が採れるのは、里山や山間部の林道や斜面などのような日当たりのいい場所です。林道や道路脇など、人が人工的に木を伐採しているところがポイントです。
タラノキは棘が鋭いので素手で取らないようにしましょう。
軍手程度では棘が刺さってしまうので作業用の革手袋がおすすめです。高いところに生える若芽を摘み取る時には、枝を折ってしまわないよう気をつけましょう。
枝を折ってしまったり傷つけてしまうと、枯れてしまい来年に採れなくなってしまいます。
たらの芽の天ぷら
材料 (2人分)
- タラの芽4本
- 米粉 20g
- 小麦粉10g
- 水45cc
- 揚げ油 適宜
- 塩小さじ1/2
- 抹茶小さじ1
塩と抹茶をよく混ぜ、抹茶塩を作ります。たらの芽を洗い、軸部分に十文字の切れ目を入れ、米粉をまぶします。米粉と小麦粉をよく混ぜ水で溶き、天ぷら衣を作ります。衣を薄めに付け、170度くらいで揚げましょう。
雑草にトゲがあるのは食べられないように進化したから
トゲのある雑草は、動物から食べられないように進化してきたものとなります。
トゲのある雑草
「ノイバラ」
ノイバラのトゲは葉っぱが変化したものとなります。バラ科のトゲは固く太いので注意しなくてはいけません。空き地や道端でよく見かけます。初夏の頃に白い花を咲かせ、放っておくとかなり成長するので、気がついたら刈りましょう。
小さな子どもの場合は、トゲが刺さっても気がつかないことがあります。
トゲの他にも、かぶれの原因になる雑草もあるので草むらに入るときには長袖長ズボン、除草をするときには軍手や皮の手袋などをしてケガをしないように気をつけましょう。