革の手袋の手入れの手順と必要な物。長く使う為の手入れや使い方

革の手袋をお使いになっていて、汚れが気になってきたり雨や汗で濡れてしまったなどお手入れをしたいと思っても、革製品の取扱い方がよくわからないないこともありますね。
長くお使いいただくためにも、毎日のお手入れには気を使いたものです。

そこで今回は、革手袋の手入れ方法について紹介します。

まずは日頃のお手入れ方法や、洗濯について、カビが生えてしまったときの対処法などご覧ください。

手入れに必要な道具や手順を紹介します。

革の手袋は出来れば毎日使わない、乱暴な扱い方はしないなど長持ちさせるための毎日の使い方も参考にしてみてください。

お気に入りの革手袋を長持ちさせる手入れ方法を確認してください。

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革の手袋の日頃のお手入れと、カビや洗濯について

革の手袋を愛用している方はどのようなお手入れをしていますか?革の手袋を長く使うためには、注意する点がいくつかあります。

革の手袋を長持ちさせるために注意すること

まず大切なことは水に濡らさないこと。水に濡れてしまうと革が硬くなってしまいます。また、汚れを付けると落とすことが難しいので汚さないように気をつけましょう。

そして、革を傷めないことも重要です。お気に入りの手袋を長持ちさせたいのであれば、大切に扱うようにしましょう。

革の手袋のお手入れを怠っていると、カビが生えてしまうこともあります。

カビを落とすために重要なことは、早く対処するということです。
カビが生えていることに気づいたら早く対処するようにしましょう。

革手袋のカビを落とす方法

カビが生えてしまった場合は、革の種類によって対処方法が異なります。

スエードの場合はブラッシングをしてカビを落とします。表革の場合は乾拭きをしてカビを落としましょう。

細かい箇所に入り込んでしまっている場合は、細かい箇所をブラッシングできるブラシなどで取り除きましょう。ですが、カビが奥の方まで入り込んでしまっている場合はカビのシミ跡を消すことは難しくなります。

このようなことにならないためにも、革の手袋を保管するときには、陰干しし手袋の湿気を十分に取り除いてから、防虫剤と防湿剤と一緒に密閉して保管することをおすすめします。

また、革の手袋は水に濡らすことができないので洗濯するのはやめましょう。

革手袋の手入れに必要な道具と手順を紹介

革の手袋をお手入れする場合はどのような道具を使って、どのように汚れを落としたらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

革の手袋のお手入れ方法

必要な物は、ブラシ(馬毛などの毛の柔らかいもの)と汚れを落とすためのクリーナー、保湿クリーム、乾拭きしたりクリームなどを塗るための布2~3枚です。

まずはブラシを使って手袋についた埃などの汚れを落とします。そして、革の汚れ落とし用のクリーナーを使って汚れを拭き取ります。指先などは汚れが付きやすいで、汚れやすい場所は2度拭きしましょう。

5~10分ほど時間を置いてから乾拭きをします。乾拭きしたら、保湿クリームを手袋に付けます。この時、くるくる円を書くようにしてのばすと全体に綺麗にのばすことができますよ。

塗り終わったらまた5~10分ほど時間を置き乾拭きします。クリームが残らないように拭き取ってください。

これでお手入れは完了ですが、このあと保管する場合は上でもおすすめしたように、防虫剤と防湿剤と一緒に保管するようにしてくださいね。

革の手袋が濡れてしまった場合の手入れ方法

革の手袋は水に弱いので濡らしてはいけないということは知っていたけど、突然の雨で濡れてしまったなどというときもあると思います。そんな時はどうしたらいいのでしょうか。

革手袋が水で濡れてしまった時のお手入れ方法

革の手袋が水で濡れてしまった場合は、乾いた布で水分を取れるだけとってください。できるだけ水分をとった方がいいのですが、このときに強く擦ってしまうと革を傷つけてしまうので注意してくださいね。

水分をとったら、革用のトリートメント剤を塗ります。これを塗ることによって革が硬くなるのを防ぎます。乾燥してしまう前に塗ってください。

塗り終わったら、通気性のいい場所に置きよく乾燥させましょう。水分が残った状態だとカビが生える原因になるので気をつけてくださいね。

革の手袋を長く使う為の取扱い方

革の手袋をできるだけ長く使用したい場合は、扱い方にも注意が必要です。

革の手袋を毎日使い続けると、水分が残った状態になってしまいます。水分を含んでいる革は通常よりも弱い状態になるので、傷が付きやすいですし型崩れしてしまうことも考えられます。
長持ちさせたいのであれば、毎日同じ手袋を使うのではなく何組か用意し交互に使ったりするなどの対処をしましょう。

また、手袋の取り方にも注意が必要です。手袋をとる時に指の先を引っ張っていませんか?

このようにして一点だけでひっぱっていると革を弱めることに繋がります。なので、手袋をとる時は、手のひら全体を持つようにして取りましょう。

履く時も同様に、口の部分を引っ張るのではなく手のひら全体を持ちながら履くようにしましょうね。

革の種類は色々。鹿革の特徴について

ここまで革の手袋のお手入れ方法についてや長持ちさせるための扱い方について見てきましたが、革の素材にはいろいろな種類のものがあります。

革の手袋の素材は馬革や羊革、牛革や豚革などいろいろなものがあり、それぞれに特徴があります。

その中でも鹿革は独特な特徴があります。あまり、馴染みのない革ですが、鹿革はキメが細かく保湿性がすぐれているので、しっとりした革です。

また、保湿力が高いので水に強い特徴を持っています。革は普通水洗いすることできない物ですが、油でなめした鹿革は水洗いすることができるのです。

肌さわりもよく丈夫で水洗いもすることができる鹿革はとっても優れた革なのです。

気づいた時には革の手袋が汚れてしまってすぐにダメにしてしまうという方は、この鹿革で作った手袋をおすすめします。

ただし、扱い方法については物によって異なりますので、お手入れ方法を必ず確認してくださいね。