バッテリー充電はアイドリングでも可能だが走行した方がベスト

何らかの原因で車のバッテリーがあがってしまうことがありますが、バッテリーの充電はアイドリング状態でも問題なく充電できるの?という疑問。
出先でバッテリーがあがってしまった場合、よくバッテリー同士を接続し電気を分けてもらって充電するのですが、このままではまだ不十分です。
たとえアイドリングでも、ある程度充電できれば問題ないのでは?と感じますが、果たして真相は…。
バッテリー充電はアイドリングでも可能なのか、バッテリー充電のポイントなどと併せてぜひご覧ください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

車の割り込み事故による過失割合と事故を未然に防ぐ方法

車の割り込み事故は多く、車間距離がちょっとでもあると強引に割り込んできて接触してしまうということがあ...

厚生年金と国民年金の両方もらえる人とは?年金の受け取り方

厚生年金と国民年金の両方もらえるのはどのような人なのでしょうか?年金を支払っているときには気にならな...

【標本の作り方】夏休みに採ったカブトムシを思い出として残そう

子供と一緒に昆虫採集に出かけてゲットしたカブトムシ。大切な夏休みの思い出として標本にしておきたいです...

メガネとサングラスを兼用するいくつかの方法をご紹介

メガネをかけている方、サングラスはどうしていますか?サングラスをつける時はコンタクトを使用する?その...

高校の卒業証明書はいつもらえる?卒業証明書の入手方法

高校の卒業証明書はいつから発行してもらえるのでしょうか?また、発行してもらうまでの日数や請求の方法と...

車のガラスが簡単には割れないと言われる理由を詳しく解説します

車のガラスは簡単には割れないと言われていますが、中でもフロントガラスにはかなり強いガラスが使われてい...

テレビの購入で注意する事とは?テレビの選び方を紹介

テレビを購入するときにはどのようなことに注意したらいいのでしょうか?決して安い買い物ではないテレビ、...

水槽のソイルの掃除頻度や掃除タイミング!こまめな水換えが大切

水草水槽に欠かせない底床といえばソイルですが、とにかく掃除がしにくいのが難点でもあります。一見汚...

米の保存場所・冷蔵庫以外で保存するときのポイントと注意点

「お米を冷蔵庫で保存すると良い」と聞いたことがある人もいますよね。ですが、冷蔵庫の中にたくさん食材が...

包丁の研ぎ方は簡単!はじめてでもできる手順やポイントを紹介

包丁の研ぎ方が簡単にできるようになれば、いつでも切れ味の良い包丁を保つことができます。包丁を研いだこ...

落ち葉の掃除、砂利の上の場合のおすすめな道具と掃除のポイント

庭に木がある場合は、秋頃になると落ち葉が気になってきます。隣の敷地に飛んでいってしまわないうちに...

革靴のヒビ割れを自分で直す方法!履き慣れた靴の直し方

履き慣れたお気に入りの革靴は履く頻度も高くなり、履いているうちにヒビ割れが起こってしまう場合もありま...

ヘルメットの髪型対策に崩れるのを防ぐコツや元に戻す方法

ヘルメットを被った後の髪型対策にお困りな人は必見です。ヘルメットで髪型が崩れるのを防ぐには、...

本音と建前は逆?わかりにくい女性の本音を紹介します

女性の本音と建前ほど難しいものはありませんよね。どうして本音と建前が逆になってしまうことがあるのでし...

砂浜にいるカニの捕まえ方とは?この方法でカニを捕まえちゃおう

砂浜のカニの捕まえるのは難しい?砂浜にいるカニの捕まえ方のコツやポイントとは?道具がなくても...

スポンサーリンク

バッテリーの充電はアイドリング状態でも問題なく充電できるのか

ライトを点灯する時や車内灯をつける時はもちろんのこと、エアコンやオーディオ、携帯の充電を行う際にも必要となる車の「バッテリー」。
そんな重要な役割を果たしているバッテリーですが、バッテリーは電気の残量が少なくなると「バッテリー上がり」を起こしてしまいますよね。

バッテリーは上がってしまうと、「充電」または「交換」をする必要があります。

充電の方法には様々なものがありますが、基本的な知識として覚えておきたいのが「アイドリング状態」での充電はできないということ。

ただ、これには例外があります。
例外となるケースは「ブースターケーブルで他の車と繋げている場合」です。
バッテリーの充電方法のひとつで、他の車(救援車)のバッテリーと自分のバッテリーを専用のケーブルで繋げて充電する方法があります。
この方法で充電を行う場合には、車を停車させた状態で充電を行う必要がありますから、アイドリング状態でも充電をすることが可能となります。

もう一つは「電力の消費をなくした場合」です。
アイドリング状態で充電を行いたい場合には、エアコンやライト、オーディオなどの電気を消費するものを止めておく必要があります。
こうした電気を使うものを全て止めた状態でアイドリングしていれば、時間はかかりますが問題なく充電をすることができます。

アイドリング状態でもバッテリーの充電は可能だが、走行する方がもっと早く充電できる

このように状況によってはアイドリング状態でもバッテリーを充電することができますが、アイドリング状態での充電にはかなりの時間を要することになります。

バッテリーの充電スピードは基本的に「エンジンの回転数」によって異なります。

そのため、早く充電したいのであれば一定のスピードで車を走行させ、エンジンの回転数を上げる必要があるのです。

ただ、スピードを上げてエンジンをたくさん回転させれば、それだけ早くバッテリーを充電できるということではありません。
最も充電を早く行うことができるスピードは「5~60km」程度のスピードです。

バッテリーの充電をなるべく早く済ませたいのであれば、このスピードを一定に保ち1時間程度走行するようにして下さいね。

アイドリングの充電は緊急時のみ?他にもあるバッテリーの充電方法

バッテリーの充電方法には、アイドリング状態で充電する方法や走行して充電する方法以外にも、様々な方法があります。

1つは「ロードサービスを利用する方法」です。

車に乗っている方は自動車保険に加入している方が殆どだと思います。
自動車保険についているロードサービスの多くは、バッテリー上がりのトラブルにも対応しています。
そのため、万が一バッテリーが上がって動かなくなってしまったという場合には、ロードサービスを利用するのがオススメです。

ただ、保険の契約内容によっては、サービス内容(回数や場所等)に制限があったり、料金が発生する場合もありますので確認しておくようにしましょう。

2つめは「自分で充電する方法」です。

バッテリーの充電はカー用品店で購入できる道具を使うことで行うことができます。
ただ、この方法はあくまでも一時的な対処法となりますので、注意が必要です。

バッテリーがあがってしまう原因

バッテリーが上がってしまう原因はひとつではありません。

主な原因としては以下のようなものがあります。

  1. ライトや車内灯の消し忘れ
  2. 車に乗る頻度や時間によるもの
  3. 季節的なもの
  4. 経年劣化によるもの

バッテリーが上がってしまう原因で最も多いのが1つめに挙げた、ライトや車内灯の消し忘れです。
急いでいる時やボーっとしている時などに多く起こるのがこの消し忘れですが、ライトは特に車の中でも電気の消費量が多いため、消し忘れた場合にはほぼ確実にバッテリー上がりを起こしてしまいます。
ただ、基本的には単なる充電不足ですので、充電することで元通りになることが殆どです。

次に考えられるのは、車に乗る頻度や時間によるものです。
バッテリーは一定時間車を走行させることで、充電することができます。
そのため、職場までの距離が短かったり等で車に乗る時間が短い場合には、十分に充電されずにバッテリー上がりを起こしてしまう場合があります。
買い物等で車を使うという場合には、少し長めに車を走行させるように意識すると、バッテリー上がりを防ぐことができますよ。

また、季節的に冬になると性能が落ちる傾向があります。
特に古いバッテリーの場合にはバッテリー上がりを起こしやすくなりますので、注意が必要です。

最後に考えられる原因は、経年劣化によるものです。
バッテリーは「消耗品」であり、その寿命は「2~4年」と言われています。
そのため、長い期間使い続けることで劣化し、寿命を迎えればバッテリーは上がってしまうのです。

バッテリーを長持ちさせるには

バッテリーはその性質上から、一度バッテリー上がりを起こしてしまうと、劣化が早まると言われています。
そのため、バッテリーを長持ちさせるためには、バッテリー上がりを起こさないようにすることが重要なポイントとなります。

基本的には日頃から一定のスピードで一定時間以上車を走らせ、常にバッテリーの充電を満タンの状態にしておくようにしましょう。
また、バッテリーはエンジンを止めている間にも、自然と放電をする「自然放電」を行っています。
これを防ぐためには、バッテリーの「マイナス端子」を外しておくのがオススメです。

バッテリーは、車の乗り方によっては寿命を大きく縮めることになり、バッテリー上がりを頻繁に起こすことにも繋がります。
またバッテリーの交換費用は決して安い金額ではありません。
日頃からできることを行い、バッテリーを長持ちさせるように心がけていきましょう。