革の手袋の手入れの手順と必要な物。長く使う為の手入れや使い方

革の手袋をお使いになっていて、汚れが気になってきたり雨や汗で濡れてしまったなどお手入れをしたいと思っても、革製品の取扱い方がよくわからないないこともありますね。
長くお使いいただくためにも、毎日のお手入れには気を使いたものです。

そこで今回は、革手袋の手入れ方法について紹介します。

まずは日頃のお手入れ方法や、洗濯について、カビが生えてしまったときの対処法などご覧ください。

手入れに必要な道具や手順を紹介します。

革の手袋は出来れば毎日使わない、乱暴な扱い方はしないなど長持ちさせるための毎日の使い方も参考にしてみてください。

お気に入りの革手袋を長持ちさせる手入れ方法を確認してください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

メガネをかけた時のマスクの曇り止め対策!曇りを予防する方法

メガネをかけている方にとって、困ることの一つがマスクをした時のメガネの曇りです。特に冬場などには眼の...

万年筆を保管する時はペン先の向きに注意!万年筆を長く使うコツ

万年筆をずっと長く使い続けるためには、正しい保管が絶対条件。特に万年筆を置く時のペン先の向き...

フローリングの補修【キズ対策】簡単にできる方法と守る工夫

フローリングの補修やキズについてお悩みの方は必見です。フローリングは木の暖かさや木目のオシャレな雰囲...

家の外壁を掃除したい!高圧洗浄機で洗うときの注意点

一軒家に住み始めて5年、なんだか外壁の汚れが気になるなぁ、とはいっても外壁の掃除の方法なんて聞いたこ...

ヘルメットの髪型対策に崩れるのを防ぐコツや元に戻す方法

ヘルメットを被った後の髪型対策にお困りな人は必見です。ヘルメットで髪型が崩れるのを防ぐには、...

木のまな板は削り直ししよう。セルフと業者に依頼した結果

食材を切る時に必要なまな板ですが、どんなタイプを使っていますか?最近はプラスチックのタイプも...

値上げ告知用文書の書き方や注意点について解説【飲食店編】

物価や食材の値上げは一般家庭にとっても痛いものですが、飲食店となると客離れの可能性もあるため、文書を...

発泡スチロールブロックの強度とは?特徴や使い方を紹介します

発泡スチロールブロックの強度はどのくらいなのでしょうか?素材が発泡スチロールだからそこまで強度がない...

ユニットバスのコーキングをして隙間を修復!やり方と必要な物

ユニットバスと壁の隙間の部分にあるコーキングが長年の劣化でボロボロになってしまったり、黒いカビが生え...

洗濯機の設置を自分でするときの手順や注意点について紹介

洗濯機の設置は自分でもポイントをおさえておけば簡単に行うことができます。仕事が忙しくて設置のための日...

ヘルメットの内装の洗濯の仕方や注意点。手洗いの方法や干し方

ヘルメットの汚れや臭いが気になるなら自分で洗いましょう。内装の部分は取り外し出来るものが多い...

一人暮らしの食事・外食でコスパを良くする食事のコツを解説

一人暮らしをしていると、なかなか自炊をする時間がなくて毎日の食事を外食で済ませている人もいるのではな...

電車で変な人が隣に座ったときの対処法や迷惑行為を避ける対策

電車で変な人が隣に座ってきたときは、どう対処したらいいのか悩みますよね。例えば、嫌がらせや迷惑行...

本音と建前は逆?わかりにくい女性の本音を紹介します

女性の本音と建前ほど難しいものはありませんよね。どうして本音と建前が逆になってしまうことがあるのでし...

男性が眉毛を書く時に失敗しないためにやるべきこととは

男性が眉毛を書くことは今では身だしなみの一つとなっていますが、いざ自分がやろうと思ってもどんな道具が...

スポンサーリンク

革の手袋の日頃のお手入れと、カビや洗濯について

革の手袋を愛用している方はどのようなお手入れをしていますか?革の手袋を長く使うためには、注意する点がいくつかあります。

革の手袋を長持ちさせるために注意すること

まず大切なことは水に濡らさないこと。水に濡れてしまうと革が硬くなってしまいます。また、汚れを付けると落とすことが難しいので汚さないように気をつけましょう。

そして、革を傷めないことも重要です。お気に入りの手袋を長持ちさせたいのであれば、大切に扱うようにしましょう。

革の手袋のお手入れを怠っていると、カビが生えてしまうこともあります。

カビを落とすために重要なことは、早く対処するということです。
カビが生えていることに気づいたら早く対処するようにしましょう。

革手袋のカビを落とす方法

カビが生えてしまった場合は、革の種類によって対処方法が異なります。

スエードの場合はブラッシングをしてカビを落とします。表革の場合は乾拭きをしてカビを落としましょう。

細かい箇所に入り込んでしまっている場合は、細かい箇所をブラッシングできるブラシなどで取り除きましょう。ですが、カビが奥の方まで入り込んでしまっている場合はカビのシミ跡を消すことは難しくなります。

このようなことにならないためにも、革の手袋を保管するときには、陰干しし手袋の湿気を十分に取り除いてから、防虫剤と防湿剤と一緒に密閉して保管することをおすすめします。

また、革の手袋は水に濡らすことができないので洗濯するのはやめましょう。

革手袋の手入れに必要な道具と手順を紹介

革の手袋をお手入れする場合はどのような道具を使って、どのように汚れを落としたらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

革の手袋のお手入れ方法

必要な物は、ブラシ(馬毛などの毛の柔らかいもの)と汚れを落とすためのクリーナー、保湿クリーム、乾拭きしたりクリームなどを塗るための布2~3枚です。

まずはブラシを使って手袋についた埃などの汚れを落とします。そして、革の汚れ落とし用のクリーナーを使って汚れを拭き取ります。指先などは汚れが付きやすいで、汚れやすい場所は2度拭きしましょう。

5~10分ほど時間を置いてから乾拭きをします。乾拭きしたら、保湿クリームを手袋に付けます。この時、くるくる円を書くようにしてのばすと全体に綺麗にのばすことができますよ。

塗り終わったらまた5~10分ほど時間を置き乾拭きします。クリームが残らないように拭き取ってください。

これでお手入れは完了ですが、このあと保管する場合は上でもおすすめしたように、防虫剤と防湿剤と一緒に保管するようにしてくださいね。

革の手袋が濡れてしまった場合の手入れ方法

革の手袋は水に弱いので濡らしてはいけないということは知っていたけど、突然の雨で濡れてしまったなどというときもあると思います。そんな時はどうしたらいいのでしょうか。

革手袋が水で濡れてしまった時のお手入れ方法

革の手袋が水で濡れてしまった場合は、乾いた布で水分を取れるだけとってください。できるだけ水分をとった方がいいのですが、このときに強く擦ってしまうと革を傷つけてしまうので注意してくださいね。

水分をとったら、革用のトリートメント剤を塗ります。これを塗ることによって革が硬くなるのを防ぎます。乾燥してしまう前に塗ってください。

塗り終わったら、通気性のいい場所に置きよく乾燥させましょう。水分が残った状態だとカビが生える原因になるので気をつけてくださいね。

革の手袋を長く使う為の取扱い方

革の手袋をできるだけ長く使用したい場合は、扱い方にも注意が必要です。

革の手袋を毎日使い続けると、水分が残った状態になってしまいます。水分を含んでいる革は通常よりも弱い状態になるので、傷が付きやすいですし型崩れしてしまうことも考えられます。
長持ちさせたいのであれば、毎日同じ手袋を使うのではなく何組か用意し交互に使ったりするなどの対処をしましょう。

また、手袋の取り方にも注意が必要です。手袋をとる時に指の先を引っ張っていませんか?

このようにして一点だけでひっぱっていると革を弱めることに繋がります。なので、手袋をとる時は、手のひら全体を持つようにして取りましょう。

履く時も同様に、口の部分を引っ張るのではなく手のひら全体を持ちながら履くようにしましょうね。

革の種類は色々。鹿革の特徴について

ここまで革の手袋のお手入れ方法についてや長持ちさせるための扱い方について見てきましたが、革の素材にはいろいろな種類のものがあります。

革の手袋の素材は馬革や羊革、牛革や豚革などいろいろなものがあり、それぞれに特徴があります。

その中でも鹿革は独特な特徴があります。あまり、馴染みのない革ですが、鹿革はキメが細かく保湿性がすぐれているので、しっとりした革です。

また、保湿力が高いので水に強い特徴を持っています。革は普通水洗いすることできない物ですが、油でなめした鹿革は水洗いすることができるのです。

肌さわりもよく丈夫で水洗いもすることができる鹿革はとっても優れた革なのです。

気づいた時には革の手袋が汚れてしまってすぐにダメにしてしまうという方は、この鹿革で作った手袋をおすすめします。

ただし、扱い方法については物によって異なりますので、お手入れ方法を必ず確認してくださいね。