突然停電が起こった場合、まず原因として考えられるのはブレーカーですが、調べてみても落ちていない場合は何が原因なのかまずは調べてみることが大切です。
まずは自分の家だけなのか、それとも近所の家も停電しているのか周りを見てみましょう。
今回はブレーカー以外に停電が起こる原因とその対処法について説明します。ブレーカー以外に停電が起こるのは、漏電などが原因として考えられます。
また、もし近所の家も停電しているようであれば自然災害が原因の可能性もあります。その場合は電力会社のホームページなどで確認するようにしましょう。
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ブレーカー以外に停電が起こる原因について
突然の停電って本当に困りますよね。
特に小さなお子様のいるご家庭だと、真っ暗な環境に不安を感じてしまうお子様もいるのではないでしょうか。
停電が起こる原因には様々なものがあります。
地震や台風などの自然災害が原因の場合。
一度に大量の電気を使用してしまいブレーカーが落ちることが原因の場合。
どの場合にしても停電が起きた場合には、まずはブレーカーを確認しますよね。
場合によってはブレーカーが落ちていないのに停電が起きる場合もあり、ブレーカー以外に停電が起こる原因には「漏電」が考えられます。
主となるブレーカーの横にある漏電ブレーカー(赤や黄色のスイッチ)が落ちていないか確認しましょう。
一方で、電気工事が原因になる場合も考えられ、電気工事が原因の場合にはブレーカーは落ちないで停電が起こります。
電気工事のお知らせ等のチラシは届いていませんでしょうか。
通常であればお知らせが届いているはずですので、今一度郵便物を確認してみて下さい。
また「配電盤のトラブル」もブレーカー以外の停電が起こる原因のひとつとなります。
ブレーカーが落ちていないのに「一部だけ」停電が起きているという場合には、配電盤の故障を疑ってみると良いかもしれません。
停電の原因が漏電だった場合の対処法
停電の原因が漏電だった場合には様々なトラブルを引き起こさないためにも、早急な対処が必要となります。
まずは漏電している箇所を特定しましょう。
まず初めにブレーカーは一般的に3つのブレーカーによって形成されています。
- アンペアブレーカー(一番左についているメインのブレーカー)
- 漏電ブレーカー(メインブレーカーの隣にあるブレーカー)
- 安全ブレーカー(複数の小さなブレーカー)
漏電している箇所を特定する際には、この3つのブレーカーを適切な順番で動かす必要があります。
実際に漏電箇所の特定する手順をご紹介します。
- アンペアブレーカーの電源を入れます。
この時漏電ブレーカーと安全ブレーカーの電源は全て切っておきます。 - 次に漏電ブレーカーの電源を入れます。
- 最後に安全ブレーカーの電源を「1個ずつ」入れていきます。
安全ブレーカーを1個ずつ入れていくと、どこかのタイミングで漏電ブレーカーが落ちるはずですので、そのタイミングで漏電箇所が特定できます。
漏電箇所の特定ができたら漏電箇所の安全ブレーカーの電源を落としておきます。
また、この時漏電ブレーカーの電源は入ったままでも問題ありません。
漏電箇所の安全ブレーカーの電源だけ落としてあることを確認して、速やかに修理業者に来てもらうようにしましょう。
ブレーカー以外に雷が原因で停電が起こることもあります
最近では設備の強化等によって雷で停電することは殆どなくなりましたが、場合によっては雷が停電の原因となる可能性もあります。
雷によって停電が起きた場合、まずは停電の状態を確認しましょう。
もしも、自分の家の停電とあわせて近隣の住宅も停電している場合は、雷による「停電」である可能性が高いです。
雷による停電であることの確認後は、停電解消時の火災を防ぐためにコンセントを全て抜きましょう。
コンセントが繋がっているとそこから発火し火災に繋がる事故も少なくありません。
停電を確認した場合には必ずコンセントを全て抜くことが大切です。
自分の家だけではなく、付近の住宅が停電している場合の原因
自分の家だけでなく付近の住宅も停電する原因の殆どは台風や地震による「自然災害」です。
また大きな地震等の際には信号機や近隣のお店も停電していることが多いです。
このような場合には、まず電力会社の停電情報(復旧の目処や停電の有無等)を確認しましょう。
停電情報はホームページに記載されるケースが多いですが、何の情報も掲載されない場合には電話で確認することも大切です。
ただ停電時は固定電話の利用が基本的にできなくなってしまいます。
基本的にはスマートフォンを使って確認することになりますので注意が必要です。
ブレーカー以外の原因で停電になった時に注意することについて
停電が起きると当然ながら電気は使用できなくなります。
電話の利用(携帯電話は除く)はもちろんのこと、エアコンや暖房器具の使用もできなくなりますので、季節によっては環境により配慮しなければいけません。
特に注意しなければいけないのは「熱中症」。
熱中症は度々ニュースでも取り上げられているほど命に関わる重大な症状です。
夏場に停電が起こってしまった場合には、窓を開けるなどして風通りを良くし、こまめな水分補給が非常に重要となります。
先述したように停電時はエアコン等の使用もできませんから、十分に注意する必要があります。
また、自然災害が原因で停電になった場合には水道やガスの供給も止まる場合もあり、日頃から必要なものを揃えておくことが大切となります。
万が一の時、備えがあれば慌てることもありませんので、いま一度「備え」を確認してみてはいかがでしょうか。