グッピーは出産後もお腹に精子を溜める!グッピーの出産について

グッピーの繁殖に挑戦しているという人もいるのではないでしょうか。まだ繁殖挑戦し始めたばかりだと、出産に関する知識もあまりないことだと思います。

出産後のグッピーは、お腹に精子を残して置くことができると言われています。グッピーの出産のしくみを知って、上手に繁殖をさせましょう。

ここでは、グッピーのメスの出産回数やしくみについてお伝えします。グッピーの交尾と出産について知ることで、たくさん稚魚を出産させましょう。

稚魚をたくさん産ませたい時の対処法についてもお伝えしますので、そちらについても確認をして是非繁殖を成功させてください。

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グッピーは1回の出産後もお腹に精子を溜めている

グッピーは卵胎生の生物で、胎内で卵を孵化させて子どもを産仔(さんし)します。
お腹の中で孵化させた稚魚を無事に出産したら、普通はそれで出産が終わったと誰もが思う所なのですが、グッピーの場合には違います。

グッピーの出産の大きな特徴は、一度の交尾で出産を2~3回繰り返すということ。

メスのグッピーは、精子を体内に貯めることができるのです。
そのため、出産を終えたばかりのメスが、すぐにまた大きなお腹になることも全く不思議な現象ではありません。
もしも、熱帯魚ショップでオスとメスが混合している水槽からメスのみを購入してきたとしたら、購入後メスが単独で妊娠をしている可能性も考えられます。

つまり、出産が終わってメスのグッピーを隔離した状態でも、再びメスのグッピーは出産をしますので、2~3回は出産を繰り返すものなのだと理解していただければと思います。

出産後のグッピーはお腹に溜めた精子で周期的に出産をする

グッピーの出産周期について説明します。

一般的にグッピーは交尾から20~30日程度で出産の日を迎えます。

2回目、3回目の出産も、稚魚が産まれた日から数えて20~30日後になりますので、1回目の出産の日をチェックしておけば、2回目、3回目の大体の出産予定日が計算できることになります。

グッピーのメスは、生後3ヶ月ほど経つと出産ができるようになりますが、初めての出産では産む稚魚の数が少なく5~10匹程度になることが多いようです。
しかし、2回目、3回目と出産を繰り返していくうちに、産む稚魚の数も増えていき、出産もスムーズになります。
多いときには、一度に100匹近く産むこともあるそうです。

グッピーは適切な水温と健康状態が保たれていれば、季節を問わず1年中出産を繰り返します。
繁殖に成功すれば、どんどんグッピーの数は増えていきますので、大きな水槽を用意するなどして、グッピーの飼育を楽しみましょう。

グッピーの出産後のお腹をチェックして出産時期を見分ける

グッピーは出産が近づくと、特徴的な行動をしたり、見た目にも変化が見られたりすることがあります。
出産が近いことがわかれば、適切な時期にメスのグッピーを隔離することができるので、親魚のストレスも最小限に抑えることができ、安心して出産の日を迎えることができますね。

出産が近いグッピーの特徴

妊娠したグッピーの出産時期を見極める際の参考にしてください。

【見た目の特徴】

  • 丸かったお腹が、四角く角ばったようになる
  • 肛門が開く
  • ヒレを貼るようになり、呼吸が荒くなる
  • 水草に尾ひれをつける
  • お腹の辺りに、孵化した稚魚の目が黒く透けて見える

【行動の特徴】

  • 水槽の側面に鼻先をつけて、上下に繰り返し泳ぐ
  • 水面や水底でじっとして動かなくなる
  • 後ろ向きに泳ぐなど、変な泳ぎ方をする
  • 他の成魚から逃げたり、逆に追い払おうとしたりする
  • 尾びれを振って、稚魚を産みそうな仕草をする
これらの行動が見られたら、出産が近づいている証拠です。
産卵箱に移して隔離するなどして、出産にそなえましょう。

グッピーの出産後に気をつけること

1回目の出産を終えたグッピーは、2回目、3回目と出産を繰り返すことが多いですが、そのまま産卵箱に隔離しておく必要はありません。
適切な時期に、一度成魚と同じ水槽に戻し、再び出産が近づいたら産卵箱に隔離をする方法をとりましょう。

出産を終えたばかりのグッピーは体力を消耗し、弱っています。
そのため、出産後すぐに他のグッピーのいる水槽に戻してしまうと、追いかけられて弱ってしまうので危険です。

出産後2~3日は産卵箱で隔離したまま様子を観察し、元気になったのを確認してから元に戻すようにするとよいでしょう。

隠れ家となる水草を水槽内に入れておくことも良い方法です。
疲れた時には避難できるように、いつもよりも多めに水草を用意しておきましょう。

グッピーにたくさん稚魚を産ませたいときは

飼育環境が整っていれば、他の熱帯魚に比べて多くの出産を繰り返すグッピーですが、メスへの関わり方で稚魚の数を多少調整することができます。

グッピーの体の大きさと産卵数は比例するといわれているため、稚魚を沢山産ませたい時には、体の大きなメスを飼うのがおすすめです。

また、メスに与えるエサを多めにすることも、稚魚の数を増やすために大切です。
エサやりの回数を増やして、毎回、満腹になるようにすることで、メスに栄養を多く与え、卵の数を増やすというわけです。
逆に、多くの稚魚を望まない時には、エサやりの回数と量を少なくします。

沢山稚魚を産ませることができても、稚魚が成魚に捕食されてしまっては意味がありません。産卵箱で隔離をしたり、水草などを用意して、稚魚が安全に成長できるように見守っていくことも大切です。

コツさえつかめば、だんだんと出産や稚魚の飼育も慣れてきます。
産まれてくる新しい命を大切に、グッピーの繁殖を楽しみたいですね。