万年筆をずっと長く使い続けるためには、正しい保管が絶対条件。
特に万年筆を置く時のペン先の向きは大切で、正しい向きにしないとインク漏れやインクが出ないといったトラブルを起こしてしまいます。
万年筆を保管する時はペン先をどの向きにすればいいのでしょうか。インクが出ない時の対処法も合わせてご覧ください。
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万年筆を保管する時はペン先をどの向きにすればいいの?
万年筆を長く使い続けるために、保管をする時の向きに気をつけましょう。
万年筆のペン先の向き
万年筆を保存したり、置いたり、持ち歩く時に下向きにしてしまった場合、ちょっとした揺れや衝撃で、インクが漏れてしまうものがあります。
必ずペンの先の方を上に向けるか横向きになるようにしましょう。
持ち歩く時は特に衝撃がかかりやすいので、横か上に向ける事が大切です。
万年筆を使用する時に、ペンの先が下向きになるのでインクが降りてきます。
インクが漏れないような造りになっているものが増えていますが、漏れやすいものが今でも多くありますので気をつけましょう。
机の上など、特に揺れたり衝撃が心配要らないようなところなら、横向きにしておく事をお勧めします。
3日以上万年筆を使用しないでペンの先を上に向けていると、書き出しが擦れたりする事もあるそうです。
万年筆を保管する際にペン先の向きを上にするとインクが出ないのはなぜ?
万年筆を使用しないでそのまま立てて置いていたら、書き出しが擦れたりインクが出ないという事が起きる事があります。
万年筆のインクが出なくなったら
- キャップなどをゆるめる
どこかが壊れているとかでなければ、キャップや、後ろのインク止部をゆるめる事によって、インクが流れて行き渡るようです。
しばらく経つと万年筆が書き出せなくなる主な原因
- レバーフィラーのもの
- コンバーターのもの
- ペンの芯や、インキの流通部分などの設計上
横に保管していれば1番いいのですが、立てて保管するならペンの先を上にして、2日以内には使用するようにしてみましょう。
今は様々な向きでも保管が大丈夫なものが多くなってきていますが気をつけましょう。
保管の向き以外で万年筆を使っていく上で注意したいことは?
万年筆を使用するにあたって、保管の向きも大切ですが、注意がいくつかあります。
- 衝撃に気をつける
落としてしまったりして衝撃を与えてしまえば、すぐにペンの先が曲がります。
書いている時にはしっかりとキャップを反対側につけて、使用していない時や、ちょっと置く時はキャップをちゃんとつけてペントレーなどに置くなどして、転がって落としてしまうことを防ぎましょう。 - ペン先を押し付けない
力を入れて書いたり、紙に押し付けたりしてしまうと、ペンの先が広がってしまいます。広すぎても狭すぎてもよくないので気をつけましょう。 - 振らない
久しぶりに使用しようとした時に出なくても、振らないようにしましょう。飛び散ってしまう原因になってしまいます。 - キャップは閉める
キャップをしないでいれば、インクが出なくなってしまう事があります。カチッと閉めるタイプのキャップは特に乾きやすいので注意が必要です。
万年筆は保管場所にも注意!万年筆を長く使い続けるコツは
万年筆は保管方法や使用方法によって、長く使用できるか変わってきます。
●インクが出ない場合
- ペンの先の方を、ぬるま湯か水につける
- インクが出てきたら柔らかい布などで軽く水分を吸い取る
●置きっぱなしにしない
- 2日に1度は使用する(長くても3日以内)
●キャップをする
- 万年筆を使用していない時はキャップをする
●直射日光に気をつける
- 直射日光などで乾燥してしまわないようにする
●ペン先を下にしない
- 保管は万年筆を横にするか、ペン先を上にする
●力を入れて書かない
- ペン先が押し付けるようにする
●衝撃に気をつける
- 落としたり叩いたりしない
●分解しない
- 自分で分解してしない
●人に貸さない
- 使用感が変わるから長期の間貸さない
万年筆の保管状態が悪くインクが出ない時の対処法は?
カートリッジインクのものだと、新しいものを使用しても全然書けない事があります。
●カートリッジインクの万年筆が書けない原因
- ペンの先までインクが降りてくるのに時間がかかるため
●新しいものをセットしてばかりの場合
- カートリッジインクのインクが降りてくるのを待つ
最初インクが降りてくるまでは時間がかかってしまいますので気長に待ちましょう。振ってしまうとインクが飛び散ってしまいますので気をつけます。
●書けなくなる予防方法
- インクをいれっぱなしにしない
- キャップはマメにしっかりとつける
- 放置しない
●ティッシュにペン先を軽くつけてもインクが付かない場合
- 水で洗浄する
乾燥してしまえば固まってしまいインクも出なくなりますので、固まらないように注意しましょう。
万が一固まってしまったら、水で洗って溶かしましょう。