ガーデニングを楽しんでいる人の中には、チューリップの球根の増やし方について知りたい人もいるのではないでしょうか。
チューリップの球根は、収穫して正しく保管をすることで次のシーズンも植えることができます。正しい知識を得ることで、うまく球根の管理を行いましょう。
ここでは、チューリップの球根を増やすことについてと、球根の正しい掘り上げや管理・植え付けについてお伝えします。
球根の管理方法に関する知識を知って、次のシーズンも綺麗な花が咲くようにお世話をしてあげましょう。是非綺麗なチューリップの花を咲かせてください。
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チューリップの球根の増やし方・チューリップの球根は自然に増える
家にお庭がある方。折角のスペースがあるのだから、ここに何種類かのお花を咲かせてみたいとチューリップの球根を購入して、見事なお花を目の前にしている最中だと思います。
そろそろチューリップの満開の時期も終わる時期。チューリップの球根がこの時期に増えていくのかしら?だとしたら、どんな増やし方があるのか、気になる所ですよね?
実はチューリップは球根には、花を咲かせるだけの十分な栄養は既にあり、花を咲かせると同時にそのパワーが失われます。その分サイズは縮小されるのですが子球が側に生まれているのです。そのプロセスの中であなたが特別に何かしなくてはいけないのかと聞かれたら、特に何もする必要はありません。
ただ、満開になる前にチューリップの花を摘む事で、球根に翌年も花を咲かせるエネルギーを蓄える事が出来ます。この花を摘んで、葉っぱは残すプロセスは育てているあなたが出来る事です。是非やってみて下さい。
球根の増やし方・チューリップの球根が増える「分球」について
チューリップは、分球という方法を使って増えていきます。それが、チューリップの中でどういったプロセスを踏んでいるかと言うと、親のチューリップが花を咲き終わった後、子供のチューリップの球根を自然と生んでいるという事になります。
花を咲かせた後のチューリップの球根ですが、パワーがありません。花を咲かせるのにエネルギーを使い切っているのです。その分大きさも小さくなるのですが、その時に何が起っているかというと、子供の球根を生んでいるのです。この自然に起こる現象が「分球」になります。
ですので、チューリップを増やしたい方は、あまりそれ程神経質にならずにいても、増えてくれます。ただ、満開にならずに花を切る箇所は人の手がやはり必要になります。その部分については、怠らずにやっていきましょう。
チューリップの球根を大きくするには
チューリップの球根ですが、数を増やすのと同時にどうやったら一つ一つの球根を大きく出来ないかな?と球根を眺めている事もあると思います。
まず親のチューリップの球根が子供の球根を作ることが出来る様に、チューリップの花が完全に咲く前に花を茎の下の部分で切ります。こうする事により、親の球根に次の年に花を咲くエネルギーや、子供の球根を生むエネルギーが蓄えられます。
この子供の球根を大きくするコツですが、恐らく、花を摘んだ後に、葉っぱがまだ元気な状態でいる期間があります。枯れてもいないし、まだ水々しい緑の色をしている。その時に、肥料を与えて下さい。そうすると、子供の球根が普通よりは大きなサイズになります。
親というよりは子供の球根をどうやって大きくする事が出来るか。花を摘んだ後、葉っぱがまだ元気な状態の時に肥料などの栄養を与える事で、子供の球根がより大きなサイズに拡大する事が出来ます。
また、折角栄養を与えても、子供の球根の保存状態が悪いと成長に影響します。保存する時も、球根に傷を与えないように気をつけましょう。
チューリップの球根の掘り上げ・保管方法
一つのチューリップを数年、開花されたいのであれば、球根の掘り上げや適切な保管方法を知る必要があります。
球根の掘り上げ作業は、花摘みが終わった、6月頃を目安にする。
大体何時頃この「球根の掘り上げ作業」をしなくてはいけないのかな?と思っている方もいますよね?初夏、6月頃を目安にして行う事になると思います。ただ、このタイミング、チューリップの種類によっても異なるので、あくまでも「6月」というのは目安にして下さい。
また、やり方として注意したいのは、掘り上げる時に、親の球根も、子供の球根も、丁寧に扱って下さい。ここで、スコップなどで球根に傷をつけてしまうと、さすがにダメージになります。掘り起こす時に最も大切なのは、球根を丁寧に扱うこと、まるで傷のない宝石になる様に、掘り起こしていって下さい。
保存方法は、湿気は厳禁です。この期間に大切なのは、あくまでも乾燥です。湿気がある場所は避け、日当たりの良い所、涼しい所に保管していって下さい。
チューリップの球根の増やし方・保管しておいた球根の植え付けについて
色々なステップを終えて、今度は大切に保管して置いたチューリップの球根を植え付ける作業に取り掛かります。
この時期ですが、とにかく球根にとっては、「水分」が大切な要素になります。どうして球根に水やりが大切な時期に入るかというと、伸びるので、そのパワーを水から貰う必要があります。量も十分にする必要があります。
期間としては、植え付けをしてから、2週間、この期間はとにかく成長するので、水やりを十分にする必要があります。
意外かと思われるかもしれませんが、この水やり、実は秋とか冬の時期にする必要があります。この時期を外してしまうと、後々、あなたがどれだけ一生懸命水をやっても、球根が吸収してくれません。ですので、タイミングを失わずに、適切な時期にいって下さい。
また掘り上げの時に球根を丁寧に扱っていないと、この時期に水やりをしても、成長してくれません。球根事態に問題があると、やはり成長してくれませんので、取扱には注意しましょう。
チューリップの球根の増やし方について説明してきました。参考にはなりましたか?増やし方については、花を摘んで、葉っぱが元気な時に肥料を与える事が鍵となります。適切なタイミングを見計らって、栄養剤を上げて下さいね。