高齢の母親が自分と離れた地域で一人暮らしをしていることが心配でたまらないというご家族もいますよね。
一緒に暮らしたいと思っても、色々な事情で同じ屋根の下で暮らすことができないこともあるでしょう。
高齢の母親が離れた地域で一人暮らしをしているときは、家族として一体どのようなことをしてあげると良いのでしょうか。
ここでは、離れた地域で一人暮らしをする親を見守る方法についてお伝えします。
何らかの事情で一緒に暮らせないときは、少しでもお互いが安心できる対策を行うことで不安を拭えるようにしましょう。
一人暮らしをしている親に親孝行をして、温かい家族でいてくださいね。
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一人暮らしの母親が心配なときは携帯電話を持たせてあげよう
携帯電話やスマートフォンの普及に伴い、街中でも高齢者の方たちがカメラ機能で写真を撮ったり、メールしたりする姿をよく見かけるようになりましたが、まだまだその世代に方たちにとっては、電話=固定電話で十分という認識の方も少なくありません。
携帯電話やスマートフォンを持たない高齢者の意識と母親が心配な理由
「自分には必要ないから」「使い方がわからないから」といった理由から、子供たちや周囲の人たちから持つように勧められても、なかなか手を出せないという方も多いようです。
ですが、もしも出先で具合が悪くなって倒れてしまったら、連絡手段が絶たれてしまうこともあり、日頃から不安を感じながら過ごしている一人暮らしの高齢者の方もいらっしゃるでしょう。
本人は必要ないと思っていても、離れた土地で暮らしている一人暮らしの母に電話をかけても連絡がつかないと、何かあったのではないかとこちらも心配になってしまうものです。
スマホを持つ理由が楽しみになるように
外出時の連絡手段としてだけでなく、孫の写真などを送って喜ばせてあげるためにも、ぜひ早い段階で携帯電話やスマートフォンを持ってもらうように勧めてあげてはいかがでしょうか?近年では操作方法が簡単な、高齢者向けのスマートフォンもありますので、一緒に使い方を確認してあげるとより安心ですね。
母親が一人暮らしで心配なときは親と関係のある連絡先を知っておくことも大切
遠く離れて暮らしていると、普段の母親の交友関係を全く知らないということも珍しくないでしょう。ですが、母が体調を崩してしまった際や、緊急時に居場所を確認する場面などを想定すると、日頃から親と関係性のある人の連絡先などは、きちんと把握しておく必要があると思います。
たとえば、親しい友人や親戚だけでなく、隣近所の方や、普段からよく利用しているお店やかかりつけの病院なども、あらかじめ知っておくことで、いざという時の連絡手段を確保しておけます。
本人の携帯電話番号だけでなく、可能であれば普段からメールなどでも連絡が取れるようにしておけば、お互いに特別な用事があるときだけでなくても、頻繁に連絡を取り合う習慣をつけておくことで、一人暮らしの母と離れて暮らすことへの心配を和らげることにもつながるでしょう。
母親が一人暮らしをしている場合は通院先の情報を知っておくと良い
一人暮らしの母が普段から通っている、かかりつけ医の存在は非常にありがたいものです。さきほども少し触れましたが、やはりこちらの情報もぜひ抑えておいてください。
どの病院にかかっているのかだけでなく、病院の連絡先や主治医の名前、飲んでいる薬などについても、合わせて確認しておきたいところです。できれば、健康保険証や診察券、おくすり手帳のコピーも手元に置いてあるとより安心ですね。
また、急な出先での体調不良や、予期せぬ入院などに備えて、預金通帳や印鑑の置き場所なども確認しておくと良いでしょう。その場合は、長期に渡って入院した時のことを考えて、公共料金の支払い方法なども合わせて聞いておきましょう。
離れて暮らしている母と、お金に関する話はしづらいもの
ですが、離れているからこそ、いざという時のためにも、しっかりと話す機会を設けることは、とても大切なことだと言えるでしょう。
母親の一人暮らしは危険なことに巻き込まれないか心配!防犯・災害対策もしっかりと
オレオレ詐欺の存在が世間に広く知れ渡って以降も、高齢者を狙った犯罪の手口は年を追うごとにますます巧妙化しています。一人暮らしの母が犯罪に巻き込まれないようにするためにも、子供である我々が日頃からできる対策を、しっかりと考えてあげる必要があると思います。
一人暮らしだからこそ心配になる電話を使った犯罪
オレオレ詐欺と同様に、最近ますます増えているのが、振り込め詐欺です。以前は銀行などのATMから指定された金額を振り込ませるといった手口が主流でしたが、今ではその手口は多岐に渡り、還付金詐欺といった高齢者のスキのつけ込んだ新たな詐欺も横行しています。
こうした電話を使った詐欺を未然に防ぐためには、やはり普段から頻繁に連絡を取り合っておくのが一番の対策でしょう。
電話番号が変わった、風邪や喉の手術で声が変わったというお決まりの文句に対しても、普段から親子でマメに連絡を取り合ってさえいれば、騙されずに済む確率はグンと高くなるのではないでしょうか?
こうした詐欺に対しては、お互いに合言葉を決めておくのも有効な手段ですね。
また、いざという時のためにも、防災関連のグッズもきちんと揃えておく必要があります。定期的に中身を確認して、期限切れのものを入れ換えたり、季節によって必要なものを足したりすることもお忘れなく。
母親が一人暮らしをしている家庭は見守りサービスを利用するのもおすすめ
私の母にも言えることなのですが、いつまで経っても自分は親である以上、子供たちに必要以上に頼ったり、自分が弱った姿を見せたくないと考えているところがあるようです。こちらとしては、困ったことがあったら遠慮などせずに頼って欲しいですし、必要であれば手助けもするつもりではいるのですが、いかんせんそこは親の意地なのか、多少具合が悪い程度で連絡してくることはめったになく、元気になったあとから知るということが多いので、さすがに心配になることもあります。
高齢にもなると、どうしても動作が鈍くなったり、記憶力が曖昧になったりするものです。とはいえ、離れて一人暮らしをしている親の様子を、常に見守っているわけにもいきませんよね。
親を心配する子供にとって頼りになるサービス
主に高齢者を対象とした見守りサービスや、緊急時の通報システムの存在です。テレビCMなどでご存知の方もいるかと思いますが、長時間使わないと指定した携帯電話やスマートフォンに知らせてくれる機能がついた、電気ポットなどを利用する方法もあります。
親と子の双方の不安を少しでも減らすためにも、いざという時に親の安否を確認できるサービスを利用するのも良い手段ではないでしょうか?