ベタの繁殖に失敗!繁殖を成功させる方法とは

ベタの繁殖に失敗した経験がある人もいるのではないでしょうか。

上手に繁殖させて美しいベタの魅力を楽しみたいと思っても、どうやって繁殖させたらいいかのコツが分からなければうまく繁殖させることができません。

ここでは、ベタの繁殖に失敗しない、繁殖の方法についてお伝えします。

繁殖させる親の準備やベタの繁殖時期・ペアリングや産卵など、繁殖の基本的な知識についてお伝えしますので、これからご紹介する内容を参考にして次こそベタの繁殖を成功させましょう。

基礎知識を知ることで、ベタの繁殖に挑戦してみてください。

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ベタの繁殖に失敗!親のベタの健康を保つことが大事

ベタの繁殖を成功させるためには、親のベタを健康的に飼育できていることが最低条件です。繁殖の準備ができていない親のベタをペアリングさせようとしても、失敗するのは当然です。

まずは、自分の飼育状況が正しいのかどうかを確認してみてください。

ベタに繁殖をさせたいと考えている場合には、まずは親のベタへの「エサやり」が重要になります。

ポイントは、常にベタが満腹状態になっていること。これを「飽和給餌」と言います。
普段1日1~2回にしていた餌を、繁殖前には、頻回にします。食べ切れる量を数回に分けて、何度も与えることで、ベタを十分に成熟させましょう。
食べ残しは水質の悪化にもつながりますので、食べ切れる量に注意してください。

ベタは、食欲がなかったり、ヒレをたたんでいたりすると、体調がよくない証拠です。
よく観察をし、水質を保つことで、ベタの健康状態を維持してください。

このような状態で飼育していると、次第に繁殖の準備が整ってきます。
メスは、腹部が大きく膨れてきますし、卵巣が透けて見えることもあります。
オスは、単独で泡巣を吹くほど元気な状態になりますので、その頃になると、繁殖に適した親ベタが生育できたことになります。

ベタの繁殖に失敗しないために繁殖時期のベタを見分けよう

親のベタが育ったら、繁殖が簡単に成功できるというわけではありません。

まだまだ、ここからが需要です。

メスのお腹が膨らんだら、次のサインを待ちましょう。

メスのお腹が膨らんだのを確認したら、次は抱卵するのを待ちます。
抱卵するとお腹の卵が白く透けて見えます。
抱卵を確認できたら、泡巣を作ったオスの水槽に入れてお見合いをさせましょう。

体調が悪いと、お腹が膨らんでいても抱卵をしません。成熟できていないため、抱卵できないこともあります。
このような時には、水質と水温をチェックし、飼育状態を見直してみましょう。

ベタの繁殖に失敗しないためにはペアリング前にお見合いを

お見合いとは、オスとメスを一緒の水槽に入れることではありません。
始めから同じ水槽に2匹を離してしまうと、オスのベタがメスを追いかけてしまい、繁殖どころではなくなってしまいます。

そのため、ペアリングをする前にお見合いの期間が必要となるのです。

ここでは、お見合いの方法を紹介します。
参考にしてください。

ベタのお見合いの手順

  1. メスのベタは透明で小さな瓶の中に入れてオスのいる繁殖用水槽の横に置き、お互いの姿が確認できるようにします。
  2. オスがメスにアピールを開始し、ヒレやエラを大きく広げます。発情して、ますます泡巣を吹いて大きくします。
  3. 2を見たメスも発情し、お腹に縞模様の婚姻線が出てきます。
  4. 2,3日経ったら、メスをオスのいる繁殖用水槽の中に入れましょう。

ベタのペアリングと産卵・孵化について

お見合いが成功し、オスのいる水槽の中にメスが入ったら、餌はもう与えません。産卵までを見守りましょう。
始めは、お見合いの時と同じ様に、ヒレやエラを広げてメスを威嚇したり、激しくメスを追いかけ回したりしますが、しばらくすると自然にペアリングが行われます。

いつまでも産卵しなかったり、メスがボロボロになってしまったときには、すぐにメスを取り出して移して下さい。この場合にはペアリング失敗となります。

なかなかペアリングの場面を見るのは難しいかもしれませんが、オスがメスに巻き付く姿を見ることが出来たら観察しましょう。巻き付いたオスがメスから卵を絞り出します。

メスの産卵が終わったら、ここからはオスの仕事です。
メスは産んだ卵を食べてしまうため、オスがメスのことを敵だとみなして攻撃することがあります。
産卵後は、すぐにメスを水槽から取り出して、元の場所に移しましょう。

オスは、卵が孵化するまで、そのお世話をします。
ヒレで仰いで水流を作り、卵が腐らないようにしたり、カビが生えてしまった卵を取り除いてくれたりと、一生懸命に世話をしますが、なかには卵を食べてしまうオスもいるようです。オスにストレスを与えないように、繁殖用水槽にカバーを掛けるなどして静かに見守りましょう。

もしもオスが食卵してしまうときには、エアレーションをかけて人工孵化させる必要がありますが、これは上級者向けです。オスを信じて孵化を待ちましょう。

一日すると、稚魚が孵化します。
しばらくは泡にぶら下がって何も食べずにいますが、数日すると泳ぎ始めます。
泳ぎだしたら、専用の餌を与えて、一週間は水換えなどをせず静かに見守ります。

オスは、卵が孵化した段階で取り出して下さい。

ベタを繁殖させるときのポイント

ベタを繁殖させるときには、掛け合わせにも悩みますね。
基本的には同種のオスとメスを組み合わせることで、親のカラーなどの特徴を遺伝させることが出来ますが、一部個体では違うカラーが生まれてくることもあります。
掛け合わせを慎重にしたい時には、熱帯魚店に相談しましょう。

ベタの原種はスプレンデンスとインベリスの2種類で近縁種のため、交配が可能です。
ベタはこのスプレンデンスとインベリスの品種改良なので、どの組み合わせでも繁殖することができますが、色違いで交雑すると、コントロールが難しくなりますので注意しましょう。

また、近親交配も避けます。
近親交配で生まれる稚魚には奇形が多かったり、体が弱く生まれてくるので、兄弟間までとし、その子供同士の交配はしないようにしましょう。