木材に塗装する場合のスプレーの使い方と綺麗に仕上げるコツ

家の修繕をしたり、簡単な家具を作ったりDIYをする人は増えています。
最近は道具も充実してホームセンターなどで手軽に購入することが出来ます。

DIYといえば木材を使うことも多いでしょうが、木材に塗装したいと思う場合もあるでしょう。

ここでは木材にスプレーで塗装する場合のコツを紹介します。
まずはスプレー塗装が出来る物、出来ない物について確認しておきましょう。

またスプレー選びは目的にあった塗料を選ぶのもポイントです。
スプレー塗装にはコツがあります、綺麗に仕上げる為の塗り方も紹介します。

スプレーを使う場合には使い方、使う場所にも十分注意しましょう。
使用前に気を付けたいポイントもご覧ください。

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スプレー塗装が出来る物と出来ない物について

DIYは、自分好みにアレンジして作ることが出来るため、既存の商品をそのまま使うよりも思い通りの物を作れるということが魅力です。

スプレー塗装は小型の物に使う

DIYと一言で言っても、小物を作ることから大型家具を作ることまで難易度は異なります。
今はホームセンターに行けば、DIYに必要な物はひと通り揃いますので、DIYをやってみようと言う人は増えているようです。

DIYと言えば、木材の加工は頻度が高い作業ですよね。

ホームセンターで木材を購入して、好みの大きさにカットしたり、組み立てたりと言う作業の他、木材にスプレー塗装をするということもあります。

スプレー塗装をすることで、既存の木材の色を自分好みの色に塗装し直すことが出来るというメリットがあります。

スプレー塗装の注意点

スプレー塗装は、どんな物にでも使えるという訳ではありません。

物によって、スプレー塗装が出来るものもあれば、出来ない物もあるので、スプレー塗装する時には注意が必要です。

スプレー塗装出来る物は、市販のカラーボックスや椅子や机と言った小型の木製家具です。プラスチック容器にもスプレー塗装することが出来ます。

スプレー塗装は容量が少ないため、大きい物というよりは小型の物向けの塗料なので、面積が広いウッドデッキや家の内装といったところに使うのには向いていません。

特に、室内の内装にスプレー塗装を吹きかけると、その周囲に塗料が飛び散って汚してしまいます。

スプレー塗装は、注意事項を守れば誰でも手軽に出来るものですが、スプレー塗装が不向きの物には使わないようにしましょう。

木材など塗装する目的にあったスプレー選び

好みの色のスプレー塗料を買ってきて、下準備もせずにいきなり物に吹きかけても綺麗には仕上がりません。

スプレー塗装を行う前には、必ず塗る物の下処理をするということが綺麗に仕上げるための大切なポイントです。

塗る物の状態によっても下処理の仕方は変わりますので、以下の方法を参考にしてみてください。

塗装されていない裸の木材に塗る場合

ホームセンターで買ってきた木材は、まだ塗装など何もされていない状態です。
綺麗な状態なので、このままスプレーをかけたいところですが、綺麗にスプレーを塗るには表面をサンドペーパー(紙やすり)を使って削り、滑らかな状態にしましょう。

使う塗料によっては、さらに”下塗り”の処理が必要なことがあります。下塗りをした後は、再度サンドペーパーで表面を滑らかな状態にします。

既存の木材の色を塗り替える場合

今使っているカラーボックスの色を変えて、イメチェンしたいということもありますよね。
この場合、塗料を塗る面に剥がれや欠けがないかを確認して、あればサンドペーパーで滑らかにしておきましょう。
埃やゴミが付いていると、そのまま塗料と一緒に塗られてしまうので、スプレー塗装をする前に、表面の埃やゴミは拭き取り、乾燥させてから行いましょう。
スプレーを塗りたくない箇所がある場合には、マスキングテープを貼るなどして、他の部分にスプレーがかからないようにすることも、綺麗にスプレー塗装するコツです。

木材にスプレーを塗装する場合の綺麗に塗るコツ

スプレーのボタンを押せば同じ力でスプレーが噴射するので、スプレー塗装は一見簡単にも見えますが、ムラなく綺麗に塗るためには、いくつかのコツがあります。

塗装する対象物を温めておく

スプレーは、乾燥するまで時間がかかります。
そのため塗る物をあらかじめドライヤーの熱などで温めておくと、塗料のノリがよくなり、乾燥も早くなります。
温める時には熱すぎる必要はなく、人肌程度にじんわり温めるようにしましょう。

スプレーと物の距離やスピードを一定に保つ

スプレーを塗る時、一箇所に集中してスプレーをしてしまうと、当然その部分だけスプレーが厚くなりムラが出来てしまいます。
綺麗にスプレーを塗るためにはスピードを一定に保ち、物からスプレーまでの距離も一定にすることがポイントです。
マニキュアを塗る時のように、一回の塗装で完全な状態にするのではなく、薄い層を何層か重ねて最終的な色を付けるということが大切です。

曲面などの塗りにくい箇所から先に塗装する

椅子などは、付け根付近が曲面になっていることがありますよね。
このような曲面はスプレーも塗りにくく、他の直線部分より塗り方にムラが出来がちです。
そのため、まずはこのような塗りにくいところから塗っていく方法がおすすめです。一箇所に集中しないように、スプレーは薄く吹きかけるようにしましょう。

木材などの塗装に使うステインやニスのこと

木材を使うメリットは、なんといっても自然の風合いです。自然素材である木の家具を部屋に揃えることで、心が癒やされることはよくありますよね。

木目は木によってひとつひとつ違うため、物によっては木目を活かしてインテリアとして使うことが出来ます。木材を塗装する時に、塗料の他に”ステイン”や”ニス”という物が必要ということも聞いたことがある人は多いと思います。

木材に使うステインとニスは、両方とも塗料の一種

ステインは、言ってみれば木材の浸透性の着色剤です。ステインを木材に塗ることで、木材に塗料が浸透して色が付くため、木目がより際立つという特徴があります。

一方、ニスは木の保護用塗料です。ニスを木の表面に塗ることで樹脂膜が出来るため、木材に付く汚れや水、傷などから守ってくれるのです。

ステインには木の表面を保護する役割はありませんので、水ハネや汚れが目立ちそうな木材にはニスを塗る作業が必要になります。

塗料の中には、このステインとニスの両方が含まれる物もあります。

使用用途によって使い分けるようにすると良いでしょう。

スプレー塗装の前に確認しておきたい注意事項

今使っている家具をスプレー塗装で自分好みの色にしたいと思い立ったら気持ちが先走り、スプレー塗料だけ用意するという人もいるかもしれませんが、これだけでは不十分です。

スプレーの臭いに注意しながら作業する

スプレー塗料は、文字通りスプレー状で噴射するため、塗料が周りに飛び散ります。

そして、油性のスプレー塗料の場合は、成分の中にシンナーが入っていることがあるため、密室でスプレー塗装をするのは大変危険です。

油性スプレーではなくても、スプレーの飛び散りや臭いを避けるために、外で行ったり、室内で行う場合は、臭いを吸い込まないようにマスクをして部屋の換気も充分にしながら作業するようにしましょう。

また、スプレー塗料はよく振ってから使い始めると、中で固まっているインクが均一になりムラになりにくいという特徴があります。

作業中も適度にスプレーを振りながら塗ると綺麗に仕上がります。