犬が去勢するリスクとは?ゼロではない全身麻酔によるリスク

犬を迎えた時に考える去勢ですが、去勢手術をする前にどんなリスクがあるのかを知っておくことはとても大切なことです。

手術前にリスクに対する記述が書かれた書類にもサインをしますが、手術によって具体的にどんなリスクがあるのでしょうか。

決してゼロではない去勢手術のリスク。
リスクはありますが、去勢は犬にとってメリットが大きいのも事実です。
飼い主としてよく考えて決断しましょう。

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犬の去勢にはどんなリスクがあるのか

犬を飼う上では、去勢手術をするかしないかを考えると思います。

去勢手術は、犬にとって病気の予防などメリットとなることもありますが、当然ながらリスクもあります。

そこで、去勢手術をすることでどういったリスクがあるのか?をご紹介します。

●犬に去勢出術をすることのリスク

犬の去勢手術は、2つある睾丸を摘出します。
摘出することにより男性ホルモンは激減するため、結果太りやすくなってしまいます。

また、去勢手術により性格が変わると言われていますが、中には変わらないこともあります。
縄張り争いによる攻撃的な行動や、恐怖による噛み付き行為などが治まらない場合もあるでしょう。

一方で、去勢手術を行う際には、全身麻酔が必要となります。

全身麻酔をかけたことにより、術後麻酔から目を覚ますことができずに亡くなってしまう犬もいます。

麻酔に耐えられる一般的な体重は3kg以上と言われていますが、これは犬の体調や健康状態等にもより異なるでしょう。

犬の去勢手術は全身麻酔のためリスクはある

上記でもご紹介したように、犬の去勢手術には「全身麻酔」のリスクがあります。

手術をする上での痛みを感じさせないための全身麻酔ですが、100%安全というわけではありません。

麻酔による死亡事故の大きな原因は、麻酔アレルギーがある場合や腎臓等に疾患を持っている場合、麻酔中に血圧が低下してしまうことです。

そのため、健康状態に問題のない犬であっても、麻酔中に血圧が低下してしまうことで、死に至る可能性もあるのです。

一概には言えませんが、去勢手術には以下のようなデメリットもあります。

・早期去勢手術の場合は、骨の発育状態に問題が出ることがある
・肥満になりやすく、心臓病などの病気を患う可能性が高まる

上記以外にも、去勢手術をする上ではリスクが伴います。

そういったリスクを充分に理解し、去勢手術をするか判断をしなければいけません。

犬の去勢手術前にはリスクに対する書類にサインをしなければならない

犬の去勢手術に必ず必要となる全身麻酔ですが、上記でもご紹介したように、麻酔から目を覚まさなければ、そのまま亡くなってしまいます。

犬が全身麻酔によって死亡する可能性は低いとは言われていますが、全く無いわけではありません。

そのため、去勢手術を受けさせる際には、動物病院でも手術を行うにあたっての流れやリスク等の説明をされます。

去勢手術を受けさせるためには、その説明を充分に理解し同意したという書類にサインをしなければ、手術を受けさせることはできません。

オス犬の発情期は、マーキング行為などで悩まされる飼い主さんも多く、早く去勢手術を受けさせたいと思う方もいると思います。

ですが、犬の健康時状態によっては去勢手術によるリスクが高くなりますので、獣医師さんとしっかりと相談した上で判断することが大切です。

犬を去勢するメリット、費用や手術日数について

犬の去勢手術には様々なリスクが伴いますが、去勢手術することで得られるメリットもあります。

そこで、どういったメリットがあるのか?また、費用や手術日数についてもご紹介します。

●犬に去勢手術をすることで得られるメリット

最大のメリットは、望まない妊娠を避けられることです。

犬により個体差はありますが平均すると、一度の出産で6匹~8匹程度の子犬を出産すると言われています。

その子犬たちも育てるとなると、たくさんのお金と労力や時間が必要となります。
そういった事態を避けるためには、去勢手術が必要不可欠となります。

一方で、生殖器に関する病気を予防することができます。

病気を患ってしまうと、飼い主さんに金銭的な負担が掛かるだけではなく、犬の体にも大きな負担が掛かってしまいます。

また、犬が発情期にかかるストレスは多大なものです。

去勢手術をすることは、そういったストレスを軽減させてあげられることにも繋がるのです。

●去勢手術をする際の費用や手術日数について

去勢手術の費用は、お住まいの地域により異なりますが、目安としては2万円前後です。
また、手術日数は犬の健康状態により多少前後しますが、殆どの場合は1泊となるようです。

去勢手術をお考えの方は、事前に動物病院へ費用や手術日数等について確認するようにしましょう。

犬の去勢手術前の注意点

犬に去勢手術を受けさせる前の注意点についてまとめました。

●去勢手術前の検査について

去勢手術前には、事前検査をすることをオススメします。

別途費用が掛かることがありますが、去勢手術のリスクを考えるのであれば、犬の健康状態を知っておくことは大切です。

●去勢手術前のご飯等について

動物病院によって異なりますが、基本的には、手術前日の夜は断食するように獣医師さんから言われます。

もし、ご飯やおやつを食べてしまった場合には、必ず獣医師さんに相談するようにしましょう。
胃に食べ物が残っている状態での去勢手術には、誤嚥性肺炎などのリスクがあります。

また、お水も同様で手術前日の夜は飲ませないようにし、翌日の早朝に水抜きをする必要があります。

どちらにしても、去勢手術をする上で獣医師さんから言われた守るべきことを守れなかった場合には、手術前に必ず報告しましょう。