板を思い通りにカット出来る工具を探したいなら

日曜大工のお父さんや、DIYが趣味の人など、木材を本格的に扱おうと思うのなら、効率良く板をカット出来る工具が欲しいですよね。
板を切ると言っても、厚さが薄いものだったり、厚いものだったりすると、それをカットするのに向いている工具は異なります。
板などの木材をカットするのに向いている工具の種類や、その他これがあれば作業が楽になる工具などについてご紹介します。

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薄めの板をカットするのなら、こんな工具がおすすめです

薄いベニヤ板をカットするのでしたら、カッターがオススメです。

どれくらい薄いのかと言いますと、厚さが2ミリ~5ミリくらいの厚さのものでしたらカッターで切る事ができます。

のこぎりで板を切ると、切りくずが出てその分が誤差となってしまうのですが、カッターですと切りくずが出ませんので誤差が生じません。

使うカッターは小さい物ではなく、ネジで刃をロックするタイプの大きな物を使いましょう。
普段紙しか切らないと分かりませんが、カッターの刃にも種類があり、刃の色が黒い物が切れ味が良いです。
紙ならそんなに力を入れなくても切る事ができますので、あまり意識しませんが、ベニヤ板のように少し堅い物を切る場合には、切れ味の良い新品の物を選ぶと切りやすく、余計な力を使わないで切る事ができますので安全に切ることができます。

薄い板をカッターでカットするにはステンレス製の定規がおすすめ

まっすぐに切るためには定規が必要になりますが、板をカットする場合には、普段使うプラスチックの定規では大変危険ですので絶対に使わないでください。

ステンレス製の定規を使うと安全ですが、なるべく長さのある物を使うようにすると押さえやすいのでより安全です。
ステンレス製の定規なら丈夫ですし、紙を切る時や長さを計ることももちろんできますので、一本持っていると便利です。

厚めの板をカットするのなら、こんな工具がおすすめです

5ミリ以上の板を切断するのでしたらやはりのこぎりのような工具が必要になります。

のこぎりは安価ですし板材だけではなく、角材もカットすることができる上に、耳障りな大きな音も鳴りませんので手軽に使えるアイテムですが、素人がまっすぐに板をカットするのは難しいです。

電動工具を使うと、音は大きいですが、綺麗に早く切る事ができます。

ジグソーという刃がミシンの針のように上下に動いて木材を切る工具は、直線だけではなく曲線や、切り抜きと言った作業も行う事ができます。
刃もそこまで大きくないので、比較的安全に使う事ができます。
ただ、原理はのこぎりと同じですので、まっすぐに切る事が難しい事と、切りくずが出ますので、周りが散らかってしまうのが難点です。

丸のこという電動工具は丸い刃を回転させて木材を切る機械です。
よく大工さんが現場で使っている道具ですので見たことのある方も多いかもしれません。丸のこは厚い板でも正確にしかも早くカットすることができます。
切った後の断面ものこぎりやジグソーより綺麗ですが、音が大きく、切りくずものこぎりやジグソーよりももっとたくさん出ます。
そして、大きな刃が目にも止まらぬ速さで回転しますので、大変危険ですので、使い方には注意が必要な道具です。

板を曲線にカットしたいのなら、こんな工具がおすすめです

板を切る時は、まっすぐに切るだけではなく、曲線や少し複雑な形に切りたいという事もありますが、そのような時には、先ほど紹介したジグソーが便利です。
電動ドリルなどで穴を開けたら、そこに刃を入れて、好きな形に板を切り抜くこともできます。
ですが、ジグソーは小回りが苦手で細かい繊細な作業には不向きです。

板を曲線にカットしたいなら、電動の糸のこ盤がおすすめです。

電動糸のこ盤とは、台に糸のこのような細い刃が付けられていて、その刃が上下に動きます。
切りたい木材を台に置いて木材を動かして切り進める機械です。
刃の面積が小さいので、小回りがきき、細かい作業や複雑な形でも切り進められます。

電動工具ではなく、手動で使いたい時には、挽きまわしのこぎりという曲線専用ののこぎりを使うと便利です。
こちらも刃の幅は細いので、曲線の切断がしやすいように作られております。
小学生の時に使った記憶のある方もいらっしゃるかと思いますが、糸のこも、曲線を切るのは得意な工具です。

綺麗に手早く仕上げるなら、こんな工具を活用しよう

安全と正確さを求めるのなら、卓上スライドソーという、プロも使う電動工具もあります。

こちらは本体に材料を固定して押し切る形で木材をカットします。
安全で使いやすく角度や傾斜を付けて切る事もできます。

切った木材の表面を滑らかにしたい時には、電動カンナを使えば、面倒なカンナがけも綺麗に手早くすることができます。
電動カンナは、木材の厚さの調整をしたい時や、凹凸を直したい時などにも使えます。

広い面に手動でかけるのが大変なやすりがけも、電動サンダーにサンドペーパーを付ければ楽に早くできます。
面が三角形になっている物を使うと、狭い所や細かい所もやすりをかけられるので便利です。
トリマーやルーターといった工具は木材の面取りや装飾などを施すことができ、作品により一層オリジナリティを付ける事ができます。

他にもまだある!DIYが驚くほどはかどるグッズはコレ

DIYをする時には、木材をカットするだけでは物を作る事ができません。

今は便利な電動工具がホームセンターに並んでいます。

ネジを打ち込むために使うインパクトドライバーは、一台あると、組み立て式の家具を組み立てる時にも非常に便利です。
先端部分を取り換える事が出来、ドリルを付ける事もできますのでドライバーとしてだけではなく、穴を開ける事もできます。
充電式はコードの事を考えずに作業ができるのでおすすめです。

クラフトはさみという力の強いハサミは、普通の工作用のハサミよりも切れ味が良く、薄い鉄板なら切る事ができます。
切れ味が良いという事は、工作用ハサミでは切りにくい布なども簡単に切る事ができますので、DIYの幅が広がります。

万力を使うと、加工したいものをしっかりと固定する事ができますので、安定して作業をしたい時にはあるととても便利です。
特に刃物を使う時などには、しっかり押さえる事が非常に重要になりますので、安心して作業も進めることができます。

この他にもDIYの道具はたくさんあり、私たちの作業を効率的にしてくれます。
作業を安全に行うためにも、工具を充実させてみるのはいかがでしょうか。