車の排気ガスが黒いのはエンジンの不調ではなく〇〇関係の消耗

車の排気ガスが黒い!

それは走りはじめた時ですか?それとも、走っている最中、ずっとですか?

車が黒煙を出しながら走る原因について、考えられることをあげてみました。

マフラーから、黒煙が吹き出したら『エンジンがダメに!?』とビビってしまうかもしれませんが、エンジンが直接ダメになっているとは考えにくいそうです。

車のエンジンの種類や、走行距離などによっても違いがあります。

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車の排気ガスが黒いのはナゼ?ガソリン車とディーゼル車の違いについて

車の排気ガスが黒いと故障したのではないかと不安になるでしょう。

ガソリン車のマフラーから黒い煙が出る場合、その原因は吸入空気量に対して燃料の噴射量が多いことでしょう。
これは、吸気系統のセンサーか燃料系統のセンサーに異常があります。

他にも原因がある場合も考えられるので、ディーラーや業者に見てもらった方がいいですよ。

また、ディーゼル車のマフラーから黒い煙が出る場合は、不完全燃焼です。しかし、これにはちょっと複雑な事情があります。

それは、完全燃焼にすることで、窒素酸化物が大量に発生してしまうという理由があるからです。
この窒素酸化物は、人体に悪影響を与え、特に呼吸器への影響が大きいのです。

なので黒い煙が無害ではなくても、窒素酸化物が大量に発生してしまうよりは良いという考えがあるのです。
特に古い年式のディーゼル車や大型トラックが黒い煙を吹き出していますよね。

このように、車の排気ガスが黒い理由はガソリン車とディーゼル車で違いがありますよ。

【車の排気ガス】マフラーにうっすらと黒いススがついた時に考えられることとは

車のマフラーに黒くうっすらとススがついた場合、どんな事が考えられるのでしょうか?
燃焼状態が良い場合、マフラーの出口部分に黒いススはつきにくいです。排出ガスがクリーンな状態でしょう。

しかし、これは燃料のコントロールと燃焼温度、触媒の性能によって違いがあります。
厳しい排出ガス規制のため、最近はススが出にくくなっていますよ。

燃焼状態は走行状況によって変わる事があり、よく車を停止しなくてはいけない市街地などでは、触媒の温度が上がりにくいので燃焼状態が悪く、ススのもとである炭化水素が発生しやすくなります。
反対に、長時間の高速走行をした後は触媒の温度も高くなるので、燃焼状態が安定し、ススも除かれてキレイになっている場合がありますよ。

よく車を停止しなくてはいけない市街地などでを走行して、車のマフラーに黒くうっすらとススがついた場合は、そんなに心配しなくても比較的排出ガスがクリーンな状態ですよ。

車の排気ガスが黒い!直噴エンジンの場合

普通のエンジンの構造が少し異なる直噴エンジンの場合で、車の排気ガスが黒い時について紹介します。

直噴と呼ばれるタイプのエンジンの場合に車の排気ガスが黒いのは、ほとんどの場合、エンジン内部に汚れが堆積することが原因です。この燃えカスが堆積し、車の排気ガスが黒くなってしまうのでしょう。

また、これによって加速不良、そして不安定なアイドリングなどのトラブルの症状も引き起こされるようですよ。

堆積された燃えカスをキレイにしたくても、これはエンジン内部なのでエンジンを分解する必要があります。大変な作業ですね。
しかし、強力なガソリン添加剤でもトラブル症状を改善できる事がありますよ。

直噴エンジンの排気ガスが黒いのは、トラブルの症状も引き起こす事があるので注意しましょう。定期的なメンテナンスをすることでこのようなトラブルを防ぐようにしましょうね。

車の排気ガスが黒いと感じたら?主な原因はこの3つ

車の排気ガスが黒い時、その原因は主にどんな事なのでしょうか。

車を走らせ、すぐに黒っぽい排気ガスが出る場合はそれほど心配する必要はないでしょう。

しかし、車を走らせてる時、ずっと排気ガスが黒い場合はエンジン補器類の不調かもしれません。

燃料が燃えないで不完全燃焼している場合は、点火プラグに原因があります。
また、燃焼が濃くて、ススが出るのは燃料噴射に異常があるでしょう。

空気と燃料の比率が合わない事で黒い排気ガスが出る時もありますが、この場合は、ターボ装置と吸気管に原因があるでしょう。

このように、車の排気ガスが黒い場合は、エンジンに原因があるというよりも、点火プラグやターボ装置と吸気管などの故障などでトラブルで起こるのです。

トラブルの症状を感じながらもそのままにしておくと、燃費が悪くなりますし、エンジンの内部に汚れが溜まってしまいますよ。

故障を知らせる警告ランプが点灯などでわかる事もありますが、警告ランプが出ない場合の異常も場合もあるので注意してください。

国土交通省で迷惑黒煙の通報制度を設けています

国土交通省では迷惑黒煙の通報制度を設けている事をご存知でしょうか。

この迷惑黒煙の通報制度について簡単に紹介します。

迷惑黒煙の通報制度は、各運輸支局に迷惑な黒煙相談窓口を設置し、一般の方から著しく黒い黒煙を排出している自動車を発見した場合、ナンバープレートを管轄する運輸支局整備課あてに通報する制度です。

通報の内容を確認し、車両が特定された場合、その車両の使用者に点検をお願いする内容で通知します。
このように、迷惑黒煙の車両使用者に対し指導をするのです。

この制度で、迷惑な黒煙の車両を排除するように努めていますよ。

もし、あなたがそのような迷惑な黒煙を排出してる車両を見つけたら、この通報制度を利用しましょう。