ウサギのケージの掃除の仕方と道具を紹介。頻度や選ぶポイントも

見ているだけで癒されるウサギはペットとしても人気です。
ウサギは自然界では穴で暮らす生き物なので、自分の安心出来る住処があると安心するでしょう。
ウサギの住処といえばケージですが、キレイ好きなウサギのためにしっかりと掃除をしてあげましょう。

ここではウサギのケージの掃除の仕方を紹介します。
掃除の仕方と掃除に使う道具を確認しておきましょう。

ケージの他に、エサ入れや給水器やトイレなどの掃除も必要ですね。
ウサギが口にするものですから、毎日洗って清潔にしてあげましょう。

掃除はどのくらいの頻度で行うのが良いのでしょう。目安も紹介します。

ケージ選びは掃除のしやすさなども考えましょう。選び方のポイントも参考にしてみてください。

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ウサギのケージの掃除の仕方と掃除道具を紹介

可愛いウサギを飼う上で欠かせないのが、ケージの掃除です。

そんなウサギのケージの掃除の仕方と掃除道具をご紹介します。

まず、一般的に「あると便利」とされる道具は以下の通りとなります。

  • 小さいホウキとチリトリ
  • ハンディ掃除機
  • 霧吹き
  • 雑巾、キッチンペーパーなど
  • ゴミ袋
  • 小さいブラシ(歯ブラシなど)
  • 除菌スプレー(ペット用のもの)

おおよそこれらがあれば、ケージの掃除は一通り出来ます。
何度か掃除をしてみて、「これはいらないな」とか「これは必要だな」といったものがあれば、自分の使いやすい道具に変えていきましょう。

ウサギのケージの掃除の流れは以下の通りです。

  1. ウサギをケージから出してキャリーケースなどに入れる。
  2. ケージの上部分を外す。
  3. ケージについたウサギの毛が舞わないように、全体に水を霧吹きで軽く湿らせる。
  4. 湿らせた毛や軽い汚れを雑巾やキッチンペーパーなどで軽く拭き取る。
  5. すのこを外し、フンなどの汚れをお風呂のシャワーなどで洗い流す。
    この時細かい場所の汚れは歯ブラシを使って落とす。
  6. 洗い終わったら雑巾やキッチンペーパーで水気をよく拭いて、天日干しにするか除菌スプレーを使って除菌をする。
  7. すのこの下の牧草や抜け毛をペットシーツごと丸めてゴミ袋に入れる。
    一見綺麗に見える牧草も、抜け毛や目に見えない汚れが付いている事があるので、再利用しない。
  8. ケースの中や下の取り残した牧草や抜け毛を小さいホウキとチリトリや、ハンディ掃除機を使って綺麗に取ったら完了。

ウサギのエサ入れや給水器の掃除の仕方

ウサギのエサ入れや給水器の掃除の仕方ついてご紹介します。

ウサギのエサ入れの掃除の仕方

エサを入れる容器は毎日洗ってください。
前日の残りのエサは時間が経っているので捨ててください。
エサを入れる容器は基本的にスポンジを使った水洗いでOKですが、気になるようであれば、赤ちゃん用の食器洗剤で洗ったり、ペット用の洗剤などを使用してください。
洗い終わった後は、水気を拭き取って十分に乾かした状態で戻してください。
容器に水滴が付いたままですと、エサに水分が付き、そこから腐らせてしまう原因になることがあります。

給水器の掃除の仕方

給水器も毎日洗ってください。
水も給水器を洗った都度、新しい水に交換してあげてください。
給水器もエサの容器と同じ水洗いでOKです。
洗剤を使用する場合は、エサの容器と同様にウサギに影響が出る可能性が低いものを使ってあげてください。
給水器はスポンジだけではなく、小さなブラシも使うと細かい場所の汚れも落とすことが出来ます。

ウサギのケージやトイレなどの掃除の頻度について

エサやお水は毎日新鮮で綺麗なものをあげたいですよね。
そのためエサの容器や給水器の掃除も毎日行う必要があります。

では他の部分はどのくらい掃除をした方が良いのでしょうか?
ウサギのケージやトイレなどの掃除の頻度についてご紹介します。
  • ケージ
    ケージに入れているすのこやハウスなどの掃除は週に1回を目安に行うと、ウサギも快適に過ごすことが出来ます。
    ケージの金網自体は、月に1回を目安に綺麗にするか、すのこなどを掃除するタイミングにさっと拭き取り掃除をしても良いでしょう。
  • トイレ
    トイレに入れている砂とペットシーツは毎日交換してあげてください。
    ただし、砂をすべて変えてしまうと、ニオイが無くなってしまい、ウサギもトイレをしづらくなるので、数粒新しい砂に混ぜるようにしてください。
    トイレの容器は毎回さっとでも良いので水洗いをすると、トイレに尿石がつきづらくなります。
    尿石がついてしまった場合は、クエン酸で取るようにしましょう。

掃除の仕方が簡単なタイプなどウサギのケージ選びのポイント

掃除の仕方が簡単なタイプなどウサギのケージ選びのポイントについてご紹介します。

ケージのサイズがウサギに合っているか

ウサギは穴のような狭い場所で過ごす習性がありますので、広いケージにする必要はありません。
とはいえ、ウサギが窮屈になるようなケージも避けたいですよね。
基本はウサギが程よく動き回れて、トイレやエサを食べることが苦にならないような広さのケージにしてあげましょう。

部屋のサイズに合っているか

ウサギを伸び伸び飼ってあげたいと考えた時、大きめのケージの購入を検討するかと思いますが、自身の部屋を大きく占領してしまうようであれば、生活にも支障が出てしまいます。
自分の部屋のサイズに合ったケージを選びましょう。

掃除はしやすいか

ウサギが快適に過ごせたり、ケガの可能性が低そうなケージを選ぶことはもちろんですが、お世話をする自分にとって、掃除がしやすいかどうかも大きなポイントになります。
ケージの素材が軽いものだったり、取り外しが簡単なものを選ぶと良いでしょう。

ウサギのケージは年齢に合わせて選ぼう

ウサギのケージは年齢に合わせて選びましょう。

  • 子供の時
    1歳頃までの子供の時は、広さや機能よりも、コミュニケーションが取りやすいことを考えたケージにしましょう。
    また、小さいうちは足などをはさみやすいので、爪や足が引っかからないような配慮をしてあげましょう。
  • 大人の時
    1歳を過ぎ、4歳くらいまでの大人の時期は、ケージの中に軽い段差をつけてあげることで軽い運動が出来るような環境を作ってあげましょう。
    ケージの中以外でも飼い主とコミュニケーションを取る時間も忘れないでください。
  • シニアの時
    ウサギも5歳も過ぎるとお年寄り、シニアの時期に差し掛かります。
    今まで走り回ったり、飛んだり跳ねたりしていたウサギもあまり動かなくなってきます。
    ちょっとした段差でも登れなかったり、落ちてしまうことがありますので、段差を作らず平坦な中身にしてあげましょう。
    体は弱っていても触れ合いは変わらずしてあげましょう。
このように、ウサギは綺麗好きのため、ケージはマメに綺麗にしてあげることが大切です。
毎日行うのは面倒と考える人もいるかと思いますが、可愛いウサギが1日でも長生き出来るように、ストレスの少ない快適なケージづくりとしてあげましょう。