コリドラスの水槽の立ち上げ方法と注意点【初めての飼育】

コリドラスは長い鼻が特徴的で、熱帯魚好きの方に人気のある魚です。
これからコリドラスを飼育したいと考える方も多いと思います。
そこで、コリドラスの水槽の立ち上げ方法や、注意点をご紹介します。

コリドラスの特徴的な動きに合わせてレイアウトを考えましょう。コリドラスが快適に生活できる水槽作りのポイントです。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ミナミヌマエビの水槽に入れる水草に付着した残留農薬の除去方法

ミナミヌマエビを飼育している人の中には、水槽の中に水草を入れたいと考えている人もいるのではないでしょ...

ベタのヒーターはいつから入れたらいい?ベタの飼育の方法

ベタのヒーターはいつから必要でいつからいらなくなる?暖かくなるときや寒くなるとき、いくくらいからヒー...

ライオンとトラの交配によって生まれた動物たちを紹介します

ライオンとトラはどちらもネコ科ですが、実は交配させて生まれたハイブリッドな動物がいると言われています...

チンチラの回し車の音が気になる、改善方法や対策方法とは

夜中に響くチンチラの回し車の音、毎晩毎晩のことでさすがに何か対策をしたいと思っているのなら、こちらの...

【ヒョウモントカゲモドキの飼育方法】冬の温度管理について

レオパとも呼ばれる人気の爬虫類「ヒョウモントカゲモドキ」。飼育しやすいと言われていますが、冬の間の温...

カナヘビが冬眠から起きるのは自分のタイミングに任せて飼育を

カナヘビを飼育している飼い主さんの中には、はじめてカナヘビを冬眠させたという人もいるのではないでしょ...

メダカの越冬の準備・屋外飼育の稚魚の越冬のポイントと注意点

メダカを飼育している人の中には、はじめて稚魚を越冬させようと思っている人もいることだと思います。...

ハムスターの鳴き声・プププと鳴く時の気持ちと鳴き声別の気持ち

ハムスターが「プププ」という鳴き声で鳴いたら、一体どんな気持ちなのか知りたくなる飼い主さんもいるので...

水槽のエアレーションの水はね対策!水浸しにならない方法

水槽に酸素を供給するためにエアレーションを使っている方は多いですが、小さな水しぶきが飛び散りやすく、...

ソイルを使った水槽の立ち上げ方法と魚を飼育するまでの管理方法

ソイルを使って水槽の立ち上げをしようと考えている人もいるのではないでしょうか。でも、実際の方法が分か...

イトトンボのヤゴを飼う時に与えるエサと注意点について解説!

イトトンボの幼虫であるヤゴを飼いたいと考えた場合、あの細い体にどんなエサを与えればいいのか迷ってしま...

【クワガタの温度管理】日本の暑い夏を乗り切るための方法とは

クワガタは夏に活動しているから、気温が高くても問題ないと思われてしまいますが、実は夏こそ温度管理が必...

ベタの平均寿命とは?老衰症状が出た場合の注意点について

若い時は元気に水槽の中を泳いているベタ。少しでも長生きしてもらってかわいい姿を見ていたいですよね。...

メダカは発泡スチロールで越冬を!外で過ごすメダカの越冬方法

外でメダカを飼育していると、冬の寒さをどんなふうに乗り越えたら良いか悩んでしまうこともあります。そん...

メダカを越冬させるときには水草があるといい?冬の飼育方法

メダカの越冬に水草は必要なのでしょうか?冬を越すときにはどんなことに気をつけたらいいのでしょう?...

スポンサーリンク

コリドラスの水槽の立ち上げ方法

熱帯魚を好んで飼育している方はたくさんいらっしゃいますが、その中でメジャーなのがグッピーです。
繁殖しやすく飼育しやすいことからとても人気ですね。

熱帯魚で「コリドラス」という種類のものをご存知ですか。
グッピーはよく知られる熱帯魚ですがコリドラスはそこまで知名度がないかもしれません。

しかし、コリドラスも繁殖力が強く、場合によってはグッピーよりも飼育は比較的簡単かもしれません。
色が鮮やかさはグッピーに対して、コリドラスは黒白のモノトーンカラーで控えめな見た目をしています。
一見地味ですが黒の水玉模様や、場合によって胸ヒレを黄色に染めたりと、深く知ることによって魅力を感じる熱帯魚でもあります。

以前グッピーを飼育していたことがある人ならコリドラスの飼育も簡単に出来るでしょう。
コリドラスにあった水槽の立ち上げ方やエサ、砂がありますので知識をつけておきましょう。

コリドラスの水槽の立ち上げ方法

準備するもの

  • 水槽
  • フィルター
  • 水温計
  • エサ
  • 隠れ家となるもの
  • 照明器具(あればより鑑賞を楽しめる)

コリドラスを飼う数に合わせて水槽の大きさを選ぶと良いでしょう。

手順

  1. カルキを抜いた水の温度をコリドラスの適温に合わせておく(23~27℃)
  2. フィルターがしっかり働いているか確認する
  3. 砂と水草隠れ家を配置する
  4. そのまま1~2週間コリドラスを入れずになじませる

コリドラスの水槽の立ち上げに必要な砂の選び方

コリドラスの水槽を立ち上げる時には、コリドラスに適した砂を選ぶ必要があります。

コリドラスは基本的に水底にいることが多いです。
そのため砂選びは最も重要です。

コリドラスの砂選び

  • 角がない砂
    角が立っている砂はコリラドスの特徴的なヒゲが傷ついてしまいます。
  • 細かすぎない砂
    細かすぎてしまうと水槽を掃除する時に舞ってしまい、初心者にとっては扱いにくい砂です。掃除しても舞わないよう細かすぎない砂を選びます。
  • ある程度の重量がある砂
    掃除しても舞わないような一粒一粒ある程度の重量があれば最適です。

このような特徴のコリドラスにオススメな砂が売っておりますのでホームセンターやアクアショップで探してみてくださいね。

コリドラスの水槽の立ち上げで適したフィルターの選び方

コリドラスの習性として特徴的なことを紹介します。

  • エサを食べる量が他の熱帯魚よりも多い
  • エサの分だけ糞の回数も多い
  • 固形のエサなので水底にたまりやすい

このような特徴を持つことから水質を悪化させるのプロとも言われています。(多少の水質の悪化にも適応できる魚です。)そのため水槽の立ち上げ時に用意するフィルターも性能の高いものを選ぶ必要があります。

コリドラスの飼育にオススメのフィルター

  • コリドラスのみ(水槽にフレームあり)
    上部式フィルター
  • コリドラス+水草育成
    外部式フィルター
  • コリドラス+簡易的飼育が可能な水草(水槽にフレームなし)
    底面フィルター

それぞれのフィルターにはメリットもようにデメリットもあります。
飼育環境に合わせたフィルターを選んでください。
最初はコリドラスのみの飼育予定であっても、いずれ水草育成をしたいという場合なら最初から外部式フィルターを購入すると良いでしょう。

コリドラスに適したエサ

コリドラスの水槽の立ち上げにはエサの用意を忘れずに。

コリドラスはグッピーと比べると食べる量が多いです

水底にいることが多いことから沈下性の固形タイプのエサがオススメです。
これもグッピーとは異なる部分ですね。

混泳させる場合、グッピーのエサの食べ残しの沈んだものを食べたりもします。
しかしそれだけでは大食いのコリドラスにとって十分ではありません。

それぞれにあったエサを与えてあげましょう。
また食べ残しがないようそれぞれのエサの量にも注意してください。

コリドラスはイトミミズや赤虫が大好物です

値段も少々割高なのと、水質悪化の原因にもなるものですんで必ずしもエサとして与えなければいけないということはありません。
もし、与えるとすればおやつ程度で良いでしょう。

固形タイプのエサとの食いつきが違うので、飼い主としては面白くその姿がまた愛くるしくもあります。

飼育しやすいコリドラスはショートノーズの種類

コリドラスは「コリドラス」と一括りにされますが、その中でも種類があります。

コリドラスは長い鼻が特徴ですが、短いタイプのものを「ショートノーズ」と言います。
そのショートノイズタイプの1種であるコリドラス・ステルバイはコリドラスの中で最も飼育しやすいと言われています。

コリドラスの中で最も飼育しやすいショートノーズの特徴

  • ヒゲが短い
    コリドラスはナマズの仲間に分類されるのでナマズのようなヒゲが短くついていて、それもコリドラス愛好家にとっては魅力ある部分です。
  • 順応性がある
    水質や水温の適応範囲が広く、比較的病気にも強いのでペットとしては手のかからない熱帯魚です。
  • 温和な性格
    性格として温和、おとなしいということが挙げられますので混泳も可能です。

混泳可能な熱帯魚とダブル飼育が可能という部分では飼育者にとっては最も良い条件でもあるでしょう。
水槽の中で色とりどりの個性溢れる熱帯魚を鑑賞出来るのは愛好家にとって癒やしですね。