車のブレーキパッドがサビていると、なにか不具合が出るのでは…と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
サビを取る必要があるのでは?と思いますが、何か対処が必要なのでしょうか。
ブレーキへの影響は?
ブレーキパットの交換時期についてもご説明します。
いずれにしても、ブレーキパットの状態を知ることで、ブレーキの故障による事故を未然に防ぐことができます。
定期点検を受けることも大切ですが、ブレーキパットの見方も知っておきましょう。
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車のブレーキパッドがサビている時の対処法
車のブレーキをしっかりと作動させるために重要な役割がある「ブレーキパッド」
ですが、ブレーキパッドはあくまでも「消耗品」であり、車の部品の中でも「サビが出やすい部品」でもあるため、サビがついていてもそんなに深く心配する必要はありません。
ただブレーキパッドの状況によっては早急な対処が必要なケースもあります。
そこで、車のブレーキパッドにサビがついている場合の対処法としては、まずブレーキパッドの状態を確認するようにしましょう。
車のブレーキパッドにサビが付いても「気にしなくても良いケース」
深く心配する必要のないケースは、いつも通り車に乗っていって「自然」と消耗していった場合です。
前述したように、車のブレーキパッドは消耗品のため、使用しているうちに磨耗して削れて行くのは当たり前のことなのです。
そのため、このような場合には、さほど深く気にする必要はないでしょう。
一方で「早急な対処が必要なケース」は、車を長い期間放置していた場合です。
長期旅行や交通アクセスの良いところに引越し車に乗らなくなったなど、久しぶりに車に乗ったらブレーキパッドがサビていたような場合には、注意が必要です。
車のブレーキを踏んだ時に異音がするのはブレーキパッドのサビが原因なのか
車のブレーキを踏んだ時に異音がする原因には様々なものが考えられますが、その多くはブレーキパッドが関係しているようです。
車のブレーキパッドの異音の原因の全てが「サビ」というわけではありません。
車のブレーキは基本的に、タイヤと連動して回転しているブレーキディスクをブレーキパッドで挟むことで、作動するようになっています。
また、このタイヤと一緒に激しく回転しているブレーキディスクを止めるには、相当な力でパッドを押し付ける必要があります。
そうした相当な力が繰り返し加われば、ブレーキパッドは自然と磨耗していってしまいます。
この「磨耗」がブレーキパッドの異音の原因となるのです。
通常はコーティング剤で覆われているブレーキパッドですが、パッドは磨耗するとベースとなっているプレート部分が剥き出しになってしまいます。
ベースが剥き出しになった状態でブレーキディスクを挟みこめば、ブレーキディスクとの噛みあわせは悪くなり、音が出てしまうのです。
車のブレーキパッドのサビの状況や残量の見方
ブレーキパッドから異音が鳴るのを防ぐためには、ブレーキパッドの状況を把握しておく必要があります。
それではブレーキパッドの確認方法を一緒に見ていきましょう。
ブレーキパッドの確認方法
車のブレーキパッドの確認方法には、「音」で確認する方法や「走行距離」で確認する方法、一方で「ブレーキの効き具合」で確認する方法など様々な方法がありますが、こちらでは、実際に目で見て確認する方法「目視」の方法をご紹介します。
まず初めにブレーキパッドを取り外します。
ブレーキパッドを取り外すためには、タイヤについているホイールを外して下さい。
タイヤのホイールを外すと、ディスクブレーキ(大きな円盤のようなもの)の一部をカパッと覆っている「ブレーキキャリパー」があると思います。
このブレーキキャリパーを外すと、2枚のブレーキパッド(金属で長方形のような形のもの)が出てきますので、そちらで確認するようにしましょう。
また、車種によっては、タイヤを取り外すことなく確認できる場合もあるようですが、詳しい状況を確認するには取り外して確認することをオススメします。
車のブレーキパッドの交換時期
ブレーキパッドの交換時期はパッドの「厚さ」で確認することができます。
ブレーキパッドは基本的に厚さが「5mm」を下回ると、交換の目安とされています。
一般的には車検を受ける際に調べて貰うことが殆どですが、状況によっては、車検を受ける前にバッドが消耗してしまっている可能性もありますので、注意が必要です。
また、ブレーキからの「異音」も交換のサインです。
ブレーキパッドの表面には、交換時期を知らせる部品が付いています。
ブレーキパッドの状態を見ることは大切!
ブレーキは車の中でも特に重要な役割を果たしています。
ブレーキパッドはそんなブレーキと密接な関係にある部品なのです。
また、ブレーキパッドの状態を自分で確認できれば、ブレーキが効かないことが原因での事故のリスクを格段に下げることができ、ブレーキパッドの確認にわざわざディーラーや整備工場に足を運ぶ必要もないのです。
このようにブレーキパッドを自分で確認できることは、事故から自分の命を守るだけでなく、様々なメリットがあります。
もちろん交換方法を覚えれば自分で出来ないこともないのですが、ブレーキパッドは命を守るブレーキと大きく関わっています。
そのため面倒でも交換の際にはディーラーや整備工場で受けるようにしましょう。
定期的な点検、交換を怠れば、事故のリスクは高くなってしまいます。
異音が出た今回を機に、ぜひ定期的な点検と交換を行うようにしましょう。