子供と一緒にスケボーを楽しみたい!まずは子供に乗り方を教えなければなりません。
どちらの足を前に置くか見極めることも必要ですし、乗り方と同じように安全に止まる方法を教えることも必要です。
まずは乗ってどちらの利き足がしっくりくるかを判断し、乗って滑る感覚を体に身に付けさせるといいでしょう。
子供も慣れてくると1人でどんどん滑ろうとしますし、ヘルメットやプロテクターを外したくなるかもしれません。
安全を最優先に、怪我をしないよう十分注意しましょう。
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スケボーの乗り方、子供の利き足の見極め方
スケートボードは、2020年の東京オリンピックで初めて正式種目として認められた競技です。
今までスケボーはスポーツというより、そのファッションやスタイルの方に注目されがちで若者の趣味や娯楽というイメージもありましたが、オリンピックの競技になったことで特に注目され始めているスポーツです。
テレビなどでスケートボードを見たり、誰かがスケートボードでカッコよく滑っているのを見て、スケボーをやってみたいと言う子もいるのではないでしょうか。
利き足を後ろに乗せるのがスケボーのスタイル
スケボーは一枚の板の上に横向きで乗り、バランスを取りながら滑る競技です。
初めて子供がスケボーに乗る時には、まず子供の利き足を見極めなければいけません。
左足を前、右足を後ろで乗るスタイルを”レギュラースタンス”と呼び、スケボーではこのスタンスが一般的です。
スケボーでは、利き足を前にして乗ると思いがちですが、実は後ろ足でボードの後方(テール)を緻密にコントロールするため、利き足(右足の人が多い)が後ろのスタイルが乗りやすいのです。
反対に、右足が前にくる乗り方を”グーフィースタンス”と言います。
子供に「利き足はどっち?」と聞いても、うまく答えられなかったり、意味がわからないということもあるので、利き足は親が見極めてあげると良いでしょう。
利き足の見極め方
「前に倒れ込んだ時、とっさに出る方の足」や「サッカーでボールをよく蹴る方の足」などがあります。
利き足が分かれば、スタンスを決めることが出来ます。
スケボーの乗り方を子供に教えるには?まずはスケボーに乗って滑る感覚を覚えさせよう
スケボーが上手い人を見ていると、滑り出す時に後ろ足で地面を蹴って勢いを付けていますよね。
スケボーの基本的動作”プッシュ”を覚える
いきなりボードに両足を乗せても、スピードがないとスケボーは地面を滑りません。
この地面を蹴って滑り出すことをスケボーの専門用語で”プッシュ”と言います。
スケボーに乗ることが出来ても、このプッシュが出来ないとスケボーは上達しないので、まずはプッシュから覚えるようにしましょう。
前の足をボードの前の方(ボードの前=ノーズ)に乗せます。
後ろの足で地面を蹴った反動でスピードをつけ、ボードに乗るまでの動作をプッシュと言います。
プッシュはスケボーの中でもっとも基本的な動作
サッカーやバスケットボールで言えば、ドリブルに当たる基本中の基本です。
プッシュを練習して、スケボーに”乗る”という感覚を体に覚えさせることがスケボー上達のコツです。
子供にはスケボーの乗り方と一緒に安全に止まる方法も教えよう
スケボーは体をコントロールすることによってスピードも調整することができますが、傾斜のある坂道を進む時には重力も加わるので、スピードも自然とアップします。
スケボーの乗り方を覚えることは大切ですが、同時にスケボーの止まり方も練習しておかないと、スピードが付きすぎて止まれず怪我をしてしまうこともあります。
スケボーで急ブレーキは危険!徐々にスピードを緩めて止まる
スケボーを止めるためには、基本的には後ろ足を地面に置くことでスピードを止めることができます。
ただ、この方法はゆるやかなスピードに限っての話です。
自転車や自動車もそうですが、スピードが出ている状態から急ブレーキをかけるのは危険ですよね。
この場合スピードを徐々に抑えて、減速するということがポイントになります。
スケボーに乗りながら、減速するには、前足を進行方向にまっすぐに向け、後ろ足に徐々に重心をかけることで、スピードが緩まります。
子供が乗るスケボーはサイズが重要!乗り方にも影響する
スケボーは、体のバランスが重要なスポーツです。
体のバランスを最大限に活かすためには、体の大きさに合ったボードを使うことも非常に大切です。
乗り方のコツ、ボードの横幅(太さ)がコントロールを決める
身長が130cmの子供のボードを、デザイン重視で大人用の太いボードにしてしまった場合、ボードの上で体が安定せず、コントロールも難しくなってしまいます。
ボードは身長に合わせてボードの太さを選ぶようにしましょう。
スケボーのボードはスノーボードとは違い、長さよりも横幅(太さ)が大切です。
足を横向きに置いた時、足の幅に合った太さのボードが一番バランスを取りやすいからです。
子供用のボードは、太さが7.2インチ~7.4インチが一般的で、18~19センチの幅になっています。
実際に足に合わせて、コントロールしやすい太さのボードを選ぶと良いでしょう。
子供がスケボーをする時はケガ防止を最優先に!
スケボーは車両にはあたらないものの、スピードが出る遊具なので、道路交通法で交通量の多い道路での使用が制限されています。
でも人がいないからと言って公道でスケボーをしていても、急に飛び出してきた歩行者にぶつかって怪我をさせることも考えられるので、道路での使用には注意が必要です。
スケボーは安全な場所を探して楽しもう
人にぶつからなくても、スケボーはスピードが出るものなので、バランスを崩して転倒する可能性が他のスポーツよりも高いのは歴然です。
当たりどころが悪ければ、深い傷を負ってしまうリスクも考え、プロテクターやヘルメットで体を守ることはもちろん、遊ぶ場所も出来るだけスケボー専用の場所を探して行うようにしましょう。